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海外SEO対策の基本からコンテンツ作成方法、日本SEOとの違いを解説

  • SEO対策

最終更新日:2022年09月24日

海外SEO対策の基本からコンテンツ作成方法、日本SEOとの違いを解説

昨今は日本語以外の多言語を扱うサイトも増えてきましたが、多言語サイトはドメインや構成、外国語の記事制作まで、日本語サイトとは勝手が異なります。

そのため、何の知識も持たずに多言語サイトや外国語サイトを制作すると、SEO対策がうまくいかなかったり、Googleからペナルティを受けてしまい、サイト評価を下げてしまうこともあります。

そこで、今回は海外向けのコンテンツSEOを成功させるための具体的な方法や、外国語によるSEO対策の実績が豊富なIT企業をご紹介します。

CONTENTS

海外向けのウェブサイトを作成する企業が多い背景

海外向けのウェブサイトを作成する企業が多い背景

近年は個人法人問わず、海外向けのウェブサイトを運用する例が増えています。インバウンド事業の一環として日本語サイトを多言語対応する企業もあれば、海外ブランディング戦略や海外進出を目的に、現地語を主体とした外国語サイトを制作する企業も多くなってきました。

メーカーやIT企業問わず、外国語に対応したウェブサイトの運用は、海外デジタルマーケティングの基本となっている様子がうかがえます。

海外・外国人向けの多言語サイトが必要な企業とは?

海外・外国人向けたデジタルマーケティングの一環として、多言語サイトの運営が必要な企業やサービスとはどういったものが挙げられるのでしょうか。

・インバウンド事業

海外から日本へ訪れる外国人に対して商品やサービスを提供することをインバウンド事業と呼びますが、ウェブサイト上で彼らの母国の言語で自社PRをすることにより、大きな訴求効果を見込みことができます。

・海外マーケティング

海外現地調査会社やメーカー、IT企業など世界を舞台に活躍する会社は、常に海外市場に気を配っています。海外の動向や現地人の趣向や考え方などを現地語のウェブサイトを運用することによってマーケティングします。

・海外進出/海外展開

海外進出を計画している企業は、自社のブランディング向上や海外現地の市場参入のために、現地語に特化したウェブサイトの運営が必要不可欠です。

この場合日本語は必ずしも必要としないため、日本語サイトとは関係を持たないドメインでサイト制作をすることもあります。また、欧米のような1つの国に多国籍の人が住む国に対しては、多言語対応が必要となる場合もしばしばあります。

海外向けにSEO対策をするメリット

海外向けにSEO対策をするメリット

海外および外国人向けにマーケティングをする場合、ウェブサイトの運営が最も費用対効果が高い手法ということができます。しかし、そのためにはターゲットにした外国人に自社サイトを訪問してもらう必要があります。

SEO対策はそのための施策の1つとなりますが、では、SEO対策を成功させることにより、企業はどのようなメリットを享受することができるのでしょうか。

日本に居ながら世界の国の人を集客できる

これまで訪日外国人に対してPRする方法は限られていて、観光エリア内のリーフレット配布やガイドブック・電子掲示板の広告など、外国人が現地に来なければ訴求できないものばかりで費用対効果が悪く、効率的・効果的なインバウンド事業を成功させることが困難でした。

しかし、インターネットの普及に伴い、ウェブサイトを運用することによって、外国人の来日前に自社商品やサービスを訴求することができるようになりました。

マーケットの拡大と自社ブランディング

海外マーケティングを実施する場合は、市場調査会社に依頼して現地人に市場調査やコンシューマーリサーチを行ってもらうのが一般的となります。

自社で現地語対応のウェブサイトを作成すれば、市場調査会社に依存することなくマーケティング施策をとることができますし、SEO対策に成功して自社のウェブサイトが特定キーワードで上位表示されるようになれば、現地での認知度向上にも拍車がかかります。

海外向けSEO対策方法を実践する上での注意点

海外向けSEO対策方法を実践する上での注意点

一方で海外向けSEO対策を実践する際は注意しなければならないこともあります。日本語のみのウェブサイト運営と異なり、海外向けウェブサイトのSEO対策は幾種のリスクがあることも併せて覚えておきましょう。

必ずしもSEOが成功するとは限らない

これは日本語サイトにも共通することですが、「SEO対策が必ずしも成功するとは限らない」ことが挙げられます。

特に外国語サイトの場合は、現地人の考え方や求めているもの、検索エンジンの使用方法などを理解した上で施策しなければなりませんが、日本に住んでいる日本人がそれらを完璧に把握することは至難となります。

