ブランディングサイトとは?ブランドサイト制作の構成・費用・作り方
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最終更新日:2026年10月10日

「自社の強みがホームページから伝わらない」「競合との違いを表現したい」「企業イメージを刷新したい」。このような課題に対して、企業や商品・サービスの価値を伝えるために設計するのがブランディングサイトです。
ブランドサイトとも呼ばれ、見た目の美しさだけでなく、誰に、どのような価値を、何を根拠に伝えるかを整理し、サイト構成・文章・写真・デザインへ一貫して反映します。
まずは、制作を検討する際の要点を確認しましょう。
| 検討項目 | 最初に押さえたいこと |
| 目的 | 企業や商品・サービスの強みを伝え、相談・購入・採用応募などの判断を支える |
| 構成 | 提供価値、ブランドストーリー、商品・サービス、信頼の根拠、次の行動を一つの流れにする |
| 費用 | 小規模なブランドサイトは100万円〜150万円程度を予算検討の一例とし、設計・原稿・撮影・機能の範囲で調整する |
| 期間 | 企画から公開まで3〜6ヶ月程度を計画の目安にする |
| 進め方 | 目的設定 → ターゲット整理 → コンセプト → 構成設計 → 制作 → 公開後の改善 |
費用と期間は、制作範囲を検討するための目安です。ページ数、ブランド設計の深さ、取材・撮影、CMSなどの条件で変動します。
この記事では、ブランディングサイトとコーポレートサイトの違い、必要なコンテンツ、業種別のページ構成例、制作費用、作り方、SEOとの両立、制作会社の選び方を解説します。
ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?
ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。


ブランドサイトの制作前に決める企画票|世界観を判断材料へ変える
ブランドの世界観は、写真や配色だけで決まりません。どの読者に何を理解してもらい、商品・サービス・採用などのどの行動へ進んでもらうかを先に決めます。以下は企画会議で使う説明用の記入例です。
| 企画項目 | 記入する内容 | 確認する点 |
| 読者 | 顧客・取引先・求職者など主な対象 | 全員へ同じ訴求をしていないか |
| ブランドの約束 | 提供する価値と、その裏付け | 抽象的な理念だけになっていないか |
| 必要な証拠 | 製造工程・開発背景・確認できる実績 | 写真と文章の利用許可があるか |
| 次の行動 | 商品確認・相談・採用情報への移動 | 世界観を壊さず行動先が見つかるか |
ブランドサイトとコーポレートサイトを別々に作るべきか
顧客と求職者で伝える内容が大きく異なる場合は、独立サイトが選択肢になります。ただし、原稿・写真・更新担当が不足しているなら、コーポレートサイト内の特設ページから始める方法もあります。同じ説明を複数サイトへ重複掲載するより、会社の基本情報は総合サイト、ブランドの価値と体験は専用ページへ役割を分けます。制作費はサイト数だけでなく、撮影・取材・デザイン・CMS・更新の範囲で比較してください。
公開後は滞在時間だけでなく、理解と行動への経路を見る
動画の再生や長い閲覧時間だけでは、ブランドが理解されたとは判断できません。ブランド紹介から商品・サービスページへ移動したか、相談や資料請求へ進んだかを確認します。見た目の評価だけにせず、営業担当が説明に使える情報か、掲載内容を継続更新できるかも点検してください。FNJでは企画・Web制作とグラフィックの整合、公開後の改善まで相談できるため、ロゴ・写真・文章を含めて整理する段階からご相談いただけます。
ブランディングサイトとは?ブランドサイトとの違い
ブランディングサイトとは、企業や商品・サービスの価値観、強み、世界観を伝えることを主目的としたWebサイトです。
会社概要や商品情報を掲載するだけではなく、「なぜこの事業に取り組んでいるのか」「顧客へどのような価値を提供できるのか」「他の選択肢と何が違うのか」を、文章とビジュアルの両方で伝えます。
ブランディングサイトとブランドサイトは実務上ほぼ同義
