BLOG

WEB&ITのナレッジキャピタル

WordPressのバージョンアップ方法|手順・費用・失敗しない注意点【2026年版】

  • WordPress

最終更新日:2026年09月07日

WordPressのバージョンアップ方法と手順・費用・注意点

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。

WordPressの管理画面に更新通知が表示されていても、「更新してホームページが壊れないか」「問い合わせフォームが動かなくならないか」と不安になり、バージョンアップを後回しにしている企業は少なくありません。

結論からいえば、WordPressのバージョンアップは、セキュリティと安定性を維持するために必要です。ただし、企業サイトや独自にカスタマイズしたホームページでは、管理画面の更新ボタンをすぐに押すのではなく、バックアップ、検証環境での動作確認、本番環境への反映、公開後確認の順で進める必要があります。

2026年8月19日にはWordPress 7.1「Mary Lou」が正式公開されました。新しいバージョンが公開されたからといって、企業サイトですぐに本番更新するのではなく、テーマ、プラグイン、PHP、独自機能との互換性を確認してから適用することが重要です。

この記事では、WordPressのバージョンアップ方法、更新しないリスク、安全な手順、WordPress 7.1へ更新する際の注意点、失敗した場合の戻し方、制作会社へ依頼する費用の目安まで、1998年創業・4,000件超の制作実績を持つファーストネットジャパンが実務目線で解説します。

確認項目 結論
WordPressの更新は必要か セキュリティと安定性を保つため、原則として必要です
最新版 2026年8月31日時点ではWordPress 7.1が最新の正式版です
すぐに更新してよいか 企業サイトではバックアップと検証環境での確認後に更新します
事前に確認するもの テーマ、プラグイン、PHP、データベース、独自改修の有無です
自社で対応できるか 検証環境と復旧手段があり、更新経験があれば対応できます
外注したほうがよいケース 古い環境、独自テーマ、重要な業務サイト、停止できないサイトです
弊社の費用目安 一般的な企業サイトのメジャーバージョンアップは10万円~です

WordPressで
お困りではありませんか?

WordPressのあれこれならお任せください。
ファーストネットジャパンでは、
1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に
WordPressのお悩みを解決いたします。

CTAのイメージ画像

CTAのイメージ画像(スマートフォン版)


実績豊富な
WordPressの制作・構築・管理なら
こちらからご相談ください

WordPressのバージョンアップとは

WordPressのバージョンアップとは、ホームページを構成するソフトウェアを新しいバージョンへ更新する作業です。

WordPressサイトは、WordPress本体だけで動いているわけではありません。安全に運用するには、次の4項目を一つの環境として管理する必要があります。

WordPressで更新が必要な本体・テーマ・プラグイン・PHPの4項目

WordPress本体のバージョンアップ

WordPress本体は、管理画面、記事投稿、ユーザー管理、データベース連携など、サイト全体の基盤となるソフトウェアです。

新機能の追加だけでなく、不具合修正やセキュリティ対策も含まれるため、古い状態のまま長期間放置することは推奨できません。

テーマのバージョンアップ

テーマは、ホームページのデザインやページ構成を制御する仕組みです。

市販テーマや公式テーマでは、WordPress本体の更新に合わせて新しいバージョンが提供されることがあります。ただし、テーマ本体へ直接修正を加えている場合、更新によって独自のデザインやプログラムが上書きされる可能性があります。

子テーマを利用しているか、テーマ本体を直接編集していないかを事前に確認しましょう。

プラグインのバージョンアップ

プラグインは、お問い合わせフォーム、SEO、セキュリティ、バックアップ、会員機能などを追加するソフトウェアです。

プラグイン同士の競合や、WordPress本体との互換性問題が起こることがあります。特に企業サイトでは、すべてを無条件に一括更新するのではなく、重要な機能を確認しながら進める方法が安全です。