そのため、場合によっては数年単位でSEO対策を実施していても、期待した成果を得られないこともあることは覚悟した方がいいでしょう。

やり方を間違えると失敗する可能性もある

海外向けウェブサイトの制作、およびSEO対策を講じる場合、多言語対応のサイト構築方法を知らなかったり、SEO対策の方法を理解していないと失敗する可能性が高くなります。

単に記事コンテンツの順位が上がらないだけであればいいのですが、場合によってはウェブサイトの評価が下がり、日本語ページの検索順位も下がってしまうことも懸念されます。

自称中級者はこの手の失敗を繰り返しやすいため、できることならば多言語サイトのSEO実績のあるIT企業に相談することをおすすめします。

外国語のSEOキーワードの決め方の注意点

外国語のSEOキーワードの決め方の注意点

自社サイトでSEO対策を講じる上で、まず最初に必要となる作業が「SEOキーワードの抽出」です。コンテンツのテーマを決めずに闇雲に記事を更新しても、ユーザー(消費者)はなかなか増えません。

効率よくユーザー数を増やすためには、どのようなキーワードに需要があるのかを調査する必要があります。しかし、外国語のSEOキーワードを抽出する上で、知っておくべきことが2点ほどあります。

Googleとは限らない。国や地域によって主要検索エンジンが違う

日本国内における検索エンジンのシェアは、GoogleとYahooで90%を占めています。Yahooの検索アルゴリズムはGoogleのものを使用しているため、基本的にGoogle検索エンジンの対策のみをしていれば問題はありません。

しかし、世界では自国産の検索エンジンがシェアを伸ばしていることも珍しくありません。例えば韓国はNAVER、ベトナムはCoccoc、中国はBaiduとそれぞれ独自のアルゴリズムを確立しているため、SEO対策の実施方法がGoogleとは異なります。

そのため、まずはターゲットとしている国の検索エンジンのシェアを調べてみるのがいいでしょう。ただし、仮に自国産検索エンジンがあっても、シェアがわずかであれば無視してもそれほどの問題はないはずです。

英語やスペイン語など世界中で使われている言語は難易度が高い

海外向けSEO対策を実施する際は、対策する言語選択にも注意が必要です。世界共通語とも言われる英語は世界中の企業がSEO対策に取り組んでいるため、難易度も比例して高いものとなります。

また、英語以外でもスペイン語は世界20か国以上で公用語となっているので、SEO対策を実施する際は、言語ではなくターゲットにする“国”を吟味しなければなりません。

ターゲティングの設定を誤るとSEO対策は失敗してしまいますので、「スペイン語のSEO対策をすれば20か国以上にマーケティングができる」と考えるのは非常に危険です。

多言語サイトを作成。ドメイン・URLはどうする?

多言語サイトを作成。ドメイン・URLはどうする?

多言語サイトを一から制作する場合、「ドメイン・URL」はどうするべきかは気になるところです。まず、URLを決める際、「co.jp」といったjpドメインにしないことです。jpドメインは「日本国内に向けたサイト・コンテンツ」であることを強調します。

しかしその一方で、jpのようなカントリーコードはその国に対して明確なターゲティングにもなるため、サブドメインやサブディレクトリに含めてサイトマップを構築することにより、多言語サイトの制作に役立ちます。

ちなみに多言語ページをサブドメインかサブディレクトリにするかはサイト制作者によっても意見が分かれますが、SEO対策においてはそれほどの差はないと考えられています。

世界で有名なグローバル企業のウェブサイトを確認しても、サブドメインにしているところもあれば、サブディレクトリを採用しているところもあります。

ホームぺージのホスティングサーバーは日本国内で大丈夫?

海外向けのホームページを制作する際は、事前にホスティングサーバーと契約する必要がありますが、日本国内のレンタルサーバーでいいのか、それともマーケティングを実施する海外現地のホスティングサービスを利用するかで悩む人も多くいます。

ホームページのホスティングサーバーは、特に海外現地のサーバーの必要はありませんので、日本の使い慣れたレンタルサーバーを使用してもかまいません。

ただし、日本のホスティングサーバーでホームページを運用すると、外国からアクセスする際にデータ通信の物理的な距離が発生するため、数秒の遅延が発生することがあります。

近年はどの国もインターネットの高速化が進んでいるので、気になるほどではないかもしれませんが、運用後にサイト速度が遅いようであれば、多少気にしてみるのもいいかもしれません。

