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ネットショップを開業するための手順・方法を解説

  • WEB・IT情報

最終更新日:2022年02月01日

ネットショップ

今や欲しい商品があれば、インターネットで検索してネットショップで購入するのが当たり前となりました。

すでに実店舗を構えていて、新たにネットショップを開業したいと考えている人もいれば、実店舗を持たずにネットショップのみ開業したい方も多いでしょう。

ネットショップを立ち上げるのに、どのような手順で進めたら良いのか、どんなシステムを導入すれば良いのかわからず、戸惑ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで、今回はネットショップの基礎知識・実店舗との相違点・メリットと注意点・必要な準備・開業するための手順について詳しく解説します。

ネットショップの経営について迷っている方、今すぐにでも開業したい方も、ぜひ最後まで熟読していただければ幸いです。

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CONTENTS

ネットショップとは

ネットショップ

ネットショップとは何か

ネットショップとはオンラインショップ・通販サイト・ECサイトとも言い、インターネット上で商品やサービスを販売するホームページのことを指します。

スーパーやコンビニなどで商品を購入する場合は、レジに並んでお金を支払いますが、ネットショップの場合はショッピングカートシステムが導入されており、レジの役割を果たしています。

ネットショップとECサイトの相違点

ネットショップとECサイトでは、どのような違いがあるのでしょうか。

ECとはEコマースとも言い、英語で「electronic commerce」の頭文字をとった呼び方です。これを日本語に直訳すると「電子商取引」という意味になります。

わたしたちが身近によく使っているECサイトと言えば、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどがあります。

ネットショップもインターネット上にて商品を購入する取引が行われているため、呼び方が異なるだけで、基本的にECサイトとまったく同じものであると考えて良いでしょう。

ネットショップの種類

ネットショップには、おもにショッピングモール・ASPカート・ソフトインストール・スクラッチなどの4つのタイプがあります。それぞれの特徴の違いについて下記の通り解説します。

ショッピングモール型

ショッピングモール型のネットショップのことをモール型、またはモール型ECとも言います。これを実店舗に例えると、1つの大きな商業施設の中に多数のテナントが出店している大型ショッピングセンターのようなイメージです。

ショッピングモール型の場合は、数多くのネットショップが集結しているため、大規模になります。

ショッピング型モールの代表格として、Amazon・楽天市場・価格.com・Yahoo!ショッピングなどがあります。いずれも知名度・信頼性・集客力も高いのが大きなメリットです。

ただし、ショッピングモール型のネットショップに出店するには、事前に申請手続きを行い、出店審査に通過しなければなりません。

審査をクリアすれば出店可能となりますが、運営企業の規定に正しく従い、所定の手数料・出店料を継続的に支払うこととなります。

ASPカート型

ASPとは英語で「Application Service Provider」 (アプリケーション・サービス・プロバイダ) を省略して頭文字をとった呼び方です。

ネットショップにおけるASP型とはASPカート型とも言い、必要なシステムを運営会社からレンタルして、ネットショップを立ち上げる方法です。

ASPカート型のネットショップを立ち上げる場合は、レンタルサーバーを準備する必要はありません。必要なシステムがクラウド上で提供されているため、申請手続きから導入までの流れもスムーズです。

ASPカート型の代表格と言えばテレビのCMでもおなじみのBASE、この他にはカラーミーショップ・MakeShop・Shopify・STORES・らくうるカートなどがあります。

無料で利用できるものも多く、初期費用・月額費用などのコストを削減できるのが大きなメリットです。プログラミング言語などの専門的な知識がまったくなくても、スムーズにネットショップを開設できます。

ただし、無料版の場合は機能が制限されており、デザインのカスタマイズ性も低いです。

ソフトインストール型

ソフトインストール型のネットショップを開業する場合は、レンタルサーバーの契約とドメインの取得が必要となります。

ソフトインストール型の場合は、色彩やデザインの自由性も高く、オリジナリティを活かしてネットショップを立ち上げることができます。

ただし、HTML・CSS・プログラミング言語などの専門的な知識やデザイン力も必要となってきます。ネットショップを開業する際にはセキュリティ対策も必須となります。

フルスクラッチ型

フルスクラッチとは、「ゼロの状態から自作すること」という意味があります。ネットショップにおけるフルスクラッチ型とは、ASPのように既存のシステムをレンタルするのとは違い、1からオリジナルで開発し、構築する手法のことを指します。

