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ホームページ作成ソフトおすすめ10選!無料・有料、初心者向けを含めて比較

  • ホームページ制作

最終更新日:2023年12月12日

ホームページ作成ソフトおすすめ10選!無料・有料、初心者向けを含めて比較

ホームページを制作するにあたっては、一般的にCSSやHTMLといった複雑なWeb知識が必要です。しかし、近年はWeb初心者でも簡単にホームページが作れる「ホームページ作成ソフト」も多く出回っています。

ここではホームページ作成ソフトの詳しい概要や会社の選び方、比較する際のポイントや注意点などを解説します。また、はじめてホームページ作成ソフトを使う、という初心者にも最適なおすすめソフトを無料と有料に分けて紹介します。是非参考にしてください。

CONTENTS

なぜホームページ作成ソフトが必要なのか?

「なぜホームページ作成ソフトが必要なのか?」という疑問は、多くのビジネスオーナーや個人ブロガーが抱く一般的な問いです。
ホームページ作成ソフトは、専門的なコーディングスキルがなくても、誰でも簡単にプロフェッショナルなウェブサイトを作成できるツールです。

ホームページ作成ソフトの最大の利点は、その使いやすさとアクセシビリティです。HTMLやCSSなどのコーディング言語を学ぶ時間がない場合でも、これらのソフトウェアを使用することで、ビジュアルに魅力的で機能的なウェブサイトを作成できます。これは、特に小規模ビジネスやスタートアップにとっては、時間とリソースを節約する大きなメリットとなります。

また、ホームページ作成ソフトは、SEO(検索エンジン最適化)の観点からも非常に有用です。多くのホームページ作成ソフトは、SEO対策のためのツールを内蔵しています。これにより、ウェブサイトが検索エンジンの結果ページで上位に表示されやすくなり、より多くのトラフィックを引き寄せることが可能になります。

さらに、ホームページ作成ソフトを使用すると、ウェブサイトのデザインやレイアウトを自由にカスタマイズできます。これにより、ブランドのイメージを反映したウェブサイトを作成し、訪問者に強い印象を与えることができます。

しかし、ホームページ作成ソフトを選ぶ際には、いくつかの重要な要素を考慮する必要があります。その一つが、ソフトが提供するテンプレートの種類と質です。また、使いやすさ、カスタマイズの自由度、SEO対策機能、価格なども重要な選択基準となります。

以上の理由から、ホームページ作成ソフトは、ウェブサイトを効率的に、かつ効果的に作成するための強力なツールと言えるでしょう。それは、ビジネスのオンラインプレゼンスを強化し、成功につながる重要なステップを提供します。

初心者向け有料のおすすめホームページ作成ソフトを紹介

初心者向け有料のおすすめホームページ作成ソフトを紹介

ここでは初心者でも最初のホームページ作成ソフトとして導入しやすい人気のソフト・ツールを紹介します。ホームページ作成ソフトによって得手不得手があるので、まずは自分がどんなWebサイトを作りたいのか、何を重視したいのかを考えた上で導入してください。

通販サイトなら「Shopify」

通販サイトなら「Shopify」

通販サイトを手軽に作成できる「Shopify(ショッピファイ)」。ネットショップ向けホームページ作成ツールは他にもBASEやSTORESがありますが、テンプレートの数がShopifyは豊富なのが特徴です。

メルマガ配信やかご落ち防止機能、多言語対応などが標準装備なので、初めて通販サイトを運営しようとしている個人・企業にもおすすめです。無料プランはありませんが、3日間の体験版を利用した上で有料申し込みするかどうかを決めることができます。

公式HP:https://www.shopify.com/jp

老舗のホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」

老舗のホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」

日本国内で老舗を誇るホームページ作成ソフト「ホームページビルダー」。Web黎明期からある買い切りソフトで、パソコンにインストールしてオフラインでデザインできるのが特徴です。編集画面のUI周りがいささか分かりにくいですが、長く使い続けることを考えればそれほどの問題ではありません。

業種ごとに最適なテンプレートを見つけられますし、HTMLやCSSも操作できるので、部分的にカスタマイズすることもできます。ただし各種フォームの作成はそれほど得意としません。オフラインで作成したホームページは自身の契約するレンタルサーバーにFTP経由でアップロードできます。サーバーに捕らわれないのも魅力の1つです。

公式HP:https://www.justsystems.com/jp/products/hpb/

ランキング・比較評価サイトも簡単作成「シリウス」

ランキング・比較評価サイトも簡単作成「シリウス」

ホームページビルダーと並ぶ国産のホームページ作成ソフト「シリウス」。2022年に「シリウス2」が発売され、より機能が充実しました。ランキングサイトやまとめサイトといったアフィリエイト目的のホームページ作成に長けている一方、企業のコーポレートサイト向けのテンプレートも豊富です。

サイト高速化機能に定評があり、トップページに動画を挿入しても表示速度が速いという口コミも多く見受けられます。SEO対策においてもWebP形式の出力やCSSの遅延ロードなどが標準で備わっているので、SEOの知識がない人でも安心してシリウスに任せることができます。

公式HP:https://sirius2-web.com/

電話サポートもあり。「あきばれホームページ」

電話サポートもあり。「あきばれホームページ」

ホームページ作成ソフト「あきばれ」の特徴は、最初のサイト制作を運営元がやってくれて、運用後の更新や修正は管理画面から自分で操作できる点です。買い切りの場合は自分で使いこなせないと完成までに挫折してしまうこともあるので、「運用だけ自分でやりたい」という人にはぴったりです。

注意点は初期費用と月額費用が発生することです。収益化を伴わないブログサイトやコーポレートサイトだと維持費だけで年間約6万円かかることは留意しておきましょう。

公式HP:https://www.akibare-hp.jp/

初心者が直感操作で制作可能「BiNDup」

初心者が直感操作で制作可能「BiNDup」

ブラウザ上でホームページを作成できる「BiNDup(バインドアップ)」は、お洒落なテンプレートが特徴的で、コーポレートサイトからネットショップまで運営できます。簡単なホームページなら無料でも作れますが、翌年以降は月額で525円の料金が発生します。

ただし無料プランの場合は独自ドメインが使えないのと、ネットショップは5つまでしか商品登録ができないので運用は現実的ではありません。

公式HP:https://bindup.jp/

無料で活用できるホームページ作成ソフトを紹介

無料で活用できるホームページ作成ソフトを紹介

続いては無料から始められるホームページ作成ソフトを紹介します。「料金を払ったあとにWeb制作を挫折したくない」という人は、まずは無料プランでできるところまでホームページを作り、本格的に運用できそうであれば有料プランに切り替えるのがいいでしょう。

日本ではKDDIが管理「Jimdo」

日本ではKDDIが管理「Jimdo」

Jimdoはドイツ企業が提供しているホームページ制作ソフトですが、日本では提携先となるKDDIが運営管理しているため、サポートも日本語で受けることができます。ブラウザ上でホームページを一からすべて作ることができ、Jimdo専用のサーバーで稼働し、ドメインもJimdo上で取得が可能です。

自分でサーバーやドメイン契約する手間がかからないのでWebに苦手意識を持っている人にもおすすめできます。無料でもホームページを作れますが、「独自ドメインが使えない」、「Jimdoの広告がサイトに表示される」といった点に注意が必要です。

公式HP:https://www.jimdo.com/jp/

テンプレ豊富。いまどきのサイトにも対応「Wix」

テンプレ豊富。いまどきのサイトにも対応「Wix」

Wixは世界で330万以上のWebサイトに使われている人気のホームページ作成ソフトです。jimdoとよく比較されますが、Wixはテンプレートの数が充実しているのが特徴です。業種別・目的別にサイトに合ったデザインを見つけることができ、専門知識不要でホームページ制作が可能です。

注意点は有料プランへの加入が前提となっており、無料プランだと独自ドメイン不可やWixの広告表示だけではなく、ファビコンもWix指定のものとなってしまいます。また、Wixはテンプレート・デザインに魅力がありますが、ショッピングサイトは無料で利用できない点にも注意が必要です。

公式HP:https://ja.wix.com/

国内・世界市場No.1「WordPress」

国内・世界市場No.1「WordPress」

ホームページ制作ツールとして日本国内・世界シェアで断トツ1位が「WordPress」です。しっかりとしたデザインのものに仕上げたければWeb制作の知識が必要ですが、拡張性に富んでいるため、基本的にWordPressを用いてできないことはありません。

有料のテンプレートを導入すれば、各種設定するだけで見栄えのいいホームページに仕上げることもできます。また、全国のWeb制作会社やフリーランスもWordPressの修正に対応しているため、運用後にカスタマイズしたいときも困りません。

ただし、一般的に使われるWordPress.orgはオープンソースのためインストール自体は無料ですが、搭載するサーバーの用意やドメインの取得を自分でしなければなりません。

公式HP:https://en-au.wordpress.org/

LP編集なら「ペライチ」

LP編集なら「ペライチ」

「ペライチ」は、ランディングページ(LP)の作成に最適なホームページ作成ソフトです。ブラウザ上でテンプレートを選んだあとは、編集画面に移行してパーツごとに細かな編集ができます。あくまでもランディングページに特化した仕様のため、記事を公開するブログ機能はありません。

無料でも利用できますが、機能が大きく制限されるほか、1万PVを超えると自動的に非公開になってしまいます。ビジネスプラン以上だと予約や決済機能も利用できるので、ネット集客を本気で考えている人は一度体験してみるのもおすすめです。

公式HP:https://peraichi.com/

スマホアプリで編集可能「AmebaOwnd」

スマホアプリで編集可能「AmebaOwnd」

AmebaOwndはアメブロを運営するサイバーエージェントが提供するホームページ作成ソフトで、有名芸能人もマーケティングに多数利用している人気のツールです。

シンプルかつモダンな種類のテンプレートを売りにして、SNSの連携も得意としています。10ページまでは無料で運用できるので、まずは作り方を確認した上でページ数や機能を追加したい場合は有料プランに申し込むのがいいでしょう。

公式HP:https://www.amebaownd.com/

初心者がホームページを制作する方法

初心者がホームページを制作する方法

Webの知識がない初心者がブログサイトを作ろうと思ったり、会社にITに精通している人材がいないがコーポレートサイトや通販サイトを制作したい場合、外部のWeb制作会社に依頼するのが一般的です。しかし、「簡単なホームページだから自分でやりたい」、「まだ試験段階だから費用をかけたくない」という人も多くいます。

Webに疎い初心者がホームページを作りたい場合は、ライブドアブログやアメブロ、FC2といったレンタルブログサービスを利用する人が多いですが、これらはあくまでもブログスペースをレンタルできる場所となるので、本格的にWebサイトを運営したい人や通販サイトなど物販を考えている人、会社のコーポレートサイトとしてある程度しっかりとしたサイトを作りたい人には不向きとなります。

日本含む世界で高いシェアを誇るWordPressは簡単操作でWebサイトを作れるコンテンツ管理システムですが、デザイン性の高いサイトを作りたいのであれば、やはりCSSやHTMLの知識が必須となります。

ホームページ作成ソフトとCMSツールの違い

ホームページ作成ソフトとCMSツールの違い

今回詳しく紹介するホームページ作成ソフトは、CMSと呼ばれるコンテンツ管理システムとは少し属性が異なります。ホームページ作成ソフトの多くは専用のソフトウェアをパソコンにインストールして、オフラインないしオンラインにてホームページをデザインします。一方でCMSは原則ブラウザ上で作業することになります。

ただし、昨今は後述するJimdoやWixのようにインストール不要でオンライン上で作業するものも増えてきましたし、これらのホームページ作成ソフトも広義で言えばCMSと言うこともできます。

ホームページ作成ソフトのメリット

ホームページ作成ソフトのメリット

ホームページ作成ソフトを利用することで、初心者でも簡単にWebサイトを作ることができますが、実はメリットはそれだけではありません。以下ではホームページ作成ソフトがおすすめできるメリットをご紹介します。

セキュリティ面で心強い側面がある

ホームページ作成ソフトの多くはオンラインで作成するツールとインストールしてオフラインで作成する2つのパターンに分かれていますが、いずれもセキュリティ面は、心強い側面があります。

Webサイトを運営する上で重要となるのがサイトのセキュリティ強化です。ベテランのサイト運営者や制作者であっても不正アクセスやマルウェアの被害経験を持つ人は多くいます。

一方でホームページ作成ソフトは、提供元でセキュリティを管理している場合もあり、そのようなケースでは、セキュリティ面でとても心強いものです。また、インストールするタイプはオフラインで作業したのち、指定のサーバーにアップロードするため、自分のパソコンがウイルス等に感染していなければ、そうそうセキュリティ上の問題は発生しづらいと言えます。

関連して、昨今はWindowsにデフォルトで入っているWindows Defenderが非常に優秀になってきたこともあり、セキュリティソフトを別途用意しなくても、ある程度のセキュリティ対策も期待できます。

バージョンの更新が自動

WordPress(ワードプレス)のようなCMSは、デザインテーマと拡張機能がセットになっており、定期的にバージョンを更新してセキュリティや機能をアップデートしなければなりません。これを怠ると不正アクセスやマルウェア侵入の原因となってしまいますが、更新するときは不具合が発生することもあります。

WordPress自体はWebの知識が浅い人でもサイトによっては簡単に作れるよう設計されていますが、不具合が発生したときは初心者ではどうしようもありません。

一方でホームページ作成ソフトは提供元が無償でバージョンの更新・パッチを提供してくれるため、ユーザーは何もしないか、提供されたバージョンをクリックしてアップデートするだけで済みます。

ドラッグ&ドロップが基本操作

ホームページ作成ソフトは初心者でも気軽にWebサイトを制作できるのが特徴です。そのため、HTMLやCSSを理解する必要はなく、ほとんどの操作がドラッグ&ドロップで済ませることができます。

ホームページ作成ソフトのデメリット

ホームページ作成ソフトのデメリット

一方でホームページ作成ソフトを使用する際は、幾つかのデメリットも存在します。ホームページ作成ソフトは有料のソフト・ツールが多いため、お金を払ったあとに「イメージしていたサービスと違った」なんてことにならないよう、事前にできることとできないことはしっかりと把握しておいてください。

基本はテンプレートなのでオリジナル性に欠ける

ホームページ作成ソフトの基本操作は既存テンプレートにテキストや画像を当てはめていくことになります。各社数多くのテンプレートが存在するため、毎回同じデザインになることはありませんが、それでも「どこかで見たデザイン」となる場合は少なくありません。

背景色や文字・画像サイズは自由に動かせるものの、細かなレイアウトはテンプレートに沿うため思い通りにならないこともあり、「この画像をクリックできるようにしたい」、「ここにランキングを挿入したい」、「ここの文章だけフォントを大きくして色を変えたい」といった希望を実現できないこともあります。

できることが限られている=機能の妥協が必要

妥協しなければならない点はデザイン面だけではなく機能面でも存在します。ホームページ作成ソフト側で用意していない機能は使うことができません。一部はカスタマイズすれば使えるようになりますが、サポートの対象外なので不具合が発生したときは自分で解決しなければなりません。

「問い合わせメールに対して自動返信機能がない」、「会員機能は有料プランの加入が必要」、「レスポンシブ対応だけどスマホページのレイアウトは自分で決められない」といった“痒い所に手が届かない”ケースが実はよく見受けられます。

「お金をかけてでも自分の理想のサイトを作りたい」と考えている人は、ホームページ作成ソフトがそもそも自分にマッチしない可能性もあります。

自分でコードを書いて制作するよりも運用コストがかかる

ホームページ作成ソフトの中には、提供元が専用サーバーを用意していて、作成したWebサイトはそこで運用しなければならないケースがあります。専用サーバーの場合、往々にして一般のレンタルサーバーよりも維持費が高いのが欠点となります。

また、複数のWebサイトを作りたい場合は、サイト毎に年間契約料が発生するのが常となるので、管理するサイトが多ければ、自前でサーバーを用意する場合と比較して運用コストに差が出てくることは覚えておくといいでしょう。

無料ホームページ作成ソフトはサービス・機能制限が多いことに注意

無料ホームページ作成ソフトはサービス・機能制限が多いことに注意

ホームページ作成ソフトは有料と無料があります。インストールしてオフラインで使う製品版は往々にして有料版のみとなり、オンライン上でホームページを制作するタイプは無料プランと有料プランの双方が用意されているのが普通です。

ここで覚えておいてほしいのは、「無料プランはサービス内容や機能に大きな制限がある」ことです。各社共に無料プランは豊富なテンプレートからデザインは選択できるものの、「独自ドメインが使えない」、「SEO対策・分析ができない」、「予約機能・ショッピング機能が使えない」といったものばかりとなります。

通常のブログとして使用するくらいであればいいかもしれませんが、会社が運営したり、本格的にネット集客を試みたいと考えている人は、無料プランで使い勝手を試したのち、有料プランに申し込むのがおすすめです。

会社の運用は有料プランがおすすめの理由

会社の運用は有料プランがおすすめの理由

ホームページ作成ソフトを無料プランで使う場合、多くのケースで「運営元の社名が入っているドメインを使う」、「トップページのどこかに広告バナーやクレジットが入る」ことが条件となります。

例えばJimdoを例に挙げると、Jimdoの無料プランは「jimdofree.com」というドメインが固定となるので、自分で作ったホームぺージのURLは必ずこのドメインを使う必要があります。個人で運営するブログサイトやポートフォリオくらいであれば気にする必要はないかもしれませんが、会社のコーポレートサイトにこのドメインを使うのは少々難しいのではないでしょうか。

ただし、最初は無料プランでホームページを作成・運用し、本格運用が決まってから有料プランにアップグレードすることも可能です。

無料プランはネットショップ機能が大きく制限される

フリーランスや個人事業主、会社がネットショップ(通販サイト)の開業を考えた場合もやはり有料プランに申し込むことになるでしょう。無料プランでは「登録できる商品点数が少ない」、「カート機能がない」、「クレジットカード決済ができない」といった運営に支障をきたす機能の制限が設けられています。

ネットショップは消費者から第一に信頼されなければ成功はできません。機能的な制限が多いとユーザーは離れていきますし、二度と再訪してくれないかもしれません。そのため、ホームページ作成ソフトで通販サイトを作ろうと考える場合は、ある程度の初期投資は覚悟するのが望ましいといえます。

ホームページ作成ソフトの選び方と選定・比較ポイント

ホームページ作成ソフトの選び方と選定・比較ポイント

ホームページ作成ソフトは国内産・海外産と数多く存在します。近年は海外メーカーの製品も日本語に対応するようになり、使い勝手も悪くありません。

そこで、これから初めてホームページ作成ソフトの利用を考えている人に向けて、ソフト・ツールの選び方と比較するポイントをご紹介します。

コストは初期費用だけではなく維持費も比較する

ホームページ作成ソフトを選ぶ際は、最初の購入価格だけではなく、維持費・ランニングコストをしっかりと計算するようにしてください。ホームページは無料で作成できても、サーバーの契約料、ドメイン費用はもちろん別途発生しますし、ネットショップの場合はクレジットカード決済やカートの維持費などもオプションで掛かる場合が多いです。

個人・会社問わずビジネスで利用することを考えているならば、月額費用と年間維持費は必ず具体的に計算するべきです。

カスタマイズ性の高いソフトを選ぶ

ホームページ作成ソフトを活用すると、デザイン・レイアウト・拡張機能の面で自由が利かないことが多々あります。しかし、CSSやHTMLを自由に記述できれば、ある程度のカスタマイズは可能です。

自社でできなくとも外部のWeb制作会社やフリーランスに部分的に修正を依頼することもできますので、カスタマイズの自由度が高いソフトを事前に選ぶことができれば、将来的にサイトを拡張する際に大きなメリットを感じられるはずです。

SEO対策がどこまでできるかを比較する

Google検索順位の上位表示を目指す施策を「SEO対策」と呼びますが、ホームページ作成ソフトを活用する場合、SEO対策に制限が設けられているケースも少なくありません。「見出しタグを自由に変更できない」、「h1タグがいつもLogoに指定されている」、「altタグを記述できない」など、SEO対策上、ライバルサイトと比べて不利になることもあります。

また、コンバージョン率やクリック数といったサイト分析をブラウザ上でできるタイプのソフトは、どの程度具体的に分析できるかも比較材料となります。高度な分析ツールが搭載されていれば、学習コストはかかるものの、競合と差別化を図れるSEO施策を検討できるはずです。

サポートをしっかりと受けられるかを比較する

ホームページ作成ソフトは運営元がしっかりとサポートしてくれるのが強みでもあります。チャットボットやEmail、電話など各種問い合わせ方法がありますが、ネットで情報収集すれば各社の対応の口コミを調べることができるでしょう。「質問をしたら1~3日中に回答がある」ソフトがおすすめです。

まとめ:自分に合ったホームページ作成ソフトを利用しよう

まとめ:自分に合ったホームページ作成ソフトを利用しよう

今回はホームページ作成ソフトについて具体的に解説しました。ホームページ作成ソフトの特徴は「プログラミング知識不要」、「時間をかけずにWebサイト制作ができる」ことにあります。費用を最小限に抑えて自社のオウンドメディアを運営したい際はきっと役立つことでしょう。

ただし、ホームページ作成ソフトの機能や効果を最大限活用するためには、ホームページ作成ソフトの特徴をよく理解し、自社に合ったソフトを利用する必要があります。そのために、まずは無料プランから始めてみてはいかがでしょうか。



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