PHPとデータベースのバージョンアップ

PHPはWordPressを動作させるサーバー側のプログラム言語です。データベースには、記事、固定ページ、ユーザー情報、各種設定などが保存されています。

WordPress本体だけを最新版へ更新しても、PHPやデータベースが古い場合は、管理画面のエラーやプラグインの停止、ページの表示不具合が発生することがあります。

2026年8月31日時点で、WordPress公式はPHP 8.3以上、MariaDB 10.11以上またはMySQL 8.0以上、HTTPS対応を推奨しています。

PHP 7.4以上などの古い環境でもWordPress自体が動作する場合はありますが、公式サポートが終了したソフトウェアを使い続けるとセキュリティ上のリスクがあります。「現在表示されていること」と「安全に運用できること」は分けて考えましょう。

WordPress 7.1が公開|2026年8月現在の最新バージョン

2026年8月19日、WordPress 7.1「Mary Lou」が正式公開されました。2026年8月31日時点では、WordPress 7.1が最新の正式版です。

直前には2026年8月12日にWordPress 7.0.4のセキュリティリリースも公開されています。WordPressではメジャーバージョンだけでなく、セキュリティ修正を含むマイナーアップデートも継続して提供されるため、管理画面の更新通知を長期間放置しないことが重要です。

ただし、「最新版が公開された=すべての企業サイトですぐ更新してよい」という意味ではありません。利用しているテーマやプラグイン、独自開発機能がWordPress 7.1へ対応しているかを確認し、検証環境で問題がないことを確認してから本番環境へ反映します。

WordPress 7.1では編集画面の互換性にも注意する

WordPress 7.1では、投稿エディターのiframe化が全面的に適用されています。

通常の記事投稿だけであれば大きな問題が起こらないケースもありますが、独自ブロック、管理画面へ独自CSSやJavaScriptを読み込んでいるサイト、独自の入力機能を追加しているサイトなどでは、編集画面の表示や操作へ影響する可能性があります。

WordPress 7.1へ更新するときは、公開ページだけでなく、管理画面で次の操作も確認しましょう。

  • 投稿と固定ページを新規作成できるか
  • 既存ページを編集して保存できるか
  • 独自ブロックが正常に表示されるか
  • カスタムフィールドを入力・保存できるか
  • 画像やPDFをアップロードできるか
  • 管理画面に追加した独自機能が動作するか

自社サイトのWordPressバージョンを確認する方法

現在利用しているWordPressのバージョンは、管理画面から確認できます。

  1. WordPressの管理画面へログインする
  2. 左メニューの「ダッシュボード」を開く
  3. 「概要」または「更新」を確認する
  4. 表示されているWordPressのバージョンを確認する

管理画面へログインできない場合は、サーバー内のファイルから確認する方法もあります。ただし、サーバー操作に慣れていない場合は、制作会社や保守会社へ確認を依頼しましょう。

WordPressをバージョンアップしないとどうなる?

ホームページが現在も表示されているからといって、古いWordPressを使い続けてよいとは限りません。

バージョンアップを行わずに放置すると、次のようなリスクがあります。

脆弱性が残り、不正アクセスの原因になる

WordPress本体やプラグイン、テーマでは、公開後に脆弱性が見つかることがあります。

修正版が公開されているにもかかわらず古いバージョンを使い続けると、不正アクセス、ページ改ざん、不正なファイルの設置、迷惑メール送信などの被害につながる可能性があります。

特に企業サイトが改ざんされると、自社だけでなく、顧客や取引先からの信用にも影響します。

プラグインやテーマを更新できなくなる

プラグインやテーマは、新しいWordPressやPHPを前提として開発されていきます。

WordPress本体が古いままでは、新しいプラグインをインストールできない、既存プラグインを最新版へ更新できない、必要な機能を追加できないといった問題が起こります。

