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WordPressのサーバー移行方法|手順・ドメインそのまま・引っ越し代行の費用【2026年版】

  • WordPress
  • 保守管理・運用

最終更新日:2026年07月06日

WordPressサーバー移行方法

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。

WordPressを運用していると、表示速度の低下・サーバー費用の見直し・セキュリティ環境の改善などを理由に、サーバー移行(引っ越し)を検討するタイミングが訪れます。

本記事では、ドメインはそのまま維持し、レンタルサーバーだけを変更するケースを前提に、移行方法を2通り解説します。ドメインが変わらない移行であれば、基本的に検索順位への影響はほとんどありません。

まず、移行を始める前に押さえておきたい「ドメインそのまま移行」の前提から確認します。

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CONTENTS

ドメインそのままでWordPressをサーバー移行する場合の前提

「wordpress サーバー移行 ドメインそのまま」で検索する方が最も多いのは、URLを変えずにサーバーだけ引っ越したいという意図です。この方法であれば、既存の検索順位・被リンク・ブックマークをそのまま引き継げます。

ドメインを変えない移行のメリット

  • 検索順位への影響がほぼない:URLが変わらないため、301リダイレクトや評価の再構築が不要です
  • 被リンク・SNSシェアが無効化されない:外部からのリンクはURL単位で評価されるため、URL維持ならそのまま有効です
  • 作業がシンプル:ドメイン変更を伴う移行に比べ、書き換える箇所が少なく失敗リスクが下がります

この記事の手順は、いずれも「ドメインそのまま・サーバーのみ変更」を前提としています。ドメイン自体を変更する場合は、別途データベース内のURL一括置換と301リダイレクト設計が必要になるため、専門会社への相談をおすすめします。

プラグインを使ったWordPressサーバー移行(初心者向け)

プラグインを使った引っ越しは、FTPやデータベースの知識がなくても対応できるのが最大のメリットです。作業時間も短く、小〜中規模のサイトであれば最もおすすめの方法です。

プラグイン移行のメリット・デメリット

メリット 操作が直感的でコマンドやコード知識が不要。作業時間が短い。
デメリット 無料版はファイルサイズの上限あり。環境依存のエラーが起きやすい。大規模サイトには不向き。

主なプラグインの比較

プラグイン名 無料の容量上限 特徴
All-in-One WP Migration 512MB 最も手軽。初心者向け。インポート・エクスポートがボタン操作で完結
Duplicator 制限なし(要設定) ファイル+DBをパッケージ化。中規模サイトにも対応
UpdraftPlus 制限なし バックアップ兼用。Google Drive・Dropbox等クラウド連携可

ここでは最も利用者が多い All-in-One WP Migration の手順を解説します。

手順1:旧サーバーでエクスポートする

  1. 旧サーバーのWordPress管理画面に「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化
  2. 左メニューの「All-in-One WP Migration → エクスポート」を選択
  3. 「エクスポート先」から「ファイル」を選択してダウンロード(.wpress形式で保存される)

サイトのデータ量が多い場合はエクスポートに数分かかります。完了まで画面を閉じないでください。

手順2:新サーバーにWordPressをインストールする

  1. 新サーバーのコントロールパネルからWordPressを新規インストール
  2. インストール後、管理画面に「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化

手順3:新サーバーでインポートする

  1. 左メニューの「All-in-One WP Migration → インポート」を選択
  2. 手順1でダウンロードした .wpressファイルをアップロード
  3. 「開始」ボタンをクリックしてインポート完了まで待機
  4. インポート完了後、パーマリンク設定を一度「保存」して再設定する

手順4:テンポラリURLで動作確認する

新サーバーのテンポラリURL(仮アドレス)でサイトが正常に表示されるか確認します。画像・CSS・管理画面ログインが正常であればDNS切り替えに進みます。

手順5:DNS切り替え

ドメインを管理しているレジストラ(お名前.com・ムームードメインなど)でネームサーバーまたはAレコードを新サーバーのIPアドレスに変更します。ドメインはそのまま維持するため、変更するのは向き先だけです。反映には数時間〜最大48時間かかります。

プラグイン移行でよくある失敗

  • 512MBの上限を超えてインポートできない:有料版へのアップグレード、またはサーバーの php.iniupload_max_filesize を引き上げることで対応できる場合があります
  • インポート後に画面が崩れる:パーマリンク設定の再保存で解消するケースがほとんどです
  • 管理画面にログインできない:インポート前のIDとパスワードでログインしてください。インポートにより認証情報が上書きされます

