LP(ランディングページ)制作が得意なホームページ制作会社をご紹介
「LP (ランディングページ) を公開してから数ヶ月が経過したのに、お問い合わせや注文が少ない」
「自社商品の良さをもっと多くの人に知ってほしいけれど、認知度が上がらない」といった悩みを抱えている企業やお店も多いのではないでしょうか。
LPで集客数と売上を伸ばして着実に成果を上げるには、それなりに工夫が求められます。
単に見た目が美しいデザインだけにこだわるのではなく、制作前の企画・構成からWEBマーケティング・構築・デザイン・公開後のアフターフォローまで、各工程について丁寧に取り組む必要があります。
そこで、今回の記事ではLP (ランディングページ) 制作が得意なホームページ制作会社・おすすめ会社をご紹介します。
LPの基礎知識・長所・短所・ホームページ制作会社の選び方・失敗を未然に防ぐための対策・改善策についても詳しくお伝えします。
ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?
ホームページ制作大阪ドットコムでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
Webに関することならまずは当社にお問い合わせください。
CONTENTS
LP (ランディングページ) の概要
LP (ランディングページ) とは?
LP (ランディングページ) とは、英語で「Landing Page」と表記し、これを日本語に直訳すると「着地するページ」という意味になります。
検索エンジンのトップページに表示された広告や、バナー広告をクリックすると1ページものの縦長のホームページにたどり着くことがあります。このようなホームページのことをLP (ランディングページ) と言います。
コーポレートサイトやECサイトのようにリンク先がほとんどなく、1つの独立したホームページとして構成されており、1ページで完結するのが一般的です。
LP (ランディングページ) 制作のおもな目的とは?
コンバージョン率の向上
LP (ランディングページ) を制作する最終的な目標は「売上の向上」ですが、ゴール地点に到達するためには、WEBマーケティングの力が必須となります。
WEB集客の一環として、CV率の最大化を目指していくことが1つの大きな目的となります。
インターネット上で広告を閲覧したことがきっかけで、LPにたどり着くケースが多いです。ユーザーがLPを閲覧して商品の購入の可否について、2つの選択肢のうちどちらを選ぶかは、ユーザーの意思に委ねられます。
LPの場合、本来の目的が商品の購入・サービスの利用・無料資料請求の申し込みであることが多いため、CV率を目標達成の1つの指標とすることもよくあります。
商品購入・無料資料請求・お問い合わせ
先ほどもお伝えした通り、LP制作の最終的な目標となるのは、商品購入・無料資料請求・サービスの申し込みです。
また、商品を購入する前に不明な点があれば、ユーザーからお問い合わせが来ることもあります。ユーザーからのお問い合わせや相談があれば、その商品について関心を持っていることが窺えます。
LPには、注文フォームやお問い合わせフォームが設置されており、24時間いつでもユーザーからの注文や質問について受付可能です。また、このようなお問い合わせや相談が来ることもあります。
- 商品の使い方について教えてほしい
- 商品の入荷時期について知らせてほしい
- 使い心地がいまひとつなので改善してほしい
商品やサービスについて、ユーザーからの反響をダイレクトに実感することができます。
認知度・知名度の向上
商品やサービスの認知度が・知名度を向上させることを目的として、LPを制作するケースもよくあります。
マーケティング用語で知名度とは、特定の企業名・ブランド・商品・サービスなどの名前が知られる度合いのことを指します。
たとえば、A社について「A社という社名なら全国的に誰もが知っている」というほどのメジャーな存在である場合は、「知名度が高い」と判断して良いでしょう。
一方、認知度とは企業がどのような事業を営んでいるのか、競合他社と比較してどのような強みがあるのかなどについて、どの程度まで知っているのか、その度合いのことを指します。
単に商品名やブランド名を知っているだけではなく、特徴・使用目的・メリットなども深く理解している場合は、「認知度が高い」ということになります。
現状で認知度・知名度が低い商品やサービスを題材として取り上げ、LP制作を行うことで向上効果が期待されます。
ただし、LPを制作するだけではなく、WEBマーケティングの施策も合わせて行うことが重要です。別の観点のマーケティング手法として、AIDMAの法則・QUESTの法則なども導入すると良いでしょう。
ホームページとLP (ランディングページ) は何が違う?
