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不動産会社のSEO対策で効果的なポイントとは?

  • SEO対策

最終更新日:2023年02月20日

不動産会社のSEO対策で効果的なポイントとは?

不動産業界は競合他社が多いため、広告や対面による集客に苦労している不動産会社は、インターネットによるネット集客が効果的です。そして、競合と差別化を図るためには、自社ホームページで集客を実践してみるのがおすすめです。

しかし、SEO対策を熟知している従業員が在籍していない場合、どのようなSEO対策を試みればいいのか判断に迷います。そこで、ここでは不動産会社のWEB担当者におすすめしたいSEO対策をご紹介します。

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不動産会社が自社のWEBサイトでSEO対策をすべき理由を解説

不動産会社が自社のWEBサイトでSEO対策をすべき理由を解説

不動産会社の中には「うちは既にホームぺージを運用しているから大丈夫だよ」というところもあるかもしれませんが、ホームぺージを運用しているからといって、SEO対策がうまくいっているかどうかは別問題となります。

SEO対策とはGoogle検索エンジンでキーワード検索をした際に、自社ホームぺージが検索順位の上位に表示される対策となりますが、単にWEBサイトに不動産情報を掲載しているだけではSEO対策とは言えません。

ポータルサイトや不動産仲介サイトの登録では競合と差別化を図れない

不動産会社のWEB担当者の中には「ポータルサイトや不動産仲介サイトに登録しているからネット集客はできているよ」と考える人もいるかもしれません。特に従業員の少ない小規模事業者は事務作業や顧客対応で多忙を極めるため、自社のネット集客の効果検証や分析する時間はあまりとれていない様子がうかがえます。

また、少し時間をとって調査してみると分かりますが、自社の競合となる同一エリア内の不動産会社も大半は同じポータルサイトや不動産仲介サイトに登録しているはずです。

このような物件・不動産屋検索サイトというのは、不動産会社が登録にあたって自社をPRできるページスペースはフォーマットが決まっているため、競合と差別化を図ることができません。ほかにできることと言えば、追加料金を払っておすすめ表示をしてもらうなどはできますが、いずれも資金力勝負となり、ポータルサイトという外部サイトに依存してしまうことになりますので、長期的な事業戦略としておすすめはできません。

不動産会社は自社で集客する方法を見つけるべき

賃貸・新築・中古物件にしろ、不動産というのは流行り廃りがありませんので、時間をかけてでも不動産会社は自社で集客する方法を模索するべきと言えます。一方で上述したポータルサイトのような物件・不動産屋の紹介サイトは、競合の出現や運営業者の経営不振により、サービスが終了してしまうことも考えられます。

そのため、ポータルサイトへの登録と並行して、中期目線で自社独自のネット集客を成功させることが、不動産会社には今後求められていくと考えられます。

不動産会社が自社ホームぺージでSEO対策をする注意点

不動産会社も外部サイトに頼らず、自社ホームぺージでSEO対策を実施することが推奨されますが、その一方でSEO対策を実践する上での注意点も覚えておかなければなりません。まず、SEO対策は広告のような即効性はありませんので、半年から2年ほど結果がでるまで時間を要することを想定しなければなりません。

また、SEO対策は一朝一夕で成功するものではありません。良かれと思った施策でも結果を見てみるとなぜか順位を落としてしまうこともあります。そのため、PDCAサイクルを回しながら実験を積み重ね、いまの自社ホームぺージで検索順位が上がりやすいキーワードを見つけ、少しずつWEBサイトを成長させていくのが息切れせずに長期的にSEO対策を続けて行くポイントとなります。

不動産業界でSEO対策を成功させる重要なポイントは記事のキーワード選び

不動産業界でSEO対策を成功させる重要なポイント

検索エンジンでキーワード検索をしてみると分かるのですが、不動産業界は非常に競合他社が多く、またライバルとなる不動産会社やポータルサイトの中には、10年以上のホームぺージ運用実績があるサイトも珍しくありません。

そのため、これから不動産業界でホームページのSEO対策に取り組もうとしている企業は、SEO対策を効率よく進めるための重要なポイントを押さえておくことが肝心です。

記事を書くキーワード・テーマの選び方と方法

SEO対策で重要となる施策の1つに「SEOコンテンツ」が挙げられます。不動産会社の中には不定期にブログを更新しているところもあるでしょうが、SEOを鑑みた記事を書く際には、事前に執筆するキーワードやテーマを調査したのち、訴求力のあるタイトルを用いて記事作成に取り組む必要があります。

記事キーワードは、無料・有料のSEO分析ツールや、Googleが提供するキーワードプランナーを用いて抽出することができます。慣れないうちは有料の分析ツールを導入しても使いこなすことができないので、最初は複数の無料ツールを使って、執筆するキーワードのリストを作るといいでしょう。

