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システム開発の外注|メリット・デメリット・費用相場・会計処理【2026年最新版】

  • システム開発

最終更新日:2026年08月06日

システム開発の外注のメリット・デメリット・費用相場・会計処理を解説するアイキャッチ画像

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。

「システム開発を外注したいが、費用や進め方がわからない」「外注先に丸投げして失敗しないか不安」「開発費をどの勘定科目で処理すればよいのか確認したい」と悩む企業担当者は少なくありません。

システム開発の外注は、社内に不足している技術や人材を補い、業務改善や新規事業を早く進められる方法です。一方、目的や要件が曖昧なまま発注すると、追加費用、納期遅延、品質不足、システムのブラックボックス化につながります。

この記事では、1998年創業・4,000件超の制作・開発実績を持つファーストネットジャパンが、システム開発を外注するメリット・デメリット、費用相場、支払い時期、契約形態、会計処理、発注から納品・保守までの流れを実務目線で解説します。

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ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、業務システム・Webアプリ・アプリ開発など幅広いシステム開発をサポートしています。
システム開発に関することならまずは当社にお問い合わせください。

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システム開発を外注するときに最初に確認すること

システム開発の外注を成功させるには、開発会社を探す前に「何を解決したいのか」「いくらまで投資できるのか」「いつまでに必要なのか」を整理することが重要です。

確認項目 判断の目安
外注が向いている企業 社内エンジニアが少ない、開発が単発、期限までに専門チームを確保したい企業
費用の目安 小規模な業務システムで100万円〜、中規模以上では300万円〜1,000万円以上
期間の目安 小規模で3〜6か月、中規模で6〜12か月、大規模では1年以上
主な契約形態 完成物を納品する請負契約、作業遂行を委託する準委任契約
最大の注意点 要件が曖昧なまま丸投げし、追加費用や認識のズレが発生すること
発注前の準備 目的、現状課題、必要機能、予算、希望納期、社内責任者を整理する

外注は単に開発作業を業者へ渡すことではありません。発注者と開発会社が役割を分担し、同じ目的と判断基準を共有して進める共同プロジェクトです。

システム開発の外注とは

システム開発の外注とは、自社の業務システム、Webシステム、スマートフォンアプリ、基幹システムなどの企画・設計・開発・テスト・保守の全部または一部を、外部の開発会社や専門チームへ委託することです。

外注する範囲は案件によって異なります。企画段階から任せるケースもあれば、自社で要件定義を行い、設計・開発・テストだけを委託するケースもあります。

  • 業務課題の整理・企画
  • 要件定義
  • 基本設計・詳細設計
  • プログラム開発
  • テスト・検収支援
  • サーバー・クラウド環境構築
  • 公開後の保守・運用・追加開発

中小企業では、社内に開発チームを常設するよりも、必要な期間に必要な専門家を外注で確保した方が合理的なケースが多くあります。

システム開発は外注と内製のどちらがよいか

外注と内製には、それぞれ向いている状況があります。どちらか一方に決めるのではなく、企画と意思決定は自社、専門的な設計と開発は外注というハイブリッド型も有効です。

比較項目 外注 内製
人材確保 必要な技術者を短期間で確保しやすい 採用・教育に時間と費用がかかる
初期コスト 見積金額として把握しやすい 採用費、人件費、設備費が継続して発生する
仕様変更 契約範囲外は追加費用・納期変更になりやすい 社内判断で柔軟に変更しやすい
ノウハウ 意識して引き継がなければ社内に残りにくい 開発経験と技術が社内に蓄積される
品質管理 開発会社の体制・経験に左右される 社内の技術力と管理能力に左右される
向いている案件 単発開発、期限がある案件、専門技術が必要な案件 継続的に改善する自社サービス、開発頻度が高い事業

外注が向いているケース

  • 社内にシステム開発を主導できるエンジニアがいない
  • 特定の期限までにシステムを稼働させたい
  • 開発が単発または数年に一度である
  • AI、クラウド、スマートフォンアプリなど専門技術が必要である
  • 採用や教育に時間をかけず、早くプロジェクトを開始したい

内製が向いているケース

  • システムそのものが事業の競争力や売上の中心である
  • 短い周期で機能改善や仕様変更を繰り返す
  • 社内にプロジェクトマネージャーと複数のエンジニアがいる
  • 開発・運用ノウハウを社内資産として蓄積したい

中小企業にはハイブリッド型が現実的

中小企業では、すべてを外注先へ丸投げするのではなく、自社が目的・優先順位・業務ルールを決め、開発会社が要件整理・設計・実装を支援する体制が現実的です。

社内には最低でも、意思決定を行う責任者と、現場の要望を集約する担当者を置きましょう。外注先が優秀でも、社内の判断が止まればプロジェクトは進みません。

システム開発を外注する5つのメリット

1. 必要な専門技術をすぐに活用できる

システム開発には、要件定義、UI設計、データベース、サーバー、セキュリティ、テストなど複数の専門領域が必要です。外注を利用すれば、案件に必要な技術者を組み合わせたチームを確保できます。

自社で一から採用・教育するより、プロジェクト開始までの期間を短縮しやすい点がメリットです。

2. 採用費・教育費・固定人件費を抑えられる

エンジニアを正社員として採用すると、採用費、給与、社会保険、教育費、開発環境などの固定費が継続的に発生します。外注であれば、必要な期間と範囲に絞って費用を投入できます。

開発が毎月発生しない企業では、常設の開発部門を持つよりも費用を管理しやすくなります。

3. 費用とスケジュールを計画しやすい

要件と契約範囲が明確であれば、見積書と開発スケジュールを基に予算を組めます。請負契約では成果物、納期、検収条件を定め、準委任契約では月ごとの工数や支援範囲を管理します。

ただし、仕様変更や追加要望が発生すれば、費用と納期も変わります。「契約すれば費用が完全に固定される」と考えず、変更管理のルールを決めておくことが重要です。

4. 社内担当者が本来業務に集中できる

専門的な開発作業を外注することで、社内担当者は業務要件の整理、関係部署との調整、利用者教育、運用ルールの整備など、自社にしかできない仕事へ集中できます。

5. 開発後の保守・改善まで相談できる

システムは公開して終わりではありません。利用状況を確認し、不具合修正、セキュリティ更新、法改正対応、機能追加を継続する必要があります。

開発時から保守を想定して外注先を選べば、システムの構造を理解したチームへ運用を引き継げます。

システム開発を外注する5つのデメリット・リスク

1. 社内に開発ノウハウが残りにくい

外注先だけが設計や開発内容を理解している状態では、担当会社を変更するときに引き継ぎが難しくなります。要件定義書、設計書、ソースコード、テスト仕様書、操作マニュアルなどを成果物として受領し、社内で保管してください。

2. コミュニケーション不足で認識がずれる

発注者が使う業務用語と、開発会社が理解する仕様には差があります。口頭説明だけで進めると「依頼したつもり」「含まれていない」というトラブルが起きます。

決定事項は議事録や課題管理ツールに残し、画面イメージや試作品を確認しながら進めることが大切です。

3. 仕様変更で追加費用が発生する

開発途中で機能を追加したり、確定した仕様を変更したりすると、再設計・再開発・再テストが必要です。特に請負契約では、契約範囲外の変更は追加見積もりになるのが一般的です。

すべての要望を最初から盛り込まず、必須機能と将来機能を分けると予算超過を防ぎやすくなります。

4. 外注先への依存度が高くなる

サーバー、クラウド、ドメイン、ソースコード、データベースの管理権限を外注先だけが持っていると、契約終了時に移管できないリスクがあります。

重要なアカウントは原則として発注者名義で契約し、管理者権限と認証情報を自社でも保管しましょう。

5. 外注先の体制によって品質が変わる

営業担当者と実際の開発担当者が分離しすぎている場合や、再委託先へ情報が正確に伝わらない場合、仕様のズレや対応遅延が発生しやすくなります。

再委託の有無だけで判断するのではなく、誰が要件定義・設計・開発・品質管理を担当し、発注者が技術責任者と直接話せるかを確認してください。

システム開発の外注費用相場【2026年版】

システム開発の外注費用は、画面数や機能数だけでは決まりません。利用者数、データ量、外部システム連携、セキュリティ、可用性、移行作業、テスト範囲によって大きく変わります。

以下は企画・設計・開発・テストを含む一般的な目安です。正確な費用は要件整理後の見積もりで確認してください。

開発規模・種類 費用相場 主な内容
小規模な業務ツール 100万円〜300万円 簡易な顧客管理、申請管理、帳票出力、社内向け管理画面など
中規模な業務システム 300万円〜1,000万円 販売管理、在庫管理、予約管理、複数部署で利用する業務システムなど
大規模・基幹システム 1,000万円〜数千万円以上 販売・在庫・生産・会計連携、複数拠点、権限管理、データ移行を伴う開発
Webサービス・Webアプリ 300万円〜1,500万円以上 会員サイト、マッチング、予約、EC、ポータル、SaaSなど
スマートフォンアプリ 500万円〜2,000万円以上 iOS・Android対応、プッシュ通知、決済、位置情報、管理画面など
既存システムの改修 30万円〜300万円以上 機能追加、画面改修、API連携、バージョンアップ、障害改修など

ファーストネットジャパンのWebシステム開発は、100万円〜が目安です。案件規模、要件、利用技術、保守範囲によって変動します。

費用を左右する主な要素

  • 必要な画面数・機能数
  • 利用者数と同時アクセス数
  • 外部サービス・基幹システムとの連携
  • 既存データの移行量とデータ品質
  • 権限管理、ログ管理、セキュリティ要件
  • スマートフォン・タブレット対応
  • 操作マニュアル、研修、導入支援の有無
  • 保守時間、監視範囲、障害対応レベル

保守費用は年額または月額で確認する

システム保守では、サーバー監視、バックアップ、障害対応、セキュリティ更新、軽微な修正、問い合わせ対応などが対象になります。

保守費用は、年間で初期開発費の10〜15%程度が一つの目安とされることがありますが、システムの重要度や対応時間によって大きく異なります。月額料金だけでなく、含まれる作業時間、対応時間帯、障害時の初動時間、追加作業の単価を確認してください。

システム開発費の支払いタイミング

開発費の支払い方法は、契約形態とプロジェクト期間によって異なります。契約前に支払い条件と検収条件を確認しましょう。

支払い方法 特徴 注意点
着手金+納品時 契約時に一部を支払い、納品・検収後に残額を支払う 着手金の返金条件と検収条件を確認する
工程ごとの分割払い 要件定義、設計、開発、検収などの完了ごとに支払う 各工程の完了条件を明文化する
月額払い 準委任契約や長期開発で、毎月の工数・作業内容に応じて支払う 稼働時間、単価、報告方法、上限工数を決める
納品後一括払い 検収完了後に全額を支払う 長期・高額案件では対応できる開発会社が限られる

長期案件では、工程ごとの分割払いが発注者・開発会社双方のリスクを抑えやすい方法です。支払い日だけでなく、何をもって工程完了とするかを契約書や個別契約書に記載してください。

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システム開発外注費の会計処理・勘定科目

システム開発の外注費は、開発目的、利用方法、金額、機能追加の内容によって会計・税務処理が異なります。ここでは一般的な考え方を説明します。

実際の処理は、自社の会計方針や契約内容によって変わるため、発注前に税理士・会計士へ確認してください。

自社利用システムはソフトウェアとして資産計上することが多い

自社の業務効率化、売上管理、顧客管理、予約管理などに利用し、将来の収益獲得や費用削減につながるシステムは、一般に「ソフトウェア」として無形固定資産へ計上することが多くなります。

購入代金だけでなく、導入に必要な設定作業や、自社仕様に合わせた付随的な修正費用が取得価額に含まれる場合があります。

完成前はソフトウェア仮勘定で管理する

開発期間が決算期をまたぐ場合、完成前に支払った要件定義・設計・開発費を「ソフトウェア仮勘定」などで管理し、完成して事業に利用できる状態になった時点で「ソフトウェア」へ振り替える方法があります。

どの工程の費用を取得価額へ含めるか判断しやすいように、見積書と請求書は要件定義、設計、開発、テスト、保守、ライセンスなどに分けてもらうとよいでしょう。

税務上の耐用年数

ソフトウェアの区分 税務上の耐用年数
複写して販売するための原本・研究開発用ソフトウェア 3年
その他のソフトウェア・自社利用ソフトウェア 5年

会計上の処理と税務上の処理が一致しない場合もあります。研究開発目的の支出も一律に費用処理できるとは限らないため、個別に確認が必要です。

少額の場合に費用処理できることがある

取得価額・条件 一般的な税務上の取扱い
10万円未満または使用可能期間1年未満 消耗品費などとして損金処理できる場合がある
20万円未満 一括償却資産として3年間で均等償却する方法を選べる場合がある
40万円未満 一定の中小企業者等は、少額減価償却資産の特例を利用して即時損金算入できる場合がある

2026年4月1日以後に取得・製作する資産について、中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額基準は40万円未満に引き上げられました。対象法人には要件があり、年間合計300万円が上限です。

既存システムの改修は資本的支出か修繕費かを確認する

既存システムに新機能を追加し、価値や利用可能期間を高める改修は、資本的支出として資産計上する可能性があります。一方、通常の維持管理、不具合修正、原状回復に近い作業は、保守費・修繕費として費用処理できる場合があります。

「改修」という名称だけで判断せず、作業内容と効果を基に税理士へ確認してください。

海外の開発会社へ外注する場合の消費税

国内の開発会社へ委託する取引は、原則として消費税の課税取引です。海外事業者へ委託する場合は、役務の内容、提供場所、電気通信利用役務に該当するかなどによって取扱いが異なります。

海外へのシステム開発委託がすべてリバースチャージ方式になるわけではありません。契約前に税理士へ確認しましょう。

システム開発外注の契約形態

システム開発では、主に請負契約と準委任契約が使われます。契約名ではなく、完成責任を負うのか、作業遂行を委託するのかという実態で整理することが重要です。

契約形態 主な目的 向いている工程 注意点
請負契約 合意した成果物を完成・納品する 仕様が確定した設計・開発・制作 仕様変更は追加費用になりやすく、検収条件の明確化が必要
準委任契約 専門業務を適切に遂行する 要件定義、アジャイル開発、技術支援、保守運用 成果物の完成が当然に保証される契約ではなく、工数・役割管理が必要

要件が固まっていない段階から請負契約にすると、開発会社は不確実性を見積金額へ上乗せせざるを得ません。要件定義を準委任契約で行い、仕様確定後に開発工程を請負契約にする方法もあります。

契約不適合責任と保証期間

請負契約で納品物が契約内容に適合しない場合、要件を満たせば、修補などの履行の追完、報酬の減額、損害賠償、契約解除を求められることがあります。

民法では、注文者が種類・品質に関する不適合を知った時から1年以内に、その旨を請負人へ通知することが必要とされています。「発見から1年以内にすべての請求や訴訟を完了しなければならない」という意味ではありません。

ただし、企業間契約では、検収期間、無償修正期間、責任の上限、免責事項などを契約で定めることがあります。契約書は必要に応じて弁護士へ確認してください。

契約前に確認する12項目

システム開発のトラブルは、開発技術よりも契約範囲と責任分担の曖昧さから生じることがあります。契約前に次の項目を確認してください。

  1. 開発の目的と対象業務
  2. 成果物と納品形式
  3. 機能要件・非機能要件
  4. 開発期間と工程別スケジュール
  5. 費用、支払い時期、追加費用の計算方法
  6. 仕様変更の申請・承認方法
  7. 検収方法、検収期間、合格基準
  8. 契約不適合への対応期間と範囲
  9. 著作権・知的財産権・ソースコードの帰属
  10. 再委託の有無と責任体制
  11. 秘密保持、個人情報、セキュリティ対策
  12. 保守範囲、障害対応、契約終了時の引き継ぎ

納品時に受け取る成果物チェックリスト

完成したシステムだけを受け取り、設計情報や管理権限を受け取っていないと、将来の改修や外注先変更が難しくなります。案件に応じて次の成果物を契約書へ記載しましょう。

  • ソースコード一式
  • 要件定義書・仕様書
  • 基本設計書・詳細設計書
  • 画面一覧・画面遷移図
  • データベース設計書
  • API仕様書・外部連携仕様書
  • テスト仕様書・テスト結果
  • サーバー・クラウド環境構築手順
  • 利用しているライブラリ・OSS・ライセンス一覧
  • 操作マニュアル・管理者マニュアル
  • バックアップ・復旧手順
  • ドメイン、クラウド、リポジトリなどの管理者権限

すべての案件で同じ資料が必要とは限りません。将来の保守会社が引き継げる状態を基準に、必要な成果物を決めてください。

システム開発を外注する流れ

STEP1:課題と目的を整理する

現在の業務フロー、時間がかかっている作業、ミスが発生している箇所、システム化によって実現したい状態を整理します。

「システムを作ること」ではなく、「受注処理時間を半分にする」「在庫差異を減らす」など、業務上の目的を設定してください。

STEP2:予算・納期・優先順位を決める

予算上限、希望稼働日、必須機能、将来追加する機能を整理します。要望をすべて同じ優先度にすると、見積金額が膨らみます。

STEP3:RFP・要件資料を準備する

RFPとは、開発会社へ提案を依頼するための資料です。正式な文書を作れない場合でも、現状課題、利用者、必要機能、予算、希望納期、既存システムの情報をまとめておくと比較しやすくなります。

STEP4:外注先を比較する

2〜3社程度へ相談し、金額だけでなく、提案内容、類似案件の経験、担当体制、説明のわかりやすさ、保守対応を比較します。

極端に安い見積もりでは、要件定義、テスト、データ移行、マニュアル、保守が含まれていないことがあります。見積総額ではなく、作業範囲と前提条件を確認してください。

STEP5:要件定義と契約を行う

業務フロー、画面、機能、データ、権限、性能、セキュリティ、運用方法を決めます。要件定義書と見積書の範囲が一致していることを確認してから契約します。

STEP6:設計・開発・中間確認を進める

設計書や試作画面を確認し、週1回または隔週の定例会議で進捗、課題、変更内容を共有します。完成時に初めて確認するのではなく、動く画面を段階的にレビューしてください。

STEP7:テスト・検収・公開を行う

開発会社のテストだけでなく、実際の利用者が業務シナリオに沿って受入テストを行います。検収条件を満たしたことを確認し、本番環境へ公開します。

STEP8:保守・運用・改善を継続する

公開後は利用状況と問い合わせ内容を確認し、操作改善、機能追加、セキュリティ更新を進めます。システム導入前後の作業時間、ミス件数、売上、利用率などを比較すると投資効果を判断できます。

外注管理で失敗しないための実務ポイント

社内の意思決定者を1人にする

部署ごとに異なる要望を開発会社へ直接伝えると、仕様が矛盾します。意見を集約し、優先順位と最終判断を行う責任者を決めてください。

定例会議と課題管理をセットにする

定例会議では、進捗率だけでなく、未決事項、遅延要因、仕様変更、次回までの担当を確認します。Backlog、Redmine、Jiraなどの課題管理ツールや共有表を使い、口頭だけで終わらせないことが重要です。

変更履歴を残す

仕様変更を行うときは、変更内容、理由、追加費用、納期への影響、承認者を記録します。小さな変更の積み重ねが、予算超過と納期遅延の原因になります。

発注者側の確認期限を守る

開発会社からの質問や画面確認に対する回答が遅れると、その分だけ開発も止まります。社内確認に必要な日数を想定し、承認期限を決めてください。

中間成果物を確認する

画面設計、プロトタイプ、テスト環境などを段階的に確認します。「完成してから違いに気付く」状態を避けることが、手戻り削減につながります。

システム開発の外注でよくある失敗

失敗1:目的が曖昧なまま機能を決めた

現場から集めた要望をそのまま機能一覧にすると、複雑で使いにくいシステムになりやすくなります。目的と業務課題を先に決め、必要性の低い機能は後回しにしてください。

失敗2:最も安い見積もりだけで選んだ

安い見積もりには、要件定義、データ移行、テスト、マニュアル、公開後の支援が含まれていないことがあります。見積金額ではなく、同じ条件・同じ範囲で比較しましょう。

失敗3:契約後に要望を追加し続けた

追加要望を無制限に受け入れると、費用と納期が膨らみます。必須機能で最初のリリースを行い、利用状況を見ながら段階的に改善する方法が有効です。

失敗4:外注先へ丸投げした

業務ルールや優先順位を理解しているのは発注者です。開発会社へすべての判断を任せると、技術的には動いても現場で使いにくいシステムになる可能性があります。

失敗5:ソースコードや管理権限を受け取らなかった

外注先を変更したいときに、ソースコード、クラウド権限、設計書がなく、再開発が必要になるケースがあります。契約前に成果物と権利関係を確認してください。

失敗6:公開後の運用を決めていなかった

問い合わせ窓口、障害時の連絡方法、バックアップ、アカウント管理、追加開発の予算が未定だと、公開直後から運用が止まります。保守体制まで含めて発注計画を作りましょう。

ファーストネットジャパンのシステム開発

ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作・システム開発会社です。4,000件超の制作・開発実績をもとに、企画・要件整理・設計・開発から公開後の運用改善まで一貫してサポートします。

案件に応じて必要な専門人材を編成し、ファーストネットジャパンがプロジェクト管理と品質管理の責任を持って進行します。開発担当者と連携しながら、業務課題と技術要件を整理します。

対応可能な開発領域

  • 販売・在庫・生産・顧客管理などの業務システム
  • 予約・申請・帳票・ワークフローシステム
  • Webシステム・Webアプリケーション
  • 会員サイト・ポータルサイト・ECシステム
  • スマートフォンアプリ
  • 既存システムの改修・リプレイス
  • クラウド環境構築・外部サービス連携
  • 公開後の保守・追加開発

「まだ要件が固まっていない」「現状業務の整理から相談したい」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

会社名 株式会社ファーストネットジャパン
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
設立 2004年12月(1998年8月創業)
URL https://gelatocms.com/

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よくある質問

Q. システム開発の外注費用はいくらですか?

小規模な業務システムは100万円〜300万円、中規模は300万円〜1,000万円、大規模・基幹システムは1,000万円〜数千万円以上が目安です。機能数、外部連携、データ移行、セキュリティ、保守範囲によって変動します。ファーストネットジャパンのWebシステム開発は100万円〜が目安です。

Q. システム開発は外注と内製のどちらがよいですか?

社内エンジニアが少ない、開発が単発、期限までに専門技術を確保したい場合は外注が向いています。システムが事業の競争力そのもので、継続的に改善する場合は内製が向いています。目的と優先順位は自社、専門的な設計・開発は外注というハイブリッド型も有効です。

Q. システム開発の外注費用はどの勘定科目で処理しますか?

自社利用システムは、一般にソフトウェアとして無形固定資産へ計上することが多く、完成前はソフトウェア仮勘定などで管理する場合があります。通常の保守や原状回復に近い作業は費用処理できる場合があります。契約内容と開発目的によって異なるため、税理士・会計士へ確認してください。

Q. 請負契約と準委任契約はどちらを選べばよいですか?

仕様と成果物が明確な開発は請負契約、要件定義、アジャイル開発、技術支援、保守運用は準委任契約が向いています。要件定義を準委任契約で行い、仕様確定後の開発を請負契約にする方法もあります。

Q. システム開発費はいつ支払いますか?

着手金と納品時の2回払い、要件定義・設計・開発・検収など工程ごとの分割払い、準委任契約による月額払いなどがあります。支払い日だけでなく、工程の完了条件、検収条件、仕様変更時の追加費用を契約書で確認してください。

Q. 外注したシステムに不具合があった場合はどうなりますか?

請負契約で納品物が契約内容に適合しない場合、要件を満たせば修補などの履行の追完、報酬減額、損害賠償、契約解除を求められることがあります。民法上は、不適合を知った時から1年以内の通知が必要です。契約で検収期間や無償修正期間を定める場合があるため、契約書を確認してください。

まとめ

システム開発の外注は、社内に不足している技術や人材を補い、業務改善や新規事業を早く進める有効な方法です。ただし、外注先へ丸投げするだけでは成功しません。

  • 開発会社を探す前に、目的・課題・予算・納期を整理する
  • 必須機能と将来機能を分け、段階的に開発する
  • 見積金額ではなく、作業範囲・成果物・前提条件を比較する
  • 請負契約と準委任契約を工程に応じて使い分ける
  • 仕様変更、検収、権利帰属、保守、引き継ぎを契約で明確にする
  • ソースコード、設計書、管理権限を確実に受け取る
  • 公開後の保守・改善と効果測定まで計画する

ファーストネットジャパンは、1998年創業・4,000件超の制作・開発実績をもとに、企画・要件整理・設計・開発から公開後の保守・改善まで支援します。「まだ要件が固まっていない」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

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