「ブランディングサイト」と「ブランドサイト」は、実務上ほぼ同じ意味で使われています。企業全体を扱う場合も、商品・サービス単位で制作する場合もあり、呼称だけでは制作範囲を判断できません。
制作を依頼する際は、名称を厳密に分けることより、企業全体の認知や信頼を高めたいのか、特定の商品・サービスを訴求したいのかを共有することが重要です。
ブランディングサイトとコーポレートサイトの違い
コーポレートサイトは企業の公式情報をまとめる役割を持ち、ブランディングサイトはブランドの理解や選ばれる理由を伝えることに重点を置きます。ただし、両者の目的は重なります。
| 比較項目 | ブランディングサイト | コーポレートサイト |
| 重視する役割 | ブランドの価値・強み・世界観を伝える | 会社・事業・サービスの公式情報を提供する |
| 主な内容 | コンセプト、ストーリー、独自の強み、その根拠 | 会社概要、事業内容、実績、お知らせ、採用情報 |
| デザインの考え方 | ブランドらしさと情報の理解しやすさを両立する | 幅広い利用者が必要な情報へ到達できるよう整理する |
| 成果の確認 | 指名検索での露出、コンテンツ閲覧、相談・購入・応募など | サービス閲覧、問い合わせ、資料請求、採用応募など |
コーポレートサイトでもブランドの形成は可能です。必ず別サイトを新設するのではなく、既存サイトのトップページ、サービス、実績、採用情報を同じコンセプトで整える方法も検討しましょう。
ブランディングサイトが必要な企業とは
ブランディングサイトの制作を検討する価値があるのは、次のような課題がある企業です。
- 価格や機能以外の「選ばれる理由」を伝えたい
- 営業担当者が説明しないと自社の強みが伝わらない
- 現在の事業内容とWebサイトの印象にずれがある
- 新しい市場や顧客層へ商品・サービスを届けたい
- 採用候補者に理念・文化・働く環境を具体的に伝えたい
一方、商品情報の不足や問い合わせフォームの使いにくさが主な課題であれば、まず該当ページを改善する方が適している場合もあります。見た目を変えることと、事業課題を解決することを分けて考えます。
専用サイトを作るか、既存サイトをリニューアルするか
企業全体の強みを伝え直したい場合は、コーポレートサイトのリニューアルを軸に検討します。特定ブランドだけターゲットや世界観が大きく異なる場合は、専用サイトを設ける選択肢があります。
別サイトにすると更新・保守・計測の管理対象も増えます。誰に何を伝えるかに加えて、公開後に誰が運営できるかまで確認して判断しましょう。
ブランドサイトに必要な構成・コンテンツ
ブランドサイトの構成は、価値を知る → 特徴を理解する → 根拠を確認する → 次の行動を選ぶという流れを基本に考えると整理しやすくなります。
| 構成要素 | 掲載する内容 | 訪問者の疑問 |
| ファーストビュー | 誰に何を提供するブランドか、代表的な写真やメッセージ | 自分に関係があるサイトか |
| ブランドコンセプト | 大切にする考え方、提供価値、実現したいこと | どのようなブランドなのか |
| ブランドストーリー | 創業・開発の背景、課題意識、事業への姿勢 | なぜこの事業や商品を提供しているのか |
| 強み・提供価値 | 得意領域、対応範囲、独自の工夫 | 他の選択肢と何が違うのか |
| 商品・サービス | 内容、仕様、用途、利用条件、料金の考え方 | 自分の課題を解決できるか |
| 実績・信頼材料 | 公開可能な事例、取り組み、品質を支える体制 | 説明を裏付ける根拠はあるか |
| 社員・顧客の声 | 関係者の言葉、仕事への姿勢、利用時の感想 | どのような人が関わっているか |
| 行動への導線 | サービス詳細、資料請求、相談、購入、採用応募 | 興味を持ったら次に何をすればよいか |
すべてを独立したページにする必要はありません。トップページには各要素の要点を置き、詳しく検討したい情報を下層ページへ分けます。事例やインタビューは、実際に確認できる情報と掲載許可のある内容だけを使用します。
ファーストビューだけを作り込んでもブランドサイトにはならない
大きな写真や動画で印象を残しても、サービスや実績のページに裏付けがなければ、企業の強みは十分に伝わりません。
例えば「品質へのこだわり」を伝えるなら、製品の紹介だけでなく、品質を支える工程・検査・担当者の考え方までつなげます。ブランドメッセージと実際の事業内容に一貫性を持たせることが重要です。