サーバー環境との互換性が失われる

レンタルサーバー側では、サポートが終了したPHPの提供を順次終了することがあります。

WordPressやテーマ、プラグインが古いPHPにしか対応していない場合、PHPを新しくしたことでホームページが表示されなくなることがあります。

反対に、古いPHPを使い続けるとセキュリティ面の問題が残ります。WordPress本体だけではなく、サーバー環境を含めた更新計画が必要です。

将来の更新費用が高くなる

複数世代前のWordPressや、開発が終了したプラグインを使用している場合、最新版との互換性確認やプログラム改修が必要になります。

「問題なく表示されているから」と数年間放置すると、一度のバージョンアップで対応できず、テーマやプラグインの置き換え、PHP改修などが必要になることがあります。

更新を長期間先送りするほど、将来の調査・改修範囲が広がり、費用が高くなる可能性があります。

WordPressのバージョンアップで起こりやすい5つのトラブル

WordPressのバージョンアップで問題が起こる主な原因は、WordPress本体とテーマ、プラグイン、PHP、独自プログラムの組み合わせです。

1. 画面が真っ白になる

PHPエラーやプラグインの競合によって、ホームページや管理画面が真っ白になることがあります。

エラー表示が無効になっている環境では原因が画面に表示されないため、サーバーのエラーログなどから原因を特定する必要があります。

2. デザインやレイアウトが崩れる

テーマの仕様変更、CSSやJavaScriptの読み込みエラー、ページビルダーとの互換性問題などにより、デザインが崩れることがあります。

パソコンでは問題がなくても、スマートフォンだけでレイアウトが崩れる場合があるため、複数の画面幅で確認します。

3. お問い合わせフォームが動かなくなる

フォームプラグインの更新やPHPの変更によって、入力、送信、管理者への通知メール、自動返信メールなどが動作しなくなる場合があります。

画面上では「送信完了」と表示されても、管理者へメールが届いていないケースもあります。必ず実際にテスト送信を行いましょう。

4. 管理画面へログインできなくなる

プラグインの競合、Cookie、キャッシュ、PHPエラーなどが原因で、管理画面へログインできなくなることがあります。

この場合は、FTPやサーバーのファイルマネージャーなど、WordPress管理画面以外からの操作が必要になることがあります。

5. 独自機能が停止する

会員機能、商品検索、予約機能、見積もり計算、外部システム連携など、独自に開発した機能は特に注意が必要です。

WordPress本体の仕様変更だけでなく、PHPやデータベースの変更によっても不具合が発生するため、通常のページ表示とは別にテストします。

バージョンアップ前に確認するチェックリスト

更新ボタンを押す前に、最低限、次の項目を確認してください。

  • 現在のWordPressのバージョン
  • 現在のPHPとデータベースのバージョン
  • 利用しているテーマと子テーマの有無
  • 利用しているプラグインの一覧
  • 長期間更新されていないプラグインの有無
  • 独自に開発した機能やプログラムの有無
  • テーマ本体やWordPress本体を直接編集していないか
  • ファイルとデータベースのバックアップを取得できるか
  • バックアップから復元できるか
  • 本番環境とは別の検証環境を用意できるか
  • 更新後に確認するページと機能を整理しているか
  • 問題発生時に元へ戻せる担当者がいるか

特に重要なのがバックアップです。「バックアップファイルが存在する」だけでは十分ではありません。必要なファイルとデータベースが含まれているか、実際に復元可能かまで確認します。

WordPressを安全にバージョンアップする8つの手順

企業サイトのWordPressを安全にバージョンアップする場合は、次の流れで進めます。

WordPressバージョンアップの基本的な作業フロー

上の図では主要工程を6つに整理していますが、実務では本番環境への反映と公開後の監視まで含め、以下の8ステップで考えると安全です。

STEP1. 現在の環境を調査する

最初に、WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHP、データベース、サーバーの情報を確認します。

独自テーマや独自プラグインを利用している場合は、ソースコードの確認も必要です。

制作会社へ依頼する場合は、WordPress管理画面だけでなく、サーバー、FTP、データベースへ接続するための情報も準備します。

STEP2. ファイルとデータベースをバックアップする

WordPressのバックアップでは、少なくとも次の2種類を保存します。

  • WordPress本体、テーマ、プラグイン、画像などのファイル
  • 記事、固定ページ、設定、ユーザー情報などを保存したデータベース

バックアップデータは、更新対象と同じサーバーだけでなく、別の場所にも保存しておくと安全性を高められます。

STEP3. 検証環境を作成する

本番環境に近い構成の検証環境を作成し、ホームページを複製します。

検証環境があれば、利用者が閲覧している本番サイトへ影響を与えずに、WordPressやPHPの更新を試すことができます。

検証環境は検索エンジンへインデックスされないようにし、誤って問い合わせや注文が送信されないよう設定します。

STEP4. テーマとプラグインの互換性を確認する

テーマとプラグインの提供元情報を確認し、更新予定のWordPressやPHPへ対応しているかを調査します。

次のようなプラグインは、置き換えや改修を検討したほうがよい場合があります。

  • 数年間更新されていない
  • 現在のWordPressに対応していない
  • 開発やサポートが終了している
  • 同じ機能のプラグインが複数入っている
  • 管理画面でエラーや警告が表示されている

STEP5. 検証環境でバージョンアップする

検証環境でWordPress本体、テーマ、プラグイン、PHPを更新します。

更新する順番はサイトの構成によって異なります。PHPを先に上げるとWordPressやプラグインが動かなくなる場合もあれば、WordPress本体やプラグインを先に更新しなければ新しいPHPへ対応できない場合もあります。

「必ずこの順番」という方法を機械的に適用するのではなく、現在の構成と各ソフトウェアの対応状況を確認して決めます。

STEP6. 表示と機能をテストする

更新後は、トップページだけでなく、主要ページと機能を確認します。

  • トップページと主要な下層ページ
  • スマートフォンとパソコンの表示
  • お問い合わせフォームの送信
  • 自動返信メールと管理者通知メール
  • 記事や固定ページの投稿と編集
  • カスタムフィールド
  • サイト内検索
  • 会員登録やログイン
  • 予約、注文、決済などの機能
  • 外部システムとの連携
  • アクセス解析や広告タグ

ブラウザの開発者ツールやサーバーのエラーログも確認し、画面に現れていないエラーが発生していないかを調べます。

STEP7. 本番環境へ反映する

検証環境で問題がないことを確認してから、本番環境へ反映します。

更新中に利用者が記事を投稿したり、問い合わせや注文を行ったりすると、検証環境との差分が発生する場合があります。サイトの性質に応じて作業時間を決め、必要であればメンテナンス表示を行います。

STEP8. 公開後の状態を確認する

本番反映後は、キャッシュを削除し、検証環境と同じ確認を行います。

更新直後に問題がなくても、数日後にフォームや定期処理の不具合が判明する場合があります。公開後もエラーログ、アクセス状況、問い合わせ状況などを確認します。

古いWordPressから最新版へ更新するときの注意点

長期間更新していないWordPressでは、通常のアップデートより慎重な対応が必要です。

古い環境は事前調査を重視する

数年前から更新していないサイトでは、WordPressだけでなく、PHP、テーマ、プラグイン、独自プログラムがすべて古くなっている可能性があります。

環境によっては段階的な更新やプログラム改修が必要になります。現在の構成を確認せず、いきなり本番環境を最新版へ更新する方法は避けましょう。

PHPだけを先に更新しない

レンタルサーバーからPHP更新の案内が届いたからといって、確認せずにPHPだけを変更すると、ホームページが表示されなくなる可能性があります。

古いテーマやプラグインでは、新しいPHPで変更・廃止された仕様に対応していない場合があります。検証環境でエラーを確認し、必要なプログラムを修正してから本番へ反映します。

開発が終了したプラグインを置き換える

更新が長期間停止しているプラグインは、新しいWordPressやPHPへ対応していない可能性があります。

類似機能を持つ別のプラグインへ移行する、独自機能へ置き換える、不要であれば削除するなどの判断が必要です。

置き換える場合は、既存の設定や保存データを引き継げるかも確認します。

バージョンアップよりリニューアルが適する場合もある

古いWordPressテーマを長期間改修しながら利用している場合、既存サイトを延命するために費用をかけるより、テーマやサイト自体をリニューアルしたほうが合理的な場合があります。

スマートフォン対応、表示速度、アクセシビリティ、更新のしやすさ、SEOなどにも課題がある場合は、単純なバージョンアップだけでなく、今後何年間利用するサイトなのかを考えて判断しましょう。

WordPressのバージョンアップに失敗したときの戻し方

バージョンアップ後に不具合が発生した場合は、むやみに複数の設定を変更せず、原因を一つずつ切り分けます。

メンテナンスモードを解除する

更新途中で処理が停止すると、「現在メンテナンス中のため、しばらくの間ご利用いただけません」と表示されたままになることがあります。

この場合は、サーバー内に残った「.maintenance」ファイルを削除すると解除できる場合があります。

問題のあるプラグインを停止する

管理画面へログインできる場合は、更新したプラグインを一つずつ停止し、問題が解消するかを確認します。

管理画面へ入れない場合は、FTPやサーバーのファイルマネージャーから対象プラグインを停止する方法があります。

PHPのバージョンを戻す

PHP更新後にホームページが表示されなくなった場合は、サーバーの管理画面から一時的に以前のPHPへ戻すことで復旧できる場合があります。

ただし、古いPHPへ戻したまま長期間運用するのではなく、原因となっているテーマやプラグインを特定し、安全な環境へ移行する必要があります。

バックアップから復元する

原因の特定に時間がかかる場合や、サイトの停止が事業へ影響する場合は、更新前のバックアップから復元します。

ファイルだけを戻しても、データベースの構造が更新されている場合は正常に戻らないことがあります。ファイルとデータベースをセットで管理することが重要です。

制作会社へ相談する

次のような状態では、操作を続けず、WordPressに詳しい制作会社へ相談することをおすすめします。

  • ホームページと管理画面の両方が表示されない
  • バックアップの内容や復元方法が分からない
  • サーバーのエラーログを確認できない
  • 独自テーマや独自プラグインを使用している
  • 会員、注文、決済など重要なデータを扱っている
  • 複数の担当者が操作し、変更内容を把握できていない

WordPressバージョンアップ代行の費用

WordPressのバージョンアップ費用は、現在のバージョン、テーマやプラグインの数、独自開発の有無、PHP更新の必要性などによって変わります。

作業内容 費用の目安
WordPressのメジャーバージョンアップ 10万円~
バックアップ・検証環境での動作確認 作業範囲に応じて見積もり
テーマ・プラグインの互換性調査 対象数と調査範囲に応じて見積もり
PHP・データベースのバージョンアップ 環境調査後に見積もり
独自テーマ・独自プラグインの改修 改修内容に応じて別途見積もり
古い環境からの段階的な更新 現在の環境を調査後に見積もり
障害や改ざんからの復旧 被害状況と復旧範囲に応じて見積もり

10万円~のバージョンアップでは何を確認するのか

単に管理画面の「更新」ボタンを押すだけであれば、自社でも作業できるケースがあります。

制作会社へ依頼する価値は、更新操作そのものより、更新前に問題が起こる可能性を調査し、問題が発生した場合に復旧できる状態で作業することにあります。

ファーストネットジャパンでは、一般的な企業サイトのWordPressメジャーバージョンアップを10万円~の目安で承っています。

主な確認・作業内容は次のとおりです。

  • 現在のWordPress・PHP環境の確認
  • テーマ・プラグインの構成確認
  • 独自カスタマイズの有無の確認
  • 更新前バックアップ
  • 検証環境での更新確認
  • 主要ページ・フォーム等の動作確認
  • 本番環境への反映
  • 反映後の基本動作確認

PHP更新、独自プログラムの改修、開発が終了したプラグインの置き換え、古いWordPressからの段階的な更新などが必要な場合は、別途お見積もりします。

WordPressで
お困りではありませんか?

WordPressのあれこれならお任せください。
ファーストネットジャパンでは、
1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に
WordPressのお悩みを解決いたします。

CTAのイメージ画像

CTAのイメージ画像(スマートフォン版)


実績豊富な
WordPressの制作・構築・管理なら
こちらからご相談ください

自社対応と制作会社への依頼の判断基準

WordPressのバージョンアップを自社で行うか、制作会社へ依頼するかは、サイトの規模だけでなく、停止した場合の事業への影響を基準に判断します。

WordPressバージョンアップの自社対応と外注の判断基準

自社で対応しやすいケース

  • 小規模な情報発信サイトである
  • WordPressの更新経験がある
  • 本番環境とは別の検証環境がある
  • バックアップから復元できる
  • 独自テーマや独自機能が少ない
  • 停止しても事業への影響が小さい

制作会社へ依頼したほうがよいケース

  • 会社の公式サイトや重要な集客サイトである
  • お問い合わせや予約が売上に直結している
  • 古いWordPressを利用している
  • 古いPHPやデータベースを利用している
  • 独自テーマや独自プラグインがある
  • 会員、予約、注文、決済などの機能がある
  • バックアップや復元方法が分からない
  • サイトを長時間停止できない

「更新ボタンを押すだけだから自社で行う」と判断し、障害が起きてから制作会社へ復旧を依頼すると、事前のバージョンアップ対応より費用が高くなることがあります。

社内に復旧できる担当者がいない場合は、「更新できるか」ではなく「問題が発生した場合に戻せるか」を基準に判断するとよいでしょう。

WordPressの自動更新は有効にしてよい?

WordPressには、本体、テーマ、プラグインを自動的に更新する機能があります。

セキュリティ更新を速やかに適用できることはメリットですが、企業サイトですべての自動更新を無条件に有効にすると、更新直後の不具合に気付けない可能性があります。

対象 自動更新の考え方
セキュリティ関連の更新 内容を確認し、できるだけ早く適用を検討します
WordPressのメジャー更新 企業サイトでは検証環境で確認してから本番へ適用します
重要なプラグイン フォームや決済などは更新後の動作確認が必要です
独自テーマ・独自機能 自動更新ではなく、影響を確認して対応します
更新頻度の低いプラグイン 互換性と開発状況を調査してから判断します

自動更新を利用する場合も、定期バックアップ、稼働監視、フォーム送信確認などを組み合わせることが重要です。

WordPressの更新を継続的に安全に行うには、バージョンアップだけでなく、バックアップ・セキュリティ監視・障害対応を含めた保守体制が重要です。詳しくは、WordPress保守の内容・費用・外注判断をご覧ください。

WordPressのバージョンアップ後に確認する項目

本番環境への反映後は、次の項目を確認します。

  • トップページが正常に表示されるか
  • 主要な下層ページが正常に表示されるか
  • スマートフォンでレイアウトが崩れていないか
  • 画像や動画が表示されるか
  • メニューやリンクが動作するか
  • お問い合わせフォームを送信できるか
  • 管理者通知メールと自動返信メールが届くか
  • 記事と固定ページを編集できるか
  • カスタムフィールドや独自ブロックを編集できるか
  • サイト内検索が動作するか
  • 会員、予約、注文、決済機能が動作するか
  • アクセス解析が計測されているか
  • エラーログに重大なエラーが記録されていないか

更新直後の確認だけでなく、数日間は問い合わせ状況やアクセス状況を確認し、更新前と大きな変化がないかを見ておきましょう。

ファーストネットジャパンのWordPressバージョンアップ支援

ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作会社です。4,000件超の制作実績をもとに、企画・設計・制作から公開後の運用改善まで一貫してサポートしています。

WordPressのバージョンアップでは、本体を更新するだけでなく、テーマ・プラグインの互換性調査、PHP更新、検証環境での確認、不具合改修、公開後の保守まで対応可能です。

他社で制作したWordPressサイトや、現在の制作会社と連絡が取れなくなったサイトについても、現状を確認したうえで対応方法をご提案します。

「管理画面に更新通知が出ているが、更新してよいか分からない」「WordPress 7.1へ更新したい」「PHPの更新案内が届いたが対応方法が分からない」という段階でも構いません。

WordPressを含むホームページの保守・管理サービスはこちら

WordPressのバージョンアップについて相談する

会社名 株式会社ファーストネットジャパン
所在地 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201
設立 2004年12月(1998年8月創業)
URL https://gelatocms.com/

関連記事

【関連記事】
WordPress保守の費用相場と外注先の選び方
WordPressバックアップの取り方と復元手順
ホームページ管理の作業内容と外注の判断基準

よくある質問

Q. WordPressは必ず最新版にバージョンアップする必要がありますか?

セキュリティと安定性を維持するため、原則として新しいバージョンへの更新を推奨します。ただし、企業サイトでは、テーマやプラグイン、PHPとの互換性を検証してから本番環境へ反映してください。

Q. 2026年8月現在のWordPress最新バージョンは何ですか?

2026年8月31日時点の最新正式版はWordPress 7.1です。2026年8月19日に正式公開されました。企業サイトでは、テーマやプラグイン、独自機能との互換性を検証してから更新することをおすすめします。

Q. WordPressの自動更新を有効にしても問題ありませんか?

小規模なサイトでは有効な場合がありますが、企業サイトや独自機能のあるサイトでは、更新後の不具合に気付けない可能性があります。バックアップ、監視、動作確認を行える体制と組み合わせて利用してください。

Q. 古いWordPressから最新版へ更新できますか?

更新できる場合がありますが、古いWordPressではテーマ、プラグイン、PHPとの互換性問題が起こりやすくなります。現在の環境を調査し、検証環境で動作を確認してから更新する方法が安全です。

Q. WordPressのバージョンアップ代行費用はいくらですか?

ファーストネットジャパンでは、一般的な企業サイトのメジャーバージョンアップを10万円~の目安で承っています。PHP更新、独自テーマやプラグインの改修、古い環境からの更新は別途見積もりとなります。

Q. バージョンアップに失敗した場合は元に戻せますか?

更新前のファイルとデータベースを適切にバックアップしていれば、更新前の状態へ復元できる可能性があります。バックアップの内容や復元方法が分からない場合は、操作を続けず制作会社へ相談してください。

まとめ

WordPressのバージョンアップは、セキュリティ対策だけでなく、ホームページの安定運用、新しいPHPやプラグインへの対応、将来の改修費用を抑えるためにも必要です。

2026年8月19日にはWordPress 7.1が正式公開されましたが、企業サイトでは「最新版だからすぐ更新する」のではなく、現在のテーマ、プラグイン、PHP、独自機能との互換性を確認したうえで更新することが重要です。

特に、現在の環境調査、バックアップ、検証環境での互換性確認、本番反映、公開後確認までを一つの作業として計画してください。

ファーストネットジャパンでは、WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHP、データベースを確認し、サイトの状況に合わせたバージョンアップ方法をご提案します。

「WordPress 7.1へ更新してよいか分からない」「古いWordPressを安全に更新したい」「PHPも同時に更新する必要がある」という場合も対応可能です。まだ要件が固まっていない段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

WordPressで
お困りではありませんか?

WordPressのあれこれならお任せください。
ファーストネットジャパンでは、
1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に
WordPressのお悩みを解決いたします。

CTAのイメージ画像

CTAのイメージ画像(スマートフォン版)


実績豊富な
WordPressの制作・構築・管理なら
こちらからご相談ください

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。



CONTACT

お問い合わせ

お見積もりのご相談は、以下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
お電話でのご相談は、06-6777-3688までご連絡ください。