効果のある海外向けSEO対策の記事・コンテンツの作成方法

効果のある海外向けSEO対策の記事・コンテンツの作成方法

日本国内向けにコンテンツSEOやブログ作成をするときも、キーワードやテーマ決め、要約文の文字数・本文の見出しなどをルール化して記事作成にあたりますが、海外向けのSEO対策でも同様となります。

ただし、海外向けのSEOコンテンツは現地に特化したものでなければなりませんので、以下の項目に留意して記事の更新に当たるのがおすすめです。

日本とはキーワードの入力方法が違う可能性が高い

例えば、大阪でレストランを探す場合、日本語では「大阪市+レストラン+おすすめ」、「難波+焼肉+美味しい」など、名詞と形容詞でキーワードを作り検索エンジンに打ち込むのが普通です。

しかし、外国では「大阪市でおすすめのレストランはどこ?」、「難波で美味しい焼肉店に行きたい」のように、動詞を交えて文章を検索エンジンに打つことも普通にあります。

このように、国によってキーワードの入力方法が違う可能性も考慮した上で、SEOキーワードとタイトルを決めるといいでしょう。

ネイティブの執筆もしくは翻訳がSEOの成功のポイント

海外向けのSEO対策を成功させる重要なポイントが「現地語で書かれた高品質な記事」です。しかし、サイト運営者の中には、日本語の記事をGoogle翻訳にかけて、ネイティブチェックをしないでサイトに公開してしまう人もいます。

しかし、日本語の文章を機械翻訳しても、ネイティブが読むと理解できないことは多々ありますし、1つの単語をとっても、日本語で意味することと外国語で意味することでは解釈が異なることもよくあります。

そのため、SEOコンテンツを作成するときは、必ずネイティブもしくはそれに準ずる言語能力を持つライターに、新規記事や翻訳を依頼するのがおすすめす。

日本語とは異なる。記事の文字数の決め方

SEOコンテンツを作成するときは、記事の適正文字数があります。競合が多く難易度の高いキーワードに関しては、記事のボリュームも大きくする必要がありますが、記事の文字数の数え方は、日本語と外国語では異なることがあります。

日本語では文字換算が普通で、「食べる」は3文字となります。一方で英語記事では文字を「word」で表し、「eat」で1wordとなり、3wordとはなりません。

英語に限らずアルファベット表記の国の多くは同様の考え方となりますので、記事の文字数を決めたり、現地人に記事作成を依頼する際の報酬計算はよく注意が必要です。

HTML文法や見出しタグは世界共通

上記では海外向けSEOコンテンツを作成する上での注意点をご紹介しましたが、HTML文法の考え方や見出しタグの使い方自体は世界で共通しています。

h1タグの次はh2タグを作り、h1の次にh3タグの構成は良しとされていません。マークアップや引用方法も世界で共通しているので、国別でHTMLの作り方を学ぶ必要はありません。

やってはいけない!外国語の併記はデメリットばかり

やってはいけない!外国語の併記はデメリットばかり

海外向けにSEOコンテンツを発信する際、やってしまいがちな記事の作成方法に「外国語を併記する」ことが挙げられます。日本語の本文の下に外国語翻訳の文章を挿入する方法ですが、これはSEO対策としては間違っています。

Googleは1つのページに対して言語は1つであるべきと考えており、そのページやURL単位で設定された主要言語以外は評価されない・認識されない可能性が非常に高くあります。

>>Googleドキュメント「多地域・多言語のサイトを管理する」

世界の検索エンジン対策におけるSEOコンテンツの管理方法

世界の検索エンジン対策におけるSEOコンテンツの管理方法

公開したSEOコンテンツは、しっかりと管理・フォローしなければなりません。特にコンテンツの作成を外国人ライターに外注した場合や競合調査をする際は、下記のような注意が必要となります。

ランキングは常に確認。外国語記事はコピペチェックを欠かさない

SEOコンテンツの公開後は、有料のチェックツールなどを使ってランキングの推移は日ごろから確認するようにしましょう。自社サイトがきちんと海外現地の人に読まれる状態であるかを確認するとともに、海外の競合サイトとドメインパワーを比較することもできます。

また、外注で制作した外国語のコンテンツは、公開する前にコピペチェックも怠らないようにしてください。
外国によっては「記事の20%まではコピペしてもSEO上問題ない」といった危うい認識を持つライターも少なくありません。