小規模不動産会社はロングテールを狙うのがおすすめ

分析ツールによってキーワードを抽出する際、目安の1つとなるのが「月の検索ボリューム」です。検索ボリュームが大きいキーワードほど、検索順位が上位になるにつれて訪問者数も比例する傾向にあります。

しかし、検索ボリュームが大きいキーワードは、大手の不動産会社やポータルサイトも長年対策を続けているため、たとえ品質の高い記事を書くことができても、そう簡単に検索順位は上がらなく、時間をかけても思うような結果がでない可能性が高いです。

そのため、小規模不動産会社は「ロングテール」と呼ばれる、検索ボリュームの少ない多少ニッチなキーワードを選んで記事を更新するのがいいでしょう。
例えば「地域+賃貸マンション」というキーワードでロングテールを探すのであれば、「地域+賃貸マンション+駅5分」、「地域+賃貸マンション+小学校から徒歩」といった3つのキーワードで構成してみてはいかがでしょうか。

ただし、注意点として覚えてほしいのは「需要があるキーワードでなければならない」ことです。需要がまったくないキーワードであれば、競合他社はSEO対策をしていないため、比較的早く検索順位に上がってきます。しかし、不動産会社のSEO対策の目的はあくまでも潜在顧客の集客となりますので、更新する記事は少しでも需要がなければなりません。

上記のようなロングテールが数十と検索上位に入ってくることができれば、いずれ「地域+賃貸マンション」のビッグワードでも、結果的に流入が少しずつ増えてくるでしょう。

賃貸物件など不動産コンテンツを充実させるのもSEOでは重要

賃貸物件など不動産コンテンツを充実させるのもSEOでは重要

一方で普段更新しているスタッフによるブログや、ニュース関連、新着物件情報なども引き続き更新してください。
キーワードに沿って記事を書くだけがSEO対策ではなく、ユーザーが求める情報を提供するコンテンツの整備もサイト評価の目安となります。具体的なコンテンツのアイデアが出てこないうちは、検索上位に表示されているポータルサイトや不動産会社のトップページを調査して、模倣してみるのもいいでしょう。

ユーザー調査をして更新・投稿すべきブログの具体的内容を決める

Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどを駆使すれば、自社のWEBサイトを訪れるユーザーの年代や性別、地域などを調べることができます。

日々更新するブログは、そういったユーザーの立場になって、彼らが重宝してくれる記事を更新してください。例えば下記のようなブログの内容はいかがでしょうか。

・新着物件を写真付で紹介。いいところもちょっと残念なところも解説。
・取扱い物件のある地域情報・最寄り駅周辺の町散策
・物件から徒歩圏内で行けるお洒落カフェやレストラン情報など

いずれも実際に物件を探しているユーザーしか読まない記事となるので、検索数は少ないですが、冷やかしがほとんどないのが特徴です。問い合わせ客の中には「お洒落カフェのブログを読んで、この物件がいいな、って思い問い合わせしました」といったお客もいるかもしれません。

不動産会社が検索上位表示を狙うSEO戦略の立て方

不動産会社が検索上位表示を狙うSEO戦略の立て方

不動産会社がこれから自社ホームぺージでキーワード検索の上位表示を狙うのであれば、最初にしっかりとSEO戦略を立てる必要があります。しかし、WEB担当者やエンジニアが自社にいても、SEOの知識がない場合はどのような戦略が効率的・効果的かはなかなか察することができません。

そこで、まずは下記で挙げる項目を見直してみてはいかがでしょうか。

WEBサイトの内部設計を見直す

すでに自社のホームページを持っている不動産会社は、もう一度WEBサイトの内部設計を見直してみてください。
・正しいHTMLを用いているか
・タイトルや見出しタグは適切か
・ページ毎にメタディスクリプションを設定しているか
・サイト速度は適切か
・ツリー状のカテゴリー構成になっているか
・Googleからペナルティを受けていないか
・構造化マークアップは適切に使用しているか
・パンくずリストはすべてのページに設置してあるか

などはホームページの土台となる基本設計となります。これだけで検索順位で優位に立つことはできませんが、他の競合他社も必ず実施しているため、自社も遅れをとらないように、最低限上記の項目はチェックするようにしましょう。

SEOを重視するエリア・地域・沿線を決める

SEOコンテンツを作成する際は、広く浅く網羅するか、それとも狭い範囲で深く掘り下げるかを選ぶことも方針として必要となります。例えば関西地方すべてを網羅するとなると、必要となる記事の数も膨大となりますが、範囲を限定して複数の沿線上の地名や駅名だけにキーワードを絞り込めば、それほどの数にはなりません。また、ロングテールとして比較的早い段階で検索順位に反映されることも期待されます。

ただし、中長期的に他の都道府県やエリアも網羅する必要がある場合は、それも見越した上でカテゴリーを設計しておくといいでしょう。サイト設計をする際は、常にコンテンツやサービスを拡大していくことを念頭に、サイトマップやディレクトリマップを作成することをおすすめします。

SEO記事や順位を管理・分析・編集する担当者を決める

SEO記事は更新するだけではなく、常に順位を追跡・管理しなければなりません。また、順位の変動があればその要因を分析して次回以降の記事作成に活かしたり、既存記事のリライトをしましょう。

WEB担当者一人でできればいいのですが、仕事量が増えてくると手に負えなくなりますので、人員を増やして記事を編集・分析する担当者を選任するといいでしょう。

不動産会社はSEOコンサルタントに依頼するのがおすすめの理由

不動産会社はSEOコンサルタントに依頼するのがおすすめの理由

冒頭でもご説明したように、不動産業界は都市部に行けばいくほど競合サイトが強く、大手企業が運営しているため、それだけSEO対策も盤石です。そのため、ロングテールを含め、失敗のないSEO対策を実施したいならば、SEOコンサルタントに依頼してみるのはいかがでしょうか。

SEOコンサルタントは費用が高いイメージがあるかもしれませんが、コンテンツSEOに成功することで得られる利益や、記事を書く従業員の労力・人件費などを考えると、費用対効果は決して悪いものではないことが理解できるはずです。

ほとんどの不動産会社は自社でSEO対策を内製化するのは困難

自社のホームページでSEO対策を講じようと計画した場合、WEBサイトをカスタマイズできるエンジニアと記事を書く従業員が必要となります。また、SEO対策に関して深い知識をもつアドバイザーや、正しい方法と見地を用いて執筆する記事のキーワードやテーマを抽出する専門家も欠かせません。

零細中小の不動産会社の多くは、WEBサイトだけでこれほどの人員を揃えて内製化を推進することはできないのではないでしょうか。
SEOコンサルタントに依頼するということは、これらの労力や必要経費を不要としてSEO業者に一任できるメリットがあります。

SEOコンサルタントにWEBサイト制作から依頼するメリット

SEOコンサルタントにWEBサイト制作から依頼するメリット

すでに何百万円の費用をかけてWEBサイトを構築したのであれば別ですが、「数年前に作ったウェブサイトがあるけど、ほとんど更新していない」、「以前IT業者に格安で作ってもらった」といった場合は、いっそのことSEOコンサルタントにWEBサイトの制作も併せて依頼して、大幅なリニューアルをしてみるのもおすすめです。

SEO対策済みのWEBサイトを納品してくれる

SEOコンサルタントの多くはWEBサイト制作も事業内容に含んでいます。SEOの分野に長けたIT企業にWEBサイト制作を依頼することによって、最新のSEO対策を織り込んだホームぺージを納品してくれます。

もし既存のWEBサイトの内部設計を調査して、SEO的に問題ないような状態であっても、サイトデザインやコンテンツが古くなっている可能性が高いため、SEOコンサルタントに相談して、いまどきのUI/UXを提案してもらうのがよさそうです。

一方で既存のWEBサイトの内部設計がSEO的に不利、あるいは改善点が多いケースも考えられます。場合によっては大がかりな修正作業を加えなければならないこともありますので、見積りをとったのちに、「この金額なら新しくWEBサイトを作り直した方がいいかも」となる可能性も十分あります。

内部設計に関してはサイトの根幹部分となるので、最初にしっかりと構築すれば、今後頻繁に修正作業が発生するようなことはありません。
内部設計を正しく構築することによって、Googleのクローラーが効率よくWEBサイトのページを循環できますので、良質なコンテンツを更新し続ければ、それだけサイト評価も上がっていくことが期待できます。

不動産会社のSEO対策に強みを持つ「ホームページ制作大阪ドットコム」

大阪市中央区に本社をおく「ホームぺージ制作大阪ドットコム」は、不動産関連のWEBサイト制作やSEO対策に強みを持っているのが特徴のIT企業となります。WEB制作とSEOコンサルタントを主要業務として、システム開発も可能な技術レベルの高いエンジニアが在籍しています。

ホームぺージ制作大阪ドットコムでは、オリジナルデザインから独自システム、最新のSEO対策を施したWEBサイトを一気通貫で制作することができるため、どの不動産会社も末永く使えるホームぺージを持つことができます。

>>「ホームぺージ制作大阪ドットコム」のSEO対策紹介ページ

まとめ:不動産会社のSEO対策は効率を重要視するのがポイント

まとめ:不動産会社のSEO対策は効率を重要視するのがポイント

今回は不動産会社が自社ホームぺージで効果的なSEO対策を実施するポイントや方向性をご紹介しました。ネット集客に注力したいならば、SEO対策は必要となる施策となります。

内製化を図るかSEOコンサルタントに依頼するかは迷うところではありますが、自社で実践するにせよ無料とはいきません。想定されるコストを計算した上で、まずはSEOコンサルタントに見積り相談をしてみてはいかがでしょうか。



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