色彩やデザインの幅は広がりますが、プログラミングに関する専門的な知識が必要となり、構築するまでには相当な時間と手間がかかります。

ホームページのデザインに自信がある方、プログラミングの経験が豊富な方、オリジナリティを追求する方、向上心が高く根気強い方に向いています。

ネットショップと実店舗との相違点

実店舗型のみ経営するお店もあれば、実店舗が存在せずネットショップのみ開業しているケースもありますが、それぞれどのような特徴の違いがあるのでしょうか。

ネットショップは原則として年中無休・24時間営業

実店舗の場合は、基本的にお店が定める営業時間に沿って運営が成り立っています。

一方、ネットショップの場合は、インターネット上で商品を販売するサービスであるため、24時間365日体制で営業するスタイルです。

ネットショップの運営者側は24時間体制で労働しているわけではありませんが、ユーザーからのお問い合わせや注文は日時を問わず、いつでも可能です。

商品の購入手段と行動の違い

ネットショップと実店舗では、商品を購入する手段と行動について大きな違いがあります。

ネットショップの場合は、ホームページに掲載された商品の写真・説明文・購入者の口コミ情報などを見ることによって、購買意欲がそそられて注文するケースも多いです。ただし、商品の魅力をネット上で伝えるためには工夫が求められます。

一方、実店舗の場合は、お店に直接足を運び、商品を見て手に触れることができます。ただし、欲しい商品が在庫切れの場合、お取り寄せをしてもらうのに、再度来店する必要が出てきます。

ネットショップの場合は基本的に来店不要であり、在庫切れの場合は事前にお問い合わせをしておけば、商品が入荷した際にメールで知らせてもらうことができます。

宣伝方法・接客手段の違い

実店舗の場合は店員が接客にあたっており、商品について不明な点があれば、その場で店員に尋ねることもできます。接客の良いお店だと、ユーザーからの好感度も高くなります。

ネットショップの場合は、商品について何か尋ねておきたいことがあれば、お問い合わせメールフォームから連絡するのが一般的です。

ネットショップによっては電話・チャットシステム・オンラインでのお問い合わせにも柔軟に対応しているところもあります。

個人情報の開示

実店舗で商品を購入する場合は、店員に個人情報を伝える必要はとくにありません。

一方、ネットショップの場合は、事前に会員登録の手続きが必要となるため、住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人情報を開示しなくてはなりません。

ネットショップのセキュリティ体制を万全に整えておかないと、ユーザーの重要の個人情報が外部に漏洩するリスクがあります。ネットショップの運営者は責任を持って、個人情報を厳重に管理する必要があります。

商品代金の支払方法・配送の違い

ネットショップで注文する場合、店員が不在であるため、直接現金を渡して支払うことはできません。ネットショップでの商品代金の支払い方法は、銀行振り込み・コンビニ後払い・クレジットカード・スマホ決済など多彩です。

銀行振り込みや後払い決済システムを利用する場合、所定の手数料が発生する場合があります。ショップによっては、「代金をお支払いしてからの商品発送」と規定しているケースが多いです。そのため、商品代金の支払いを先に延ばしてしまうと、商品が到着するまでに時間がかかることがあります。

遠方からの注文だと、注文確定後に商品の発送から到着までに数日間かかり、待たされることもあります。

また、注文してから一定期間内に商品代金の支払いがない場合は、注文自体が自動的にキャンセルとなる場合があります。

実店舗で現金や電子マネーで支払う場合は、余分な手数料が発生することもなく、その場でスムーズに支払いが完了します。

ネットショップ開業のメリット

メリット

全国各地に営業エリアを拡大できる

ネットショップを開業することにより、パソコンやスマホがあれば全国どこからでも自由自在にアクセスができます。

実店舗を経営する場合は、特定のエリアのみでの営業となりますが、ネットショップを開業すれば一部の地域に絞られることなく、全国各地に営業エリアを拡大することができます。全国に向けて情報を発信して商品を販売することができるため、集客数アップと売上アップの効果が期待できます。