仮にコピペが発覚しても外国人のライターに法的措置を加えるのは現実的に難しいですし、受けた被害が回復するわけでもありません。そのため、コピペの有無は必ず自社に編集部を設けて管理してください。

競合調査の注意点。中国やベトナムは注意が必要

海外向けSEOを成功させるためには、日ごろから現地の競合サイトの調査も必要不可欠です。競合分析の方法や結果に対する施策は日本国内と変わらないのですが、中国やベトナムといった国営主導の社会主義国は注意が必要です。

社会主義国は国営企業が積極的に民間市場に参入していますが、サイトをパッと見ただけでは、そのサイトが国営か否かが判断つかないことが多いです。

国営のサイトは往々にしてドメインパワーが強く、通常のSEO対策では民間企業のサイトはなかなか立ち向かうことができません。検索結果に上位表示されているサイトが国営だとわかったら、素直に別のキーワードに狙いを変えるのがおすすめです。

不正アクセスやウイルスに注意。海外IPアドレス制限に関して

日本居住者のみをターゲティングしたウェブサイトであれば、海外IPアドレスの制限をかけて、海外からのアクセスを拒否することによって不正アクセスやハッキングの被害を抑えることができます。

しかし、インバウンドのような海外からのアクセスを期待したり、多言語サイトを運営する場合、海外IPアドレスを制限することはできません。

マルウェアに感染した場合、サーバーやデータベースに不正アクセスされ、サーバーアカウント内のウェブサイトすべてにウイルスが入ってしまう危険があります。

WordPressはしっかりとセキュリティ管理をしていなければ、マルウェア感染に対して非常に脆弱です。昨今は画像にウイルスを仕込むトロイの木馬も散見されるようになり、外部ライターが他サイトからダウンロードした画像をそのまま使用することによって、トロイの木馬に感染することもあります。

海外向けSEO対策やウェブサイトの運営にあたっては、このようなリスクを想定することが企業として重要な立ち回りとなります。

Googleサーチコンソールでエラーやペナルティの有無をチェック

海外向けに外国語コンテンツの更新や多言語サイトの運営をするならば、Googleサーチコンソールを用いて日ごろからエラーやペナルティを受けていないかのチェックをすることも忘れないでください。

・更新した外国語ページがインデックスされているかどうか
・サーバーエラーなどカバレッジエラーの有無
・被リンクを得ている場合は、リンク元サイトの健全性

などは最低限のチェック項目となります。

海外向けSEO対策サービスの会社に依頼するのがおすすめ

海外向けSEO対策サービスの会社に依頼するのがおすすめ

企業が本格的に事業の柱として海外向けにSEOコンテンツを更新したり、多言語サイトを一から制作することを計画しているのであれば、海外マーケティングを得意とするウェブ制作会社に依頼するのも有効な手段となります。

業者の選び方:成功事例を持っている業者に問い合わせるのがおすすめ

海外向けSEOや多言語サイトをIT企業に依頼するのであれば、必ず業者に対して過去の成功事例や実績を求めるようにしてください。

また、ターゲットとする国や現地人に対してのWEBマーケティングの経験の有無も尋ねてみましょう。外国語コンテンツの制作依頼をするにあたっては、業者は誰に記事の執筆を依頼するのかも聞いてください。

「ホームぺージ制作大阪ドットコム」は専門家がコンテンツ作成・効果測定の強み

「ホームページ制作大阪ドットコム」は、多言語サイトの制作と運用代行を得意とするウェブ制作会社です。豊富な経験と実績を持つWEBディレクターがサイト制作からコンテンツ作成までディレクションを務めるため、効果的なSEO対策を講じることができます。

コーポレートサイトの海外ブランディングの向上から多言語の通販サイトの構築まで請け負うことができるので、企業の担当者は一度ホームページ制作大阪ドットコムに相談してみてはいかがでしょうか。

SEO対策の紹介ページ:https://gelatocms.com/service/webmarketing/seo/

まとめ:海外向けSEO対策はマーケティングからはじめよう

まとめ:海外向けSEO対策はマーケティングからはじめよう

海外向けのSEO対策を検討している場合は、まずはターゲットとなる国の情報収集からはじめてみてください。多言語サイトや外国語サイトを制作し、現地語コンテンツを更新するのであれば、ドメインからサイトマップ、SEOキーワードの抽出まで妥協することなく吟味するようにしましょう。もし自社で行うことに不安があれば、実績のある業者に問い合わせをして提案を仰いでみるのがおすすめです。

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