ホームページとLP (ランディングページ) は、どのような違いがあるのでしょうか。
ホームページにはコーポレートサイト・採用サイト・ECサイトなど多数の種類があり、掲載する情報量が多いため、ページ数も多く、さまざまな用途・目的で運営します。
ユーザーに対して、さまざまな情報を正しく理解してもらえるように詳しく掲載されているのが、ホームページの大きな特徴です。
ホームページは上から順にヘッダー・グローバルメニュー・サイドメニュー・メインコンテンツ・フッターなどで構成されています。
一方、LP (ランディングページ)の場合は、基本的に1ページのみで構成されており、グローバルメニューやサイドメニューは存在しないケースが多いです。
LPの場合は、1ページの中で特定の商品やサービスの特徴・メリット・使用方法などの情報を伝え、ユーザーの購買意欲をそそり、購入に繋げるのがおもな目的です。
LPはページの上から順にファーストビュー・ボディ・クローズ (クロージング) の3つのパーツで構成されており、商品・サービスの認知から購入に繋げるまでのストーリー性があります。
ホームページとLP (ランディングページ)では、それぞれの構成と要素に大きな違いがあることを理解しておくと良いでしょう。
LPの構成と要素については、後ほどまた詳しくお伝えします。
ランディングページ(LP)の制作実績が豊富なホームページ制作会社
ホームページ制作会社大阪ドットコム
大阪でLP(ランディングページ)制作が得意な会社をお探しなら、ぜひホームページ制作大阪ドットコムに相談すると良いでしょう。
1998年8月の創業当初より、コーポレートサイトECサイト・LP (ランディングページ)などのホームページの企画・制作から、WEBシステム開発・WEBコンサルティングなどWEB全般に深く精通しています。
創業20年以上の実績を携え、最新のWEB技術やトレンドにも敏感にアンテナを張り、スタッフ一同自己研鑽を怠ることなく、ユーザーの視点に立ったホームページ企画・制作を提案します。
LP制作においては、ユーザーが見やすくて洗練された新鮮味あふれるデザインにこだわる一方、集客数アップに向けてのWEBマーケティングの施策を最重視します。
LP制作の最終的な目標である集客数・売上増加に繋げるための施策について、最適な提案を行い、「反響のある売れるLP」を創出します。
- 1998年の創業当初からLP制作の実績多数
- 企画・制作・WEBマーケティング・WEBコンサルティングまでワンストップ
- ユーザー視点に立った構成と最適な提案で「売れるLP」を創出
ホームページ制作大阪ドットコムの基本情報
運営企業 | 株式会社ファーストネットジャパン |
所在地 (交通アクセス) |
〒541-0058 大阪市中央区南久宝寺町1-7-10 シャンクレール南久宝寺201 大坂メトロ 堺筋本町駅 3番出口から南に徒歩で約5分 |
電話番号 | 06-6777-3688 |
設立年月 (創業年月) | 2004年12月 (1998年8月) |
営業時間・休業日 | 月曜日 ~ 金曜日 (平日) 9:30 ~ 18:30 ※休業日は年末年始・土曜日・日曜日・祝日 |
事業内容 | ホームページ制作 (企画・立案・デザイン・コーデイング・保守・運用) WEBシステム開発・WEBマーケティング WEBコンサルティング (SNS運用・SEO対策・メールマーケティング・ブログ運用) 広告 (PPC・インターネット広告の企画・運用)・企業ブランディング・ グラフィックデザイン (チラシ・広報誌・パンフレット・名刺・ロゴ・イラスト制作・3Dなど) 翻訳 (英語・韓国語・中国語・フランス語など12カ国語対応) |
おもな営業エリア | 関西一円 (大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県) |
ホームページ制作大阪ドットコムでLP制作に関するさまざまな悩みを解決
LP制作や商品・サービスの販売について、このようなお悩みを抱えている企業の営業担当の方や、お店を経営する方も多いのではないでしょうか。
- 新商品を発売したものの宣伝活動が不十分で売上がいっこうに伸びない