プラグイン移行でうまくいかない場合は、次のFTP+DB手動移行をお試しください。

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

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FTP+DBによるWordPressサーバー移行(技術者向け)

FTPとデータベースを直接操作する方法は、プラグインに依存しないため環境依存のトラブルが起きにくく、大規模サイトや複雑な構成のサイトの引っ越しに向いています。手順は多いですが、トラブル時の原因特定がしやすいのが特徴です。

前提の確認

  • 現在のURL例:https://www.example.com(ドメインはそのまま維持)
  • 新サーバーのテンポラリURL例:https://temp.newserver.net(サーバー会社から発行される仮アドレス)

全体の流れ

  1. 旧サーバーからファイルをダウンロード・DBをエクスポート
  2. 新サーバーにファイルをアップロード・DBをインポート
  3. wp-config.php・.htaccessを書き換え
  4. テンポラリURLで動作確認
  5. DNS切り替え・本番URLに復元

ステップ1:旧サーバーからファイルをダウンロードする

FTPクライアント(FileZillaなど)を使い、旧サーバーからWordPressの全ファイルをローカルにダウンロードします。対象はWordPressルートディレクトリ全体(wp-contentwp-config.php.htaccess を含む)です。作業前に必ず別フォルダにバックアップコピーを保存してください。

ステップ2:旧サーバーのデータベースをエクスポートする

旧サーバーのphpMyAdminにログインし、WordPressが使用しているデータベースを選択して「エクスポート」を実行します。形式はSQLファイルで保存します。ファイル一式とSQLファイルの2つが揃えば、何かあっても復元できます。

ステップ3:新サーバーにファイルをアップロードする

新サーバーにFTPで接続し、ダウンロードしたWordPressの全ファイルをアップロードします。アップロード後、wp-content/uploads/ 内の画像ファイルのパーミッションを 666、フォルダを 777 に設定してください。設定を誤ると画像が表示されないトラブルの原因になります。

ステップ4:新サーバーにデータベースをインポートする

新サーバーのコントロールパネルで新しいデータベースとユーザーを作成し、phpMyAdminからSQLファイルをインポートします。タイムアウトが発生する場合は、SQLファイルを分割するか max_execution_time を一時的に延長して対応します。

ステップ5:wp-config.phpと.htaccessを書き換える

wp-config.phpの書き換え
wp-config.php 内のDB接続情報(DB_NAME・DB_USER・DB_PASSWORD・DB_HOST)を新サーバーの情報に書き換えます。

.htaccessの書き換え
.htaccess にドメイン名が直書きされている場合、テキストエディタでテンポラリURLに一括置換してアップロードします。書き換え前のファイルは必ずバックアップしてください。後の手順で元に戻します。

データベース内のURLを書き換える
phpMyAdminで wp_options テーブルを開き、siteurlhome の値をテンポラリURL(https://temp.newserver.net)に変更します。

ステップ6:テンポラリURLで動作確認する

テンポラリURLにアクセスし、以下を確認します。

  • トップページが正常に表示されるか
  • 画像・CSS・JSが正常に読み込まれているか
  • 管理画面にログインできるか
  • 投稿・固定ページが正常に表示されるか

問題がある場合はDNS切り替え前に必ず解消してください。切り替え後の修正は影響範囲が広くなります。

ステップ7:DNS切り替えと本番URLへの復元

レジストラでネームサーバーまたはAレコードを新サーバーのIPアドレスに変更します。ドメインはそのままのため、書き換えるのは向き先のみです。DNS反映には数時間〜最大48時間かかります。

反映後、WordPress管理画面の「設定 → 一般」で「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を本番ドメインに戻します。あわせてバックアップした元の .htaccess を新サーバーにアップロードして置き換えます。

手動移行でよくある失敗と対処法

画像が表示されない
原因の大半はパーミッション設定ミスです。wp-content/uploads/ 以下のファイルを 666、フォルダを 777 に再設定してください。

管理画面にログインできない
wp_optionssiteurlhome が旧URLのままになっているケースがほとんどです。phpMyAdminから直接テンポラリURLに書き換えます。

SSL(https)で表示されない
新サーバーでSSL証明書の設定が完了していない場合に発生します。移行前に新サーバー側のSSL設定を済ませておくことを推奨します。

