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WordPressのサーバー移行方法|プラグインと手動の2つの手順を解説【2026年版】

  • WordPress
  • 保守管理・運用

最終更新日:2026年06月10日

WordPressサーバー移行方法

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。

WordPressを運用していると、表示速度の低下・サーバー費用の見直し・セキュリティ環境の改善などを理由に、サーバー移行を検討するタイミングが訪れます。

サーバー移行の方法は大きく2つあります。プラグインを使った方法と、FTPとデータベースを直接操作する方法です。本記事では両方の手順をわかりやすく解説します。

なお、以下の条件を前提として解説します。

  • 使用中のドメインはそのまま維持する
  • レンタルサーバーのみ変更する

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。

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CONTENTS

プラグインを使ったWordPressサーバー移行(初心者向け)

プラグインを使った移行は、FTPやデータベースの知識がなくても対応できるのが最大のメリットです。作業時間も短く、小〜中規模のサイトであれば最もおすすめの方法です。

プラグイン移行のメリット・デメリット

メリット 操作が直感的でコマンドやコード知識が不要。作業時間が短い。
デメリット 無料版はファイルサイズの上限あり。環境依存のエラーが起きやすい。大規模サイトには不向き。

主なプラグインの比較

プラグイン名 無料の容量上限 特徴
All-in-One WP Migration 512MB 最も手軽。初心者向け。インポート・エクスポートがボタン操作で完結
Duplicator 制限なし(要設定) ファイル+DBをパッケージ化。中規模サイトにも対応
UpdraftPlus 制限なし バックアップ兼用。Google Drive・Dropbox等クラウド連携可

ここでは最も利用者が多い All-in-One WP Migration の手順を解説します。

手順1:旧サーバーでエクスポートする

  1. 旧サーバーのWordPress管理画面に「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化
  2. 左メニューの「All-in-One WP Migration → エクスポート」を選択
  3. 「エクスポート先」から「ファイル」を選択してダウンロード(.wpress形式で保存される)

サイトのデータ量が多い場合はエクスポートに数分かかります。完了まで画面を閉じないでください。

手順2:新サーバーにWordPressをインストールする

  1. 新サーバーのコントロールパネルからWordPressを新規インストール
  2. インストール後、管理画面に「All-in-One WP Migration」をインストール・有効化

手順3:新サーバーでインポートする

  1. 左メニューの「All-in-One WP Migration → インポート」を選択
  2. 手順1でダウンロードした .wpressファイルをアップロード
  3. 「開始」ボタンをクリックしてインポート完了まで待機
  4. インポート完了後、パーマリンク設定を一度「保存」して再設定する

手順4:テンポラリURLで動作確認する

新サーバーのテンポラリURL(仮アドレス)でサイトが正常に表示されるか確認します。画像・CSS・管理画面ログインが正常であればDNS切り替えに進みます。

手順5:DNS切り替え

ドメインを管理しているレジストラ(お名前.com・ムームードメインなど)でネームサーバーまたはAレコードを新サーバーのIPアドレスに変更します。反映には数時間〜最大48時間かかります。

プラグイン移行でよくある失敗

  • 512MBの上限を超えてインポートできない:有料版へのアップグレード、またはサーバーの php.iniupload_max_filesize を引き上げることで対応できる場合があります
  • インポート後に画面が崩れる:パーマリンク設定の再保存で解消するケースがほとんどです
  • 管理画面にログインできない:インポート前のIDとパスワードでログインしてください。インポートにより認証情報が上書きされます

プラグイン移行でうまくいかない場合は、次のFTP+DB手動移行をお試しください。

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FTP+DBによるWordPressサーバー移行(技術者向け)

FTPとデータベースを直接操作する方法は、プラグインに依存しないため環境依存のトラブルが起きにくく、大規模サイトや複雑な構成のサイトに向いています。手順は多いですが、トラブル時の原因特定がしやすいのが特徴です。

前提の確認

  • 現在のURL例:https://www.example.com
  • 新サーバーのテンポラリURL例:https://temp.newserver.net(サーバー会社から発行される仮アドレス)

全体の流れ

  1. 旧サーバーからファイルをダウンロード・DBをエクスポート
  2. 新サーバーにファイルをアップロード・DBをインポート
  3. wp-config.php・.htaccessを書き換え
  4. テンポラリURLで動作確認
  5. DNS切り替え・本番URLに復元

ステップ1:旧サーバーからファイルをダウンロードする

FTPクライアント(FileZillaなど)を使い、旧サーバーからWordPressの全ファイルをローカルにダウンロードします。対象はWordPressルートディレクトリ全体(wp-contentwp-config.php.htaccess を含む)です。作業前に必ず別フォルダにバックアップコピーを保存してください。

ステップ2:旧サーバーのデータベースをエクスポートする

旧サーバーのphpMyAdminにログインし、WordPressが使用しているデータベースを選択して「エクスポート」を実行します。形式はSQLファイルで保存します。ファイル一式とSQLファイルの2つが揃えば、何かあっても復元できます。

ステップ3:新サーバーにファイルをアップロードする

新サーバーにFTPで接続し、ダウンロードしたWordPressの全ファイルをアップロードします。アップロード後、wp-content/uploads/ 内の画像ファイルのパーミッションを 666、フォルダを 777 に設定してください。設定を誤ると画像が表示されないトラブルの原因になります。

ステップ4:新サーバーにデータベースをインポートする

新サーバーのコントロールパネルで新しいデータベースとユーザーを作成し、phpMyAdminからSQLファイルをインポートします。タイムアウトが発生する場合は、SQLファイルを分割するか max_execution_time を一時的に延長して対応します。

ステップ5:wp-config.phpと.htaccessを書き換える

wp-config.phpの書き換え
wp-config.php 内のDB接続情報(DB_NAME・DB_USER・DB_PASSWORD・DB_HOST)を新サーバーの情報に書き換えます。

.htaccessの書き換え
.htaccess にドメイン名が直書きされている場合、テキストエディタでテンポラリURLに一括置換してアップロードします。書き換え前のファイルは必ずバックアップしてください。後の手順で元に戻します。

データベース内のURLを書き換える
phpMyAdminで wp_options テーブルを開き、siteurlhome の値をテンポラリURL(https://temp.newserver.net)に変更します。

ステップ6:テンポラリURLで動作確認する

テンポラリURLにアクセスし、以下を確認します。

  • トップページが正常に表示されるか
  • 画像・CSS・JSが正常に読み込まれているか
  • 管理画面にログインできるか
  • 投稿・固定ページが正常に表示されるか

問題がある場合はDNS切り替え前に必ず解消してください。切り替え後の修正は影響範囲が広くなります。

ステップ7:DNS切り替えと本番URLへの復元

レジストラでネームサーバーまたはAレコードを新サーバーのIPアドレスに変更します。DNS反映には数時間〜最大48時間かかります。

反映後、WordPress管理画面の「設定 → 一般」で「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を本番ドメインに戻します。あわせてバックアップした元の .htaccess を新サーバーにアップロードして置き換えます。

手動移行でよくある失敗と対処法

画像が表示されない
原因の大半はパーミッション設定ミスです。wp-content/uploads/ 以下のファイルを 666、フォルダを 777 に再設定してください。

管理画面にログインできない
wp_optionssiteurlhome が旧URLのままになっているケースがほとんどです。phpMyAdminから直接テンポラリURLに書き換えます。

SSL(https)で表示されない
新サーバーでSSL証明書の設定が完了していない場合に発生します。移行前に新サーバー側のSSL設定を済ませておくことを推奨します。

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よくある質問

Q. プラグイン移行と手動移行はどちらがおすすめですか?

サイトのデータ量が512MB未満で、FTPやデータベースの操作に慣れていない方はプラグイン移行(All-in-One WP Migration)が手軽でおすすめです。大規模サイト・複雑な構成のサイト・ECサイトなどダウンタイムを最小化したい場合は手動移行が確実です。

Q. 移行作業中にサイトは止まりますか?

DNS切り替えのタイミングで数時間〜最大48時間、旧サーバーと新サーバーが混在する状態になります。この間に投稿・更新・注文が発生するとデータが分散するリスクがあります。アクセスが少ない深夜〜早朝に作業するのが一般的です。

Q. 移行後に検索順位は下がりますか?

URLが変わらない移行であれば、基本的に順位への影響はほとんどありません。ただし移行直後に表示速度が大きく変化した場合は変動が起きることがあります。移行後1〜2週間はSearch Consoleでクロールエラーと順位を確認することをおすすめします。

Q. SSL証明書はどうなりますか?

旧サーバーのSSL証明書は新サーバーに引き継げません。新サーバー側で改めてSSL証明書を取得・設定する必要があります。Let’s Encryptを使えば無料で対応できるサーバーが多いです。

Q. メールアドレスも一緒に移行できますか?

WordPressのサーバー移行とメールの移行は別の作業です。メールも移行する場合はMXレコードの変更が必要です。メールはダウンタイムの影響が出やすいため、WordPressの移行とは別のタイミングで作業することを推奨します。

Q. 自分での移行が難しいと感じたらどうすればいいですか?

途中でつまずいた場合や、ECサイトなどダウンタイムを最小化したいサイトは専門会社への代行依頼が確実です。ファーストネットジャパンでも移行代行に対応していますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

WordPressのサーバー移行は、サイトの規模と技術レベルに合わせて方法を選ぶのがポイントです。

  • 小〜中規模サイト・初心者 → All-in-One WP Migrationなどのプラグインが手軽
  • 大規模サイト・ECサイト・複雑な構成 → FTP+DB手動移行が確実

どちらの方法でも、作業前のバックアップとDNS切り替え前の動作確認は必ず実施してください。

ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区拠点のWeb制作会社です。WordPressのサーバー移行代行・保守管理・セキュリティ対応まで一貫してサポートします。「移行を試みたがうまくいかなかった」「作業時間が取れない」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。

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この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。



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