- すでにLP公開中だがアクセス数が伸びない
- デザイン力と訴求力のあるLPを制作してほしい
- LP制作だけではなく企画やWEBマーケティングもまとめて依頼したい
- LP公開後の改善策などサポートもお願いしたい
- LP制作では宣伝する商品について競合他社との差別化を図りたい
- LP制作と商品のパンフレットやチラシなど販促物の作成も合わせて依頼したい
このようなお困り事がありましたら、ホームページ制作大阪ドットコムにいつでもお気軽にご相談いただければと思います。
LP制作に入る前には入念にヒアリングを行い、クライアントが抱えるさまざまな課題点を洗い出します。「売れるLPを制作するために何が必要なのか」を真剣に考え、スタッフがワンチームとなって全力で取り組みます。
ファーストネットジャパンでは、WEBシステム開発・WEBマーケティング・WEBコンサルティングにも精通しています。LPに組み込むお問い合わせメールフォームの構築や、経営戦略についても的確にアドバイスしながら、最適な施策を提案します。
LP制作が完了して公開した後も、アクセス状況などを細かく分析して見直しを行い、より良い方向に改善するなど、万全のサポート体制を整えています。
広告・チラシ・パンフレット制作などグ、ラフィックの分野でも多数の実績がありますので、LP制作と合わせてのご依頼も大歓迎です。
株式会社イーナ
「株式会社イーナ」は、ランディングページ(LP)制作を専門に行っている企業で、CVR(コンバージョンレート)を最大化するためのLP制作を提供しています。
同社の制作実績は500本以上で、高品質なデザインによりリピート企業が多数存在します。また、他社で成果が出なかった企業に対しても、広告運用と連動したLPO(ランディングページ最適化)を実施し、CVRの最大化を目指しています。
同社では、LP制作だけの依頼も受け付けており、またWeb広告運用だけの依頼も可能です。制作期間は、分析・企画・構成からお任せいただく場合で最短2週間から1ヵ月ほどを見込んでいます。
納品までの流れは、まず発注後にサービス内容や商品の資料一式を提供いただくところから始まります。その後、担当者からヒアリングを行い、訴求の方向性を固めます。分析・企画・構成・ライティング・デザイン・コーディングまでを一貫して行うため、お客様の手間をほとんどかけることなくプロジェクトを進行します。
公式サイトURL:https://www.e-n-a.jp/
株式会社Ryuki Design
株式会社Ryuki DesignはLP(ランディングページ)制作が得意なホームページ制作会社おすすめです。
大阪市を拠点に、物販や求人向けのPC用ランディングページデザインを39,800円という格安価格で提供しています。さらに、4,000円からの料金でのバナー制作も手掛けており、その一貫したサービスが多くのクライアントから評価されています。
特に、ECサイトのランディングページ制作においては、楽天市場を中心に特化した制作を展開。その実績は40,000件以上と圧倒的。この数字だけでなく、大阪にある「リューキデザインスタジオ」という撮影スタジオを運営していることも同社の大きな強み。写真撮影や画像加工技術を駆使し、ビジュアルにこだわったLP制作を行っています。
また、株式会社Ryuki Designは、ランディングページ制作のノウハウを広く共有するための情報発信メディア「LP ARCHIVE」も運営。こちらでは、LP制作時の参考情報や、直帰率・コンバージョン率の向上方法など、具体的なノウハウが公開されており、多くの企業や個人が利用しています。
SEO対策やユーザビリティを考慮したランディングページ制作を求める方々に、株式会社Ryuki Designはおすすめのホームページ制作会社として挙げられます。その実績と専門知識は、確かな品質とサービスを保証するものと言えるでしょう。
公式サイトURL:https://ryuki-design.jp/
LP (ランディングページ) 制作のメリット・デメリット
LP (ランディングページ) 制作の3つのメリット
