SEO込みのホームページ制作とは?成果が出る制作範囲・進め方・注意点を解説

SEO込みのホームページ制作で成果を出すには、制作前の要件定義から構造設計、原稿、実装、公開前チェックまでを一貫して設計することが重要です。
こちらの記事では、制作工程でやるべきSEO項目をチェックリスト形式で解説します。
制作前に決めるSEO要件
制作時SEOで最重要なのは、デザインでもテクニックでもなく、要件の固定です。ここが曖昧なまま進むと、公開後に「狙う相手が違った」「問い合わせが来ない」「結局どのページを強化するのか分からない」という状態になりがちです。
まず決めたいのは、次の3点です。
①目的(CV)
問い合わせ、見積依頼、資料DL、採用応募など、ゴールを1〜2個に絞ります。ゴールが増えるほど導線が散り、SEOの評価もCVR(成約率)も落ちやすくなります。
②ターゲット(誰の、どんな悩み)
「大阪の中小企業」「BtoBの製造業」「地域のクリニック」など、業種・地域・検討段階(比較中/今すぐ/情報収集中)を言語化します。検索意図はここでほぼ決まります。
③キーワード設計(ページに割り当てる)
ここが「制作時SEO」の肝です。キーワードは「選ぶ」だけでなく、どのページで受け止めるかまで決めます。
例としては、サービスページに主KW、周辺ページにサブKWを割り振る形です。
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サービスページ:主KW(例:ホームページ制作+地域)
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料金・プラン:費用系KW
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事例:実績・成果系KW
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FAQ:不安解消KW
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コラム:比較・ノウハウ系KW(今回の記事)
この割り当てができると、「何の記事を書けばいいか」「どのページに内部リンクを集めるべきか」が自然に決まります。
制作前の整理から一緒に進めたい場合は、ホームページ制作サービスをご覧ください。
サイト構造・URL設計で差がつく
SEOで伸びるサイトは、例外なく「迷わない構造」になっています。検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても、どこに何があるかが分かる設計が重要です。
最小構成(これだけは用意したい)
制作段階で、最低限この骨格は作るのがおすすめです。
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OP(ブランド・全体像)
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サービス(ホームページ制作/SEO対策支援 など)
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実績・事例(信頼の根拠)
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料金・プラン(判断材料)
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FAQ(不安解消)
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コラム(集客の入口)
特にBtoBでは、サービス説明だけで決まることは少なく、事例・料金目安・FAQが「問い合わせの最後のひと押し」になります。ここが薄いと、流入が増えてもCVが伸びません。
URL設計は後から直すほど損
URLは短く、意味が通る形に揃えます。制作時に決めておけば運用が楽です。
また、できるなら日本語URLより英数字を推奨します(共有や解析、管理が安定します)。
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例:/service/web/、/service/seo/、/works/、/columns/◯◯/ など
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ルール:カテゴリの階層感を統一する(後から増えても崩れない)
内部リンク設計は「重要ページへ集約」が基本
内部リンクで大事なのは、数よりも「流れ」です。コラムは入口、サービスページはゴール。
この関係が明確だと、コラムが増えるほどサービスページの評価が積み上がります。
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コラム → 関連するサービスへ1本(自然な文脈で)
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コラム → 関連コラムへ1本(回遊・滞在の補助)
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事例 → サービスへ(検討を後押し)
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FAQ → サービスへ(不安解消の次アクション)
「全部のページから同じ文言で同じリンク」を貼るより、関連の深いページから自然な導線でつなぐ方が強いです。
ページ設計・原稿段階でやるSEO
制作時SEOは、原稿設計で8割が決まります。なぜなら、検索エンジンは「何が書かれているか」を理解して評価するため、設計の時点で「検索意図に合うページ」を作れるかが勝負になるからです。
タイトル・見出しは「検索意図の順番」に合わせる
タイトル(title)は、狙うKWを入れつつ、読み手の判断材料になる言葉を足します。
見出し(H2/H3)は、読者が知りたい順に並べます。今回なら「要件→構造→原稿→実装→公開前」と工程順に並ぶため、理解もしやすくSEO的にも無駄が少ないです。
サービスページに必要な原稿要素(制作時に揃える)
サービスページは、単なる説明ではなく「比較検討の判断材料」が必要です。
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提供範囲(どこまでやるか)
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対象(どんな会社に向くか/向かないか)
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進め方(工程・体制・必要な準備物)
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料金の考え方(目安・変動要因)
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実績・事例(できれば数値・期間も)
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FAQ(不安を先回りして解消)
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CTA(相談導線:迷わせない)
ここが揃うと、SEOで上位を取れた後に「流入はあるのに問い合わせが少ない」を防げます。
サービスの進め方や提供範囲を確認したい場合は、こちらのホームページ制作のサービスページをご覧ください。
実装段階でやるSEO