WordPressの引っ越し・サーバー移行を代行する場合の費用相場

「手順は理解したが自分で作業する時間がない」「ECサイトなのでダウンタイムを最小化したい」「移行を試みたが途中でエラーが解決できなかった」という場合は、専門会社への移行代行が確実です。ここでは費用相場と、代行が向くケースを整理します。

移行代行の費用相場の目安

サイト規模・内容 費用目安
小規模サイト(数十ページ・標準的な構成) 3万円〜8万円
中規模サイト(プラグイン多数・カスタマイズあり) 8万円〜20万円
大規模・ECサイト(ダウンタイム最小化・検証込み) 20万円〜

費用はページ数・プラグイン構成・データベースの容量・ダウンタイムをどこまで抑えるかによって変動します。移行後の動作検証や、SSL・メール設定まで含めるかどうかも見積もりに影響します。

移行代行を依頼したほうがよいケース

  • ECサイト・会員サイトなど停止が許されない:注文やログイン処理が動く間の移行はデータ分散のリスクが高く、専門的なダウンタイム管理が必要です
  • プラグインやテーマのカスタマイズが多い:環境依存のエラーが起きやすく、原因特定に技術的な知見が求められます
  • 移行を試みて失敗した:中途半端な状態からの復旧は、最初からやり直すより難しくなる場合があります
  • 移行と同時に保守・セキュリティ体制も見直したい:引っ越しを機に、継続的な運用サポートまで一括で相談できます

移行代行を選ぶ際は、作業範囲(動作検証・SSL・メール設定の有無)と、移行後の保守対応まで対応できるかを確認しておくと安心です。

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会社名 株式会社ファーストネットジャパン
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
設立 2004年12月(1998年8月創業)
URL https://gelatocms.com/

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よくある質問

Q. ドメインはそのままでサーバーだけ移行できますか?

はい、可能です。ドメインを管理しているレジストラでネームサーバーまたはAレコードの向き先を新サーバーに変更するだけで、URLを変えずにサーバーだけを引っ越せます。URLが変わらないため、検索順位や被リンクへの影響はほとんどありません。

Q. プラグイン移行と手動移行はどちらがおすすめですか?

データ量が512MB未満で、FTPやデータベースの操作に慣れていない方はプラグイン移行(All-in-One WP Migration)が手軽でおすすめです。大規模サイト・複雑な構成・ECサイトなどダウンタイムを最小化したい場合は手動移行が確実です。

Q. 移行作業中にサイトは止まりますか?

DNS切り替えのタイミングで数時間〜最大48時間、旧サーバーと新サーバーが混在する状態になります。この間に投稿・更新・注文が発生するとデータが分散するリスクがあるため、アクセスが少ない深夜〜早朝に作業するのが一般的です。

Q. 移行後に検索順位は下がりますか?

ドメインそのままの移行であれば、基本的に順位への影響はほとんどありません。ただし移行直後に表示速度が大きく変化した場合は変動が起きることがあります。移行後1〜2週間はSearch Consoleでクロールエラーと順位を確認することをおすすめします。

Q. WordPressの引っ越し・移行代行の費用はどれくらいですか?

小規模サイトで3万円〜8万円、プラグインやカスタマイズが多い中規模サイトで8万円〜20万円、ダウンタイム最小化が必要な大規模・ECサイトで20万円〜が目安です。動作検証やSSL・メール設定を含めるかで費用は変動します。

Q. 自分での移行が難しいと感じたらどうすればいいですか?

途中でつまずいた場合や、ECサイトなどダウンタイムを最小化したいサイトは専門会社への代行依頼が確実です。ファーストネットジャパンでも移行代行・保守管理に対応していますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

WordPressのサーバー移行(引っ越し)は、サイトの規模と技術レベルに合わせて方法を選ぶのがポイントです。

  • 小〜中規模サイト・初心者 → All-in-One WP Migrationなどのプラグインが手軽
  • 大規模サイト・ECサイト・複雑な構成 → FTP+DB手動移行が確実
  • 時間が取れない・失敗したくない → 移行代行(3万円〜が目安)

いずれの方法でも、ドメインをそのまま維持すれば検索順位への影響はほとんどありません。作業前のバックアップと、DNS切り替え前の動作確認は必ず実施してください。

ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区拠点のWeb制作会社です。WordPressのサーバー移行代行・保守管理・セキュリティ対応まで一貫してサポートします。「移行を試みたがうまくいかなかった」「作業時間が取れない」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
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