商品やサービスを販売するのに、テレビCM・ラジオ・雑誌・広告などのメディアだけでは、広告宣伝活動はけっして十分であるとは言えません。インターネットを活用することで、より多くの人に確かな情報を届けることができます。
今やLP (ランディングページ) を制作して、商品やサービスに関する情報を発信するのが当たり前となりつつあります。
そこで、LP (ランディングページ)を制作・公開することにより、どのようなメリットを享受できるのか考察したいと思います。
文章と画像で情報をわかりやすく伝えられる
そもそもLP (ランディングページ) とは、縦長の1ページで構成されたホームページで、おもに広告・宣伝・販売を目的としたものです。
1ページの中には、キャッチコピー・文章・写真・イラストなどが盛り込まれていて、特定の商品やサービスについて特徴・おすすめポイント・お客様の声 (口コミ情報・体験談など) が掲載されています。
1ページの中に、画像やテキストなどが無機的に盛り込まれているわけではなく、具体的にはこのような構成となっています。
- 冒頭でユーザーに「このようなお困り事や悩みはありませんか?」と問いかけて問題提起
- 「この商品にはこんな特徴や利点があります」と問題の解決策を提案してユーザーの興味を惹く
- 「初めてお買い求めの方に今ならお値打ち価格で提供」とアピールして購入を促す
LPには、上記のようにおもに3つの要素が盛り込まれています。
最初にユーザーが抱える悩みについて注意喚起した後に、問題を解消する方法のひとつとして自社商品やサービスについて紹介します。特徴・おすすめポイント・使い方・購入方法などを掲載します。
ユーザーが商品やサービスの特徴についてある程度理解したところで、「今ならお買い得」ということをアピールします。
複数のページで構成されたホームページとは違い、LPの場合は1ページのみで構成されているので、ページのトップから順番にスクロールして閲覧することにより、明確にわかりやすく伝えることができます。
1ページの中に、商品の写真・イラスト・キャッチコピーなどを盛り込み、視覚で訴えることができます。
さらにデザインと色彩の美しさでユーザーの興味惹き、ページのトップから最下部まで閲覧すれば、商品の認知度も高まり、自然に購入を促す効果も期待できます。
比較的離脱率が低い
化粧品やサプリメントなど、インターネット上には不特定多数のLP (ランディングページ)が公開されています。
どのLPにも共通していることですが、コーポレートサイトやECサイトのように複数のページで構成されたホームページとはまったく異なり、基本的に1ページのみで構成されています。
中にはリンク先を設定したLPもありますが、ページの最下部に小さく「特定商取引法に基づく表示」「会社概要」「個人情報保護方針」 (プライバシーポリシー) などのページにリンクする程度のものです。
これらの情報は、LPの運用を継続していくのに最低限必要な情報であり、企業の信頼性にも大きく関わる重要な情報です。
リンク先を設定していても目立たない箇所に設置しているため、他のホームページと比較すると、離脱率が低いのがLPならではの大きな特徴です。
先ほどもお伝えした通り、デザインと色彩の美しさやキャッチコピーなどで、ユーザーの興味を惹くことにより、離脱率の上昇を抑えられるケースも多いです。
ECサイトの場合は、1つの大規模なホームページの中で複数の商品が取り扱われますが、LPの場合は宣伝する商品やサービスが1つのものに限定されることが多いため、比較対象となる物がほとんどありません。
ページトップから最下部まで閲覧するケースが多く、読み飛ばしが少ない傾向にあります。ユーザーの行動心理に沿った内容でLPを制作・公開することによって、商品やサービスの認知度も高められることでしょう。
CV率 (CVR) の向上効果が期待できる
LP (ランディングページ) のCV率の平均は2~3%程度と言われています。ただし、LPで取り扱われる商品やサービスの種類によって、CV率が高くなることもあれば、低くなるケースもあります。