原稿が良くても、実装でつまずくとSEOは伸びません。制作時SEOとして最低限押さえたいのは、表示・理解・計測の3点です。
画面への表示の観点
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モバイルで崩れない(文字サイズ、余白、タップ領域)
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画像の最適化(重すぎない、WebP等の利用)
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不要なJS/CSSを増やしすぎない(速度低下を防ぐ)
クローラーへの理解の観点
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title/descriptionの適切な設定
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パンくずや構造化データ(必要箇所に)
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canonicalや重複ページの制御
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noindexの使い分け(作業中ページの取り扱い)
データ計測の観点
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GA4設置
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サーチコンソール設定
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問い合わせ計測(フォーム完了、電話タップ等)
制作時に計測を仕込んでおけば、公開後の改善が「感覚」ではなく「数字」で回せます。
既存サイトの改善やテクニカルSEOから着手したい場合は、弊社のSEO対策支援ページをご覧ください。
公開前の注意点

制作が終わっても、公開直前でつまずくケースは少なくありません。SEOの観点でよくある落とし穴は、次のような設定ミスです。
noindex・クロール制御の取り残し
テスト環境で noindex を付けたまま本番公開してしまうと、検索に出てこない状態になります。制作会社・発注側の双方で、公開時の設定を必ず確認する運用にしておくと安全です。
リニューアル時のURL変更とリダイレクト不足
旧サイトから新サイトに切り替える際、URLが変わるなら基本はリダイレクトが必要です。
ここが抜けると、積み上げた評価が引き継がれず、流入が落ちる原因になります。
重複ページの発生
同じ内容のページが複数URLで存在すると、評価が分散します。WordPressの設定やタグ・カテゴリの作り方次第で起きやすいので、公開前に「増え方」を把握しておくと安心です。
計測の未設定
GA4やサーチコンソールが未設定だと、公開後に「何が起きているか」が見えません。SEO込み制作なら、公開前に最低限ここまで整えておくのが現実的です。
公開前まで含めて一貫して任せたい場合は、弊社のホームページ制作サービスをご覧ください。
まとめ
SEOを前提にしたホームページ制作は、「SEO記事を増やす」以前に、制作工程でSEO要件を固定し、構造と原稿と実装を揃えることが本質です。
制作時にここまで整っていれば、公開後は「改善で伸ばすフェーズ」にすぐ入れます。逆に、土台が曖昧なままだと、運用でどれだけ頑張っても伸びにくくなります。
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制作前:目的・ターゲット・キーワードの割り当て
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設計:サイト構造とURLルール、内部リンクの集約設計
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原稿:比較検討に必要な材料(事例・料金・FAQ・CTA)
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実装:表示・理解・計測の土台
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公開前:noindex、リダイレクト、重複、計測の確認
制作とSEOを一体で進めたい方は、まず現状と目的の整理から進めるのがおすすめです。
ご不明な点等ございましたら、弊社のホームページをご覧いただき、必要に応じてお問い合わせください。