時間制限なしで営業

実店舗を経営する場合は営業時間が限られており、定期的に休業日が設けられています。

しかし、ネットショップは常に運営しており24時間体制でオープンしています。ユーザーがいつでもアクセスできる状態であるため、時間制限もありません。

ユーザーの時間の都合に合わせて、早朝でも深夜でもいつでもネットショッピングが楽しめます。

実店舗よりも安く販売できる

実店舗の場合は店員が接客をして商品を販売するため、人件費がかかります。顧客が来店しても、必ず商品を購入するというわけではありません。中には、単なるウインドウショッピングの目的で来店するケースもあります。

一方、ネットショップではユーザーが注文した商品を着実にお届けすることがメイン業務です。人件費がカットされるため、良品を安価でお届けすることができます。

初期費用を抑え実店舗よりも低コストで運営を継続できる

実店舗を経営する場合は、交通アクセスの良さ・店内のスペースなど、好条件の物件を探す必要が出てきます。お店の外装・内装などの費用もかさみ、ある程度まとまった資金が必要となってきます。

一方、ネットショップを開業する場合は、立地条件などを気にする必要はなく、初期費用を抑えて実店舗よりも低コストで運営を継続することができます。

ネットショップでは、商品の在庫管理と発送体制が十分に整っていれば、経営が成り立ちます。人件費・地代家賃・水道光熱費などの固定費を最小限に抑えて、運営を継続できるのが魅力です。

ターゲットを絞り込んでアピールできる

ネットショップを開業する際にどのような人に向けて販売するのか、基本コンセプトや目的を明確にしておくことが重要となってきます。実店舗の場合は不特定多数の人が来店するため、ターゲットを絞り込むのは難しいです。

ネットショップを開業する際にWEBマーケティングを行うことにより、ターゲットを絞り込むことができます。

ネットショップは集客ツールとしての役割をも担っています。ターゲットを絞り込んでユーザーに寄り添う形で運営していくことによって、多くのユーザーからの共感が得られることでしょう。

ポイント還元やお得なセール情報をメールでお届け

実店舗を経営する場合は、ユーザーに対して定期的にダイレクトメールを発送することもあります。一方、ネットショップでは忙しい合間を縫ってまで、ダイレクトメールを郵送する必要はありません。

ダイレクトメールの発送の手間を省く代わりに、定期的にお得なセール情報やキャンペーン情報を会員にメールで配信します。

また、購入金額に応じてポイントが貯まる特典などもあります。ネットショップならではの満足度の高いサービスを全国各地の多くのユーザーにお届けできるのが魅力です。

ネットショップ開業のデメリットと注意点

デメリット

ネットショップ開業でさまざまなメリットが得られる反面、いくつかのデメリット・注意点があることを心に留めておく必要があります。

ここでは端的にデメリットや注意点についてお伝えするだけではなく、さまざまな問題点の解決策についても合わせて提案します。

ユーザーとダイレクトに接客ができない

実店舗では店員が接客しますが、ネットショップではユーザーとダイレクトに接することができません。

お互いに顔が見えるお付き合いができないため、信頼を得られるまでには時間を要することもあります。このような問題点を回避するために、オンライン対面について検討しておくのも1つの有効策です。

商品の発送トラブルが生じるリスクがある

ネットショップで注文した場合、商品のお届けは宅配便による配送となります。そのため、発送の途中にトラブルが生じるリスクもあります。

商品の発送トラブルでよくありがちなのが、下記の事例です。

  • 商品のお届け日を指定したのに予定通りに配送されない
  • 注文した商品とは異なる商品が届いた
  • 商品の一部に汚れや破損箇所があった
  • サイズが合わないので返品・交換したい

サイズが合わない場合や不良品が届いた場合は、ユーザーからの要望には極力柔軟に対応しなければなりません。

発送トラブルが生じた場合、配送コストがかさむだけではなく、ユーザーからの信頼を失ってしまう可能性もあります。このような発送トラブルを未然に防ぐためには、商品の管理体制を万全に整え、宅配業者との連携を密にとる必要があります。