CV率とはコンバージョン率のことを表し、英語では「Conversion Rate」と表記します。 ユーザーがホームページを訪問して、商品の購入やサービスの申し込みについてどの程度達成できたのか、その成果の割合について数値 (%)で示したものです。
LPの制作の1つの目的として、商品やサービスについて多くの人に知ってもらい、認知度を高めることにあります。最終的な目標としては、ユーザーに購買を促して売上増加に繋げるのが狙いです。
そもそもLPは1ページの中に商品やサービスに関する情報が濃縮されています。たまたま偶然にLPを閲覧していた場合でも、自然に興味が湧いてきて、突発的に商品を購入するケースも少なくありません。
LPには注文フォームも設置されており、1つのページ内で商品への興味・認知・購入までスピーディーに完結します。
LPは、ユーザーの行動と心理を見据えた内容で構成されているため、結果的にCV率が上がるケースが多いです。
LP (ランディングページ) 制作の4つのデメリット
LP (ランディングページ) を制作することにより、集客数アップなどさまざまなメリットが期待できる反面、デメリットがあることも踏まえておく必要があります。
直帰率が高くなる傾向
LP (ランディングページ) は他のホームページと比較すると離脱率は低いですが、直帰率が高い傾向にあります。
直帰とはユーザーがホームページを訪問して最初に着地した1ページのみ閲覧して、その後は他のページを閲覧することなく、離脱する行為のことを指します。
直帰率とは英語で「bounce rate」と表記し、すべてのセッションに対して直帰したセッションの割合をパーセンテージで数値化したものです。
具体的には、直帰したセッション数をすべてのセッション数で割ると直帰率を算出することができます。
なお、セッション数とは検索エンジンや広告からホームページに流入してきて、ユーザーがアクセスした回数のことを指します。ユーザーが特定のホームページに1度アクセスして離脱するまでの間が1セッションとして計上されます。
ホームページのタイプにより、直帰率にも格差が生じます。ポータルサイトの場合は10~30%が目安ですが、LPの直帰率は70 ~ 90%が目安となっており、かなり高くなっています。
LPの直帰率が高い原因は、LPが商品の購入・サービスの申し込み・資料請求など、運用の目的がはっきりしていることが挙げられます。
また、LPに掲載された内容に誇大な表現が多い場合や、ユーザーにとって期待はずれな内容である場合にも、1回きりの閲覧にとどまることが多いため、直帰率が高くなる傾向にあります。
検索上位表示の見込みが薄い
コーポレートサイトやECサイト、ポータルサイトなど他のホームページと比較すると、LPは検索エンジンの上位には表示されにくい傾向にあります。
もともとLPは写真やバナーなど画像中心で、リンク先も少なく、テキストが少ないのが特徴です。
SEO対策の観点から、ホームページの文字数やページ数がコンテンツの品質にも大きく影響してきます。そのため、テキストの少ないLPではSEO対策上弱く、検索上位の見込みは薄いのが難点です。
単独で1ページもののLPを制作するよりは、下層ディレクトリ (下層ページ) が存在するサイト型LPを構築した方が、SEO対策に有効性が期待できることでしょう。
LP制作会社に外注すると費用がかかる
当然のことですが、LP制作を外注すると、ある程度まとまった費用が発生します。LPの制作を外注する場合、デザイン費用の相場は制作会社の規模・技術力・制作期間などにより、格差が生じます。
急ぎで依頼する場合は、ホームページ制作会社によっては別途特急料金が発生する場合があります。LPのデザイン制作やお問い合わせフォーム設置の他に、キャッチコピーやライティング、商品の写真撮影などを発注する場合にも、それぞれ別途料金が発生する場合があります。
高額な商品は売れにくい
サプリメントや化粧品など低価格の品であれば、LPを閲覧して注文するユーザーも多く、定期購入などリピーターを増やせる可能性があります。
しかし、取り扱う商品やサービスが高額である場合や、貴金属などの資産価値が高い製品の場合は、LPを閲覧しても購入に至らず、売れにくいケースが多いです。
商品やサービスについてどの程度の付加価値