構成例①:BtoBサービス企業は「提供価値→根拠→相談」で設計する
以下は制作実績の紹介ではなく、サイト構成を検討するための設計例です。
トップページ内の掲載順:
提供価値 → 対象となる顧客・課題 → サービス概要 → 選ばれる理由 → 公開可能な導入事例 → 支援体制 → 相談の流れ
下層ページは「サービス詳細」「事例」「会社・チーム」「問い合わせ」を中心に組み立てます。ブランドストーリーを読んだ後でも、対応範囲や進め方へ移動できるようにし、理念の紹介だけで終わらせません。
構成例②:製造業は「技術への姿勢→実際の工程→相談条件」で設計する
トップページ内の掲載順:
ものづくりへの姿勢 → 得意な技術・用途 → 製品や加工の紹介 → 品質を支える工程・設備 → 公開可能な事例 → 相談できる内容
下層ページは「技術・製品」「設備・品質管理」「事例」「会社情報」「技術相談」などに分けます。「高品質」という言葉だけでなく、それを支える工程や確認体制を示す構成です。顧客名や図面などは、公開可能な範囲を社内で確認してから掲載します。
構成例③:商品・サービスブランドは「世界観→利用価値→購入・相談」で設計する
トップページ内の掲載順:
ブランドの世界観 → 商品が生まれた背景 → 利用シーン → 特徴・仕様 → ラインアップ → 購入方法・相談窓口
下層ページは「ブランドについて」「商品詳細」「使い方」「購入・取り扱い情報」「問い合わせ」などで構成します。写真で魅力を伝えながら、サイズ・素材・利用条件など、購入や導入の判断に必要な情報も確認できるようにします。
いずれの構成例も、ブランドの主張と、その主張を裏付ける情報を近くに置くことがポイントです。ページ数を先に決めるのではなく、必要な情報と訪問者の判断順序から構成を決めましょう。
既存サイトをリニューアルする場合は、上の構成例を参考に、残す情報・追加する情報・制作会社へ相談したいことを整理しておくと打ち合わせを進めやすくなります。発注前の要件整理には、無料の「ホームページリニューアル要件整理シート」もご活用ください。
リニューアルの目的や現サイトの課題、新サイトに必要な内容を整理できる実務用シートにまとめました。
- リニューアルの目的
- 必要な機能・CMS
- 現在のサイトの課題
- 予算・スケジュール
- 必要なページ・コンテンツ
- 制作会社へ伝える要件
フォーム入力後、メールでダウンロードURLをご案内します(PDF資料・無料)
ブランディングサイト制作の費用相場
ブランディングサイトの制作費用は、ページ数だけでなく、ブランドコンセプトの整理、原稿、撮影、動画、更新機能などの範囲で変わります。
以下は、制作範囲に応じた予算検討の目安です。市場全体の平均価格や、ファーストネットジャパンの固定料金プランを示すものではありません。
| 制作規模の例 | 予算の目安 | 検討する内容 |
| 小規模 | 100万円〜150万円程度 | 10ページ前後、ブランドの方向性整理、オリジナルデザイン、基本的な更新機能 |
| 中規模 | 150万円〜300万円程度 | 複数の商品・サービス、事例ページ、取材・撮影などを含む構成 |
| 大規模 | 300万円〜500万円以上 | 多数のページ、複数部門への取材、動画、複雑なCMSやシステム連携 |
ファーストネットジャパンのコーポレートサイト制作は80万円〜が目安です。ブランド設計やオリジナルコンテンツの制作まで依頼する場合は、その範囲に応じて個別にお見積もりします。
ブランディングサイト制作費の主な内訳
| 費用項目 | 確認する作業範囲 |
| 企画・戦略設計 | 目的、ターゲット、強み、コンセプトの整理 |
| 情報設計 | サイトマップ、ページ構成、導線、ワイヤーフレーム |
| デザイン | トップ・下層ページ、スマートフォン表示、必要なビジュアル |
| コンテンツ制作 | コピー、原稿、取材、写真撮影、動画など |
| 実装・CMS構築 | 画面の実装、お知らせ・事例などの更新機能、フォーム |
| テスト・公開 | 表示・動作確認、解析設定、既存ページの移行、本番公開 |
「ブランド設計込み」という見積もりでも、既存の理念を整理するだけなのか、取材や調査からコンセプトを作るのかで作業量は異なります。ロゴの刷新、ネーミング、撮影、原稿制作が含まれるかも分けて確認します。
制作費だけでなく、公開後の年間コストも確認する
サーバー・ドメイン、CMSの保守、コンテンツ更新、アクセス解析、改善作業などは、初期制作費とは別に検討します。月額費用だけでなく、更新回数や作業範囲、追加費用が発生する条件まで確認しましょう。
予算を抑える場合は、ブランドの判断軸まで省くのではなく、既存素材を活用する、重要ページを先行公開するなど、制作範囲の優先順位を調整します。
ブランディングサイトの制作期間は3〜6ヶ月が目安

ブランドコンセプトの整理から制作する場合は、企画開始から公開まで3〜6ヶ月程度を計画の目安にします。既存の方針や素材を活用できるか、社内の確認体制を整えられるかによって期間は変わります。
| 工程 | 期間の目安 | 主な確認事項 |
| ヒアリング・戦略設計 | 3〜4週間 | 目的、ターゲット、コンセプト、制作範囲 |
| サイト設計 | 2〜3週間 | ページ構成、掲載内容、導線 |
| デザイン | 4〜6週間 | ブランド表現、情報の見やすさ、スマートフォン対応 |
| コンテンツ制作 | 3〜5週間 | 取材、原稿、撮影、社内承認 |
| 実装・CMS構築 | 3〜4週間 | 画面、更新機能、フォーム |
| テスト・公開 | 1〜2週間 | 表示、送信、リンク、計測、本番公開 |
各工程は並行して進める場合があるため、期間を単純に合計したものが納期になるとは限りません。多拠点の撮影、大量のページ移行、システム開発を含む場合は、別途スケジュールを組みます。
着手前には、最終決裁者、原稿の確認担当者、写真の手配担当者を決めます。制作側の作業日程だけでなく、発注側の確認期限も含めて合意しておくことが重要です。
ブランドサイトの作り方|6つのステップ
ブランドサイトは、目的と提供価値を整理してから、構成・デザインへ落とし込みます。各工程で何を決めるかを明確にして進めましょう。
STEP1:目的とKPIを決める
認知向上、問い合わせ、採用、商品理解などから、最優先の目的を決めます。KPIは達成状況を確認する指標です。例えば問い合わせを目的とするなら、問い合わせ数に加え、サービス詳細や事例の閲覧状況も確認対象にします。
公開前の数値を記録し、「何が変われば改善と判断するか」を先に共有します。
STEP2:ターゲットを明確にする
顧客、求職者、取引先など、主に誰へ伝えるサイトなのかを整理します。BtoBであれば、利用部門、購買担当者、決裁者で確認したい情報が違うため、検討の流れも考えます。
営業時によく聞かれる質問や、発注を迷われる理由を整理すると、必要なコンテンツを考える材料になります。
STEP3:ブランドコンセプトを言語化する
「誰の、どのような課題に対して、どの強みで価値を提供するか」を短い文章にまとめます。「高品質」「安心」などの言葉だけで終わらせず、実際の工程や対応体制と結び付けます。
この内容を制作時の判断基準にすることで、個人の好みだけでデザインが変わる状態を避けやすくなります。
STEP4:サイト構成・コンテンツを設計する
サイトマップと、各ページの情報配置を示すワイヤーフレームを作ります。ブランドストーリーからサービスへ、サービスから実績や相談へという流れを整理します。
各ページについて「対象者」「伝える価値」「裏付ける素材」「次に案内するページ」を決めます。既存サイトのリニューアルでは、残すページと変更するURLも整理します。
STEP5:デザイン・コンテンツを制作する
ブランドカラー、フォント、写真のテイスト、文章の表現をそろえます。写真や動画は装飾として選ぶのではなく、どの強みを伝える素材なのかを決めて制作します。
スマートフォンでの読みやすさ、メニューの分かりやすさ、フォームの使いやすさも確認し、デザイン確定後にコーディングとCMS構築を進めます。
STEP6:公開後に効果測定と改善を行う
公開前に表示・動作・フォーム送信・計測を確認し、公開後は検索流入とサイト内の行動を見ます。原稿や写真を変えた場合は、変更日と内容も記録します。
事業や商品が変わったときは、ブランドメッセージと掲載情報にずれがないか見直します。公開後の更新担当と確認頻度まで決めておきましょう。
ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?
ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。


SEO重視とブランディング重視のデザインは両立できる
SEOは、必要な情報を検索から見つけてもらうための取り組みです。ブランディングは、企業や商品・サービスの価値を一貫して伝える取り組みであり、どちらか一方だけを選ぶ必要はありません。
| 比較する視点 | SEOで重視すること | ブランド表現で重視すること |
| 情報の入口 | 検索される課題・用途・サービス名に答える | 企業やブランドの特徴を端的に伝える |
| 本文 | 疑問に答える説明、明確な見出し、関連情報 | 独自の考え方、ストーリー、提供価値の根拠 |
| デザイン | 読みやすさ、操作性、情報の探しやすさ | カラー、写真、言葉づかいの一貫性 |
| 導線 | 関連する内容を自然な内部リンクでつなぐ | 共感から商品理解・相談へ進めるようにする |
例えば、サービスページでは顧客が検索する課題と対応範囲を説明し、その根拠として事例や企業の取り組みを案内します。トップページやストーリーのページでも、何を提供しているかが分かる見出しと文章を残します。
画像・動画だけに情報を閉じ込めない
キャッチコピーや重要な説明を画像の中だけに入れず、HTMLのテキストでも読めるようにします。写真や動画で雰囲気を伝えながら、サービス内容や強みを文章でも理解できる構成にします。
ページごとのタイトルと見出しを内容に合わせ、リンク先が分かるアンカーテキストを使います。表示の重さやスマートフォンでの操作も確認し、演出が情報探索を妨げないようにしましょう。
ブランディングサイト制作で起こりやすい3つの失敗
ファーストネットジャパンがWeb制作で重視しているのは、見た目の変更だけでなく、企画・設計から公開後の運用までつなげることです。制作を進める際には、次のような状態を避けるようにします。
1. ブランド戦略を決める前にデザインを始める
「高級感を出したい」「親しみやすくしたい」といった希望だけでは、関係者ごとに判断が分かれます。ターゲットと提供価値を決めずに進むと、方向性の異なる修正を重ねることになります。
好みを聞くだけでなく、「この表現で、誰に、何を理解してもらうのか」を確認してからデザインを比較します。
2. 見た目を優先して情報が探しにくくなる
抽象的なメニュー名や長いオープニング演出によって、サービスや相談先が見つけにくくなることがあります。ブランドらしさを保ちつつ、初めて訪問した人にも分かる名称と導線を用意します。
社内担当者だけでなく、サイトを初めて見る人に「何の会社か」「何を相談できるか」「どこから連絡するか」を確認してもらう方法も有効です。
3. 公開後の更新を考えていない
公開時のデザインが整っていても、サービスや実績の情報が古いままでは、実態とのずれが生まれます。更新箇所をすべて制作会社へ依頼しなければならない設計も、運用上の負担になる場合があります。
社内で更新する情報と、制作会社へ依頼する改修を分けます。WordPressなどのCMSは、更新担当者が無理なく扱える範囲で設計することが大切です。
ブランディングサイト制作会社を選ぶ5つのポイント
制作会社を選ぶ際は、デザインの印象に加えて、制作範囲・進行方法・公開後の支援を確認します。
1. ブランド戦略から相談できるか
ターゲットや強みの整理を誰が担当し、何を成果物として共有するのか確認します。既存コンセプトの整理と、調査・取材からの新規設計は分けて見積もってもらうと、依頼範囲が明確になります。
2. Webサイトとしての成果まで考えているか
問い合わせ・商品理解・採用など、目的に応じてページと導線を提案できるか確認します。「どのページを見た後、何をしてもらう設計か」を説明してもらうと、見た目以外の提案力も判断しやすくなります。
3. SEOやWebマーケティングにも対応できるか
検索流入を重視する場合は、キーワードだけでなく、ページの役割、タイトル、内部リンク、既存サイトからの移行まで相談できるか確認します。公開後の分析・改善が制作費に含まれるか、別契約かも整理します。
4. コンテンツ制作まで支援できるか
コピー、原稿、取材、写真、動画のうち、どこまで依頼できるか確認します。撮影回数、修正回数、素材の使用範囲、原稿の承認担当を明確にすると、認識違いを減らせます。
5. 公開後の運用・改善まで対応できるか
CMSの保守、情報更新、解析、改善提案の担当窓口と対応範囲を確認します。公開後に自社で更新する場合は、操作説明や更新マニュアルの有無も見ておきましょう。
ブランディングサイトの効果測定で見るべき指標
ブランドの評価は一つの数字だけでは判断できません。検索で見つけられているか、内容が読まれているか、次の行動につながっているかを分けて確認します。
| 確認する段階 | 指標の例 | 判断すること |
| 検索での接点 | 指名・非指名クエリの表示回数、クリック数、掲載順位 | どの言葉でサイトが見つけられているか |
| 内容への関心 | 主要ページの閲覧、平均エンゲージメント時間 | サービスやブランドの説明を確認しているか |
| 比較・検討 | 事例閲覧、資料CTAクリック、相談ページへの移動 | 検討材料と次の行動がつながっているか |
| 問い合わせ・応募 | フォーム送信完了、資料請求、採用応募 | 事業上の目的に結び付いているか |
| 商談後の評価 | 相談内容、商談化、営業ヒアリング | 伝えたい強みが相手に伝わっているか |
Search Consoleの表示回数は、自社サイトが検索結果に表示された回数であり、企業名・ブランド名が検索された総回数そのものではありません。「指名検索での自社サイトの露出」として扱いましょう。
Google Analytics 4では、閲覧やエンゲージメントを確認します。サイト内の資料CTAクリックやフォーム送信完了は、必要なイベントを設定し、実際の動作と計測結果が一致するか確認します。
公開前後は同じ日数で比較し、国・デバイス・検索クエリなどの条件もそろえます。平均順位だけでなく表示回数とクリック数を合わせて確認し、問い合わせが増えた場合も季節性や広告施策の影響を考慮します。
ブランド理解を問い合わせにつなげる導線の作り方
ブランドに共感しても、すぐに問い合わせるとは限りません。訪問者の検討段階に合わせて、次に確認できる情報を用意します。
| 訪問者の状態 | 案内する情報・行動 |
| ブランドに興味を持った | 商品・サービスの詳細、利用シーン、会社の取り組み |
| 自社に合うか比較したい | 対応範囲、事例、費用の考え方、検討用の資料 |
| 具体的に相談したい | 相談できる内容、依頼の流れ、問い合わせフォーム |
例えばBtoB企業なら、ブランドストーリーから関連サービスへ、サービスの説明から事例や相談へつなぎます。商品ブランドであれば、世界観の紹介から商品詳細、購入方法へ進めるようにします。
問い合わせの直前には「何を相談できるか」「相談に必要な情報は何か」を説明します。フォームは必要以上に項目を増やさず、営業に必要な情報と入力負担のバランスを取ります。
ブランドを伝える表現と、検討を進めるための実務情報を分断しないことが、導線設計のポイントです。
ブランディングサイト制作はファーストネットジャパンへ
ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作会社です。4,000件超の制作実績をもとに、企画・設計・デザイン・制作から公開後の運用改善まで一貫してサポートします。
ブランディングサイトの制作でも、企業の強み、ターゲット、目的を整理し、構成・デザイン・コンテンツ・問い合わせ導線へ反映します。WordPress構築、SEO・Webマーケティング、システム開発、多言語サイト制作にも対応しています。
「自社の強みをどう表現すればよいか分からない」「専用サイトを作るか、既存サイトをリニューアルするか迷っている」という段階でも構いません。現在のサイトや会社案内などをもとに、必要な制作範囲からご相談いただけます。
| 会社名 | 株式会社ファーストネットジャパン |
| 創業・設立 | 1998年8月創業/2004年12月法人設立 |
| 大阪本社 | 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201 |
| 対応範囲 | 企画・設計・デザイン・制作・CMS・SEO・公開後の保守・運用改善 |
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よくある質問
Q. ブランディングサイトとブランドサイトの違いは何ですか?
ブランディングサイトとブランドサイトは、実務上ほぼ同じ意味で使われています。企業全体を扱う場合も、商品・サービス単位で制作する場合もあります。名称よりも、誰にどの価値を伝え、どの行動につなげるサイトなのかを明確にすることが重要です。
Q. ブランディングサイト制作の費用はいくらですか?
予算検討の目安として、小規模は100万円〜150万円程度、中規模は150万円〜300万円程度、大規模は300万円〜500万円以上を想定します。市場全体の平均価格や当社の固定料金ではなく、ブランド設計、ページ数、原稿、撮影、CMSなどの制作範囲によって変動します。
Q. ブランディングサイトの制作期間はどれくらいですか?
ブランドコンセプトの整理から制作する場合、企画開始から公開まで3〜6ヶ月程度が計画の目安です。サイト設計、デザイン、コンテンツ制作、実装、テストを進めます。取材・撮影、社内承認、システム開発、既存ページの移行などによって期間は変動します。
Q. ブランドサイトのページ構成は、どのように決めればよいですか?
提供価値、ブランドストーリー、強み、商品・サービス、実績などの根拠、問い合わせや購入への導線を基本に考えます。トップページには要点を置き、詳しい情報は下層ページへ分けます。すべてを独立したページにするのではなく、ターゲットの判断順序に合わせて構成します。
Q. ブランディングサイトとSEOは両立できますか?
両立を目指して設計できます。世界観を写真やデザインで伝えながら、サービス内容や強みはテキストでも説明します。ページごとの役割、タイトル、見出し、内部リンク、読みやすさを整えることが大切です。ただし、特定の検索順位を保証するものではありません。
Q. ファーストネットジャパンへ依頼する場合は何から相談すればよいですか?
要件が固まっていない段階からご相談いただけます。現在のWebサイトの課題、伝えたい強み、対象者、予算、希望時期などを伺い、必要な構成と制作範囲を整理します。専用サイトの新設だけでなく、既存のコーポレートサイトをリニューアルする方法も検討できます。
まとめ
ブランディングサイトは、企業や商品・サービスの価値を、構成・文章・写真・デザインを通じて一貫して伝えるためのWebサイトです。世界観を表現するだけでなく、その根拠と、訪問者が次に確認したい情報を用意することが重要です。
制作前には、目的・ターゲット・提供価値を整理し、ページ構成、予算、スケジュール、公開後の更新体制を決めます。既存サイトの改善で対応できる部分と、新しく制作する部分を分けると、必要な投資を判断しやすくなります。
ファーストネットジャパンは、1998年創業・4,000件超の制作実績をもとに、企画・設計・制作から公開後の運用改善まで一貫してサポートします。「まだ要件が固まっていない」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?
ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。