ニーズの低い商品だと売れにくい

ネットショップを開業しても、ニーズの低い商品を取り扱っていると売れ行きが伸びず、結局は在庫を抱え込んでしまう羽目になります。

このような最悪の事態を避けるためにも、どのような商品ならニーズが高いのか情報を収集し、売れる見込みのある商品にターゲットを絞って入荷することが肝心です。

集客・売上アップに向けて対策が必須

「ネットショップさえ開設しておけば何もしなくても売上が着実に伸びる」と思い込む人もいますが、それは間違った認識です。

インターネット上では数多くのお店がネットショップを開業しているため、競合店が増加する傾向にあります。不特定多数の人に閲覧してもらうためには、Googleの検索上位に表示される必要があるため、SEO対策などのWEBマーケティングを強化することが重要となります。

ネットショップの集客数と売上を伸ばすために下記の対策を講じておくと良いでしょう。

  • ソーシャルメディアを活用してネットショップのセール情報を発信する
  • ネットショップからブログ記事を投稿して新着アイテムなどの情報を発信する
  • SEO対策を実装する (ユーザーの役に立つコンテンツ制作・キーワード選定など)

ネットショップのカートの上手な選び方

ショッピングカート

ネットショップを開業するにあたり、どんなタイプのショッピングカートを選んだら良いのか、選択肢が多すぎて戸惑うこともよくあります。

コンビニやスーパーで買い物をする時には、欲しい商品を選んでショッピングカートに入れてレジにて店員に会計してもらい、商品代金をその場で支払います。

一方、ネットショップの場合は、お目当ての商品を必要な個数分選んでショッピングカートに(買い物かご) に入れて、価格・数量を確認してから注文を確定させます。

ネットショップ向けのショッピングカートには無料で高機能なタイプのものも多いですが、さらに付加価値を持たせたい場合は有料カートを選んでも良いでしょう。

ここでは、ショッピングカートを上手選ぶ秘訣について詳しくお伝えします。

低コストにこだわるなら無料のショッピングカート

「ネットショップを運営するのに徹底的に低コストにこだわりたい」という方は、初期費用・月額費用が無料のショッピングカートを選んでおくと良いでしょう。

無料カートにはネットショッピングを運営するのに必要最低限の機能が搭載されています。デザインのカスタマイズ性が低いため、やや物足りなさを覚えることもあるかもしれません。また、商品点数が制限されている場合もあります。

「とくにネットショップのデザインにはこだわりがなく、取り扱う商品点数も少ない。必要最低限の機能が揃っていれば満足できる」という方には無料カートがおすすめです。

機能性の充実を重視するなら有料のショッピングカート

デザイン性が豊かで高機能なショッピングカートをお探しなら、有料のショッピングカートを選んでおくと良いでしょう。

無料カートを選んだ場合はカード決済手数料が高くなりますが、有料カートの場合は無料カートと比較するとやや安くなる傾向にあります。

有料カートの場合は独自ドメインの設定が可能なケースも多いです。「ネットショップの運営でぜひ独自ドメインを取得したい」という方に向いています。

ショッピングカートのタイプで選ぶ

一口にショッピングカートとはいっても、さまざまなタイプがあることをご存知でしょうか。ショッピングカートにはパッケージ・ASP・SaaS・オープンソースなどのタイプがあり、それぞれ異なる特徴を持ち合わせています。

運営コストを抑えて小規模なネットショップを開業したい方は、SaaSタイプやASPタイプのショッピングカートがおすすめです。

ASPタイプのショッピングカートの代表格と言えばBASE・STORES、SaaSタイプではfutureshopがあります。

SaaSタイプやASPタイプのカートの場合は、とくにレンタルサーバーを契約する必要がなく、ソフトをインストールする必要もありません。

基本的にクラウド上でネットショップを構築することが可能で、導入コストも低いのが大きなメリットです。

一方、オープンソース型の場合は、カスタマイズ性に富み、自由にアレンジしてオリジナリティを追求することができます。プログラミングの専門的な知識と技術のある方に向いています。オープンソース型の代表格と言えば、EC-CUBEです。

EC-CUBEの簡単インストール機能が搭載されたレンタルサーバーもありますので、設置がスムーズに出来ます。もちろん独自ドメインの設定も可能です。

サポート体制の充実度で選ぶ

ショッピングカートを選ぶ際に、どのようなサポート体制になっているのか確認しましょう。ショッピングカートの使い方や何か不明な点が生じた際に、サポート体制が充実していれば安心です。

電話サポート・メール・チャット・お問い合わせメールフォーム・オンラインなどの方法がありますが、どのように対応してもらえるのか要確認です。

ただし、さまざまな手段で連絡することができたとしても、運営会社からのレスポンスが遅いようでは困ります。問題点をスムーズに解決できるように、レスポンスの速さが選ぶ決め手となります。

ネットショップ開業に必要な準備

ネットショップを開業するには、事前にしっかり準備しておくことが重要となります。スムーズに開業できるように、ネットショップを立ち上げるために何を準備すれば良いのか、詳しく解説していきます。

ネットショップの事業規模・方向性・基本コンセプトの設定

ネットショップを開業するにあたり、基本コンセプトを決定しておく必要があります。さらに、ネットショップの事業計画の一環として、上記の項目について明確にしておく事が大切です。

  • 事業規模をどの程度にするのか
  • どのような商品やサービスを取り扱うのか
  • どのような人をターゲットにするのか (年代・性別・ライフスタイルなど)
  • どのような目的でネットショップを開業するのか
  • 経営理念と基本コンセプト・方向性について決定し方針を固める

ネットショップのタイプを決定する

ネットショップの規模や取り扱う商品、基本コンセプトなどを決定したら、どのような形態で開業するのかを決定します。

冒頭の「ネットショップの種類」でもお伝えしたように、ネットショップにはショッピングモール型・ASPカート型など、さまざまなタイプがあります。

他のネットショップの差別化を図り、運営コストを極力抑えたい、今すぐにでも開業したいのであれば、ASPカート型がおすすめです。

ある程度予算には十分な余裕があり、ネットショップのデザインにこだわることなく、集客数と信頼性を重視するのであれば、ショッピングモール型が適しています。

ネットショップ開業資金と必要な物を準備

ネットショップを開業する場合、実店舗を構えるのと比較すると、少額資金で済むケースが多いです。最低限必要な物は、パソコン・デジタルカメラなどの備品や、梱包材(包装紙・袋・気泡緩衝材・ダンボールなど)・事務用品などの消耗品です。

パソコンの価格は10万円~20万円程度、デジタルカメラは2万円~10万円程度の予算を組んでおくと良いでしょう。

この他には、ネットショップのサービス利用料 (初期費用・月額費用など) がかかります。レンタルサーバーを契約して独自ドメインを取得する場合は、その分の費用もかかります。

商品代金の決済方法を決定

次に、ネットショップの商品代金の決済方法について決定します。ネットショップでは実店舗のように直接対面して取引をするわけではないので、現金払いはできません。

そのため、ユーザーの利便性を考慮して、銀行振り込み・郵便振替・クレジットカード決済・代金引換など、多彩な方法を導入する必要が出てきます。

商品の写真撮影・説明文の作成

実店舗で商品を販売する場合は、実物を見て触ることによって商品の良さが伝わりますが、ネットショップでは写真を見て判断するしかありません。

そのため、写真を美しく撮影して質感の高い仕上がりにすることが重要となってきます。写真だけでは商品の魅力を伝えることはできないので、商品仕様・特徴・メリット・注意点など文章でわかりやすく伝える必要があります。

商品の配送・在庫管理体制を万全に

ネットショップで取り扱う商品が決まったら、仕入れと在庫管理を行います。大量に仕入れをすると在庫が余ってしまう可能性もありますので、不足しない程度に調整しましょう。

また、商品の配送体制を整えておくことも必要になってきます。ユーザーから注文された商品を配送するのに、どの宅配業者と提携するのか、送料をいくらにするのか決定します。

ネットショップの配送料は、宅配業者と取引する数量が多ければ多いほど割安になる仕組みです。ユーザーの送料の負担を軽減するためにも、送料はできる限り安い料金を設定しておくと良でしょう。

ネットショップのサポート体制と管理体制

ネットショップの運営をスムーズにするために、管理体制も重要となってきます。ネットショップでは、顔の見えない相手と商品の売買取引を行うわけですから、時にはユーザーからクレームが来ることもあるでしょう。

また、「この商品を入手したいので、ぜひ入荷してほしい」といったお問い合わせが来ることもあります。

商品を発送した後に、ユーザーから交換や返品などクレーム処理に追われる可能性もあります。ユーザーからの信頼を損なうことがないように誠意を持って対応し、しっかりとした管理体制とサポート体制を整えておくことが必須となります。

お問い合わせや要望にひとつひとつ丁寧に対応していくことで、ユーザーから高く評価されるようになり、顧客満足度を高めることができるでしょう。

ネットショップ開業のホームページ制作手順

ネットショップ

ネットショップを開業する準備が整ったら、いよいよこれから本格的に制作にとりかかります。

「ネットショップを制作するのに、具体的にどのような手順を踏んでいけば良いのかわからない」という方も多いので、制作手順について詳しく解説していきます。

レンタルサーバー契約・独自ドメイン取得

ネットショップをソフトインストール型、またはフルスクラッチで制作する場合は、レンタルサーバーの契約と独自ドメインの取得が必要となります。

一方、ショッピングモール型・ASPカート型の場合は、レンタルサーバーを契約する必要はありません。独自ドメインの取得に関してASPカート型の場合は、運営会社によっては不要になるケースもあります。

ショッピングモール型の場合は、すでに開設されたネットショップに出店する形態であるため、独自ドメインの取得は不要となります。

レンタルサーバーの契約と独自ドメインの取の手続きを済ませたら、所定の料金を支払います。月払いよりも半年払い・1年払いの方が料金は割安になります。

採用するシステムとカートを導入

ネットショップを立ち上げるのに、どのシステムやカートを導入するのか決定します。

無料でレンタルできるものもあれば有料のものもあります。選択肢が多くて迷うこともあるとは思いますが、事業規模・機能・使い勝手の良さ・導入コストなど、さまざまな観点からニーズに見合うものを慎重に選びましょう。

ネットショップのデザイン制作

ここまで準備が整ったら、ネットショップのデザイン制作に入ります。ネットショップのトップページはどのような写真や情報を掲載するのか、よく考えてみましょう。

「初対面では第一印象が大切」とよく言われていますが、ネットショップの場合はトップページの第一印象 (ファーストビュー) が重要となってきます。

トップページのどの位置にどんなイメージ画像を掲載するのか、新着情報 (キャンペーン・セール情報・新商品の入荷情報など)・おすすめ商品をどの位置に載せるのか、ユーザーが見やすいように工夫しましょう。

パソコン・スマホ・タブレットなど、どの端末機で閲覧しても快適に表示できるように確認しておく必要があります。

販売商品の登録作業

ネットショップで販売する商品の登録作業を行います。登録する商品の数に応じて、写真と説明文を用意しましょう。

説明文には、商品仕様 (サイズ・色・素材・特徴など) ・おすすめポイントなどの内容を盛り込みます。説明文の内容が主観的な表現にならないように、細心の注意を払いましょう。

「このようなシーンにピッタリのアイテムです」といった客観的な表現ならOKですが、「この商品は絶対にイチオシです」「他社商品よりも抜群な良さで、確実に売れる商品です」といった誇張表現や、根拠のない主張にならないように留意しましょう。

SEO対策・マーケティング

商品登録の作業がある程度進んできたら、SEO対策などのWEBマーケティングに注力します。ネットショップの開業ではGoogleの検索上位に表示させるために、競合するネットショップを複数でピックアップして、分析することも重要になってきます。

キーワード設定やページごとにディスクリプションの設定を行い、コンテンツSEOを盛り込むなど、さまざまな工夫が必要となります。

コンテンツSEOとは、ユーザーに対して有益な情報を発信し、Google検索上位を目指すとともに、集客力を強化する手法です。

ネットショップで取り扱う商品に関連した内容を盛り込み、お役立ち記事を掲載することでユーザーからの興味を惹き、アクセス数と集客数の増加にも繋がります。

基本情報の設定

ネットショップを開業するにあたり、運営元の基本情報を掲載する必要があります。基本情報とは会社概要・店舗概要のことを指し、ショップ名 (屋号)・会社名・所在地・電話番号・メールアドレス・営業時間・休日などの情報を盛り込みます。

会社の規模によっては、経営者の氏名・従業員数・資本金・設立年月・主要取引先などの情報も合わせて掲載しておくと、ユーザーからの信頼性が高まります。

ネットショップを運営していて、なおかつ実店舗がある場合は、ショップへの交通アクスの手段や地図を掲載しておくと良いでしょう。

特定商取引法のページを制作する

インターネット上で商品の販売やサービスの提供を行う場合は特定商取引法に従い、「特定商取引法に基づく表示」のページをネットショップに設置する必要があります。

「特定商取引法に基づく表示」のページに掲載するおもな内容は、販売業者(会社名または店舗名)・ネットショップの運営責任者・所在地・連絡先 (電話番号・FAX番号・メールアドレスなど) ・商品代金の支払い方法・支払い期限・配送料などです。

また、一部のユーザーから返品や交換に関する要望や、商品に関するお問い合わせが来る事を考慮しなければなりません。返品・交換の適用条件や対応の仕方についても、詳しく掲載しておく必要があります。

また、この他には利用規約・プライバシーポリシー・よくある質問 (Q&A)などのページを設置します。

ネットショップの運営会社とユーザー間とのトラブルを未然に防ぐためにも、利用規約のページは必須となります。

お問い合わせフォームでよりありがちな質問事項と回答を「よくある質問」(Q&A)のページに掲載しておくと良いでしょう。

「プライバシーポリシー」を日本語に置き換えると「個人情報保護方針」という意味になります。「ユーザーから収集した個人情報は、このような形で利用して厳重に管理すること」をプライバシーポリシーのページで宣言します。

「欲しい商品があるのでネットショップで買い物したいけれど、個人情報が漏れるのでは」と不安を抱く人もいます。ユーザーの不安を解消するためにも、プライバシーポリシーのページは必須となります。

お問い合わせメールフォームの設置

ネットショップを運営する以上は、お問い合わせフォームの設置は必須となります。

ユーザーから注文を請けて、商品を販売したらそれで終わりではありません。

商品を配送した後に、間違った商品が届いた、サイズが合わない、写真のイメージと違うなど、ユーザーからさまざまな不満が出てくることもあります。

また、商品に関する質問やお取り寄せの希望などもありますので、ユーザーからの連絡窓口としてもお問い合わせフォームは必要不可欠なものとなります。

お問い合わせフォームには、氏名・メールアドレス・住所・電話番号・お問い合わせ内容などの項目を設置します。

質問の内容によっては、ネットショップの経営者からユーザーに対して直接電話をすることもあります。

お問い合わせフォームに入力・送信する内容には個人情報が含まれるため、重要な情報が外部に漏れないように、万全なセキュリティ対策を行う必要があります。

本稼働前に入念にテストを実施

ネットショップの中身がある程度整ってきたところで、レイアウトやお問い合わせメールフォーム・商品検索機能・注文機能・決済機能などが正常に稼働するかどうか、テストを入念に行います。

テストの結果、不具合が生じる箇所があれば修正して、再度テストを繰り返して検証を行います。また、商品の写真や説明文に間違った内容が含まれていないか、入念にチェックしましょう。

実際の商品とは異なる写真が掲載された場合、ユーザーが注文して商品が届いた後にクレームが来ることもありますので、ひとつひとつ丁寧にチェックしましょう。

総合的にテスト・検証を実施した結果、とくに問題がなければネットショップの開業となります。

ネットショップを開業するための手順・方法を解説 まとめ

今回の記事では、ネットショップの基礎知識・開業するメリットと注意点・開業するための手順・方法について解説しました。ネットショップの開業について不安と戸惑いを感じている方も、この記事を熟読していただいて、最初の一歩を踏み出すきっかけにしていただければうれしく思います。

しかし、ネットショップを開業して経営を軌道に乗せるまでには、長い道のりとなります。売上を伸ばすためには、ネットショップの集客数を増やしてユーザーからの信頼を得ることが重要となってきます。少しずつ売上が増加したら、リピーターを増やすための対策を講じる必要も出てきます。

ネットショップを立ち上げたらさまざまな課題点が見つかることもあると思いますが、けっして焦らずに丁寧に対処しましょう。

ユーザーからお問い合わせが来たら、できるだけ早めにレスポンスして誠意のある対応を心がけましょう。ひとつひとつ着実にできることから丁寧に対応していけば、ユーザーからの高評価に繋がり、リピーターも増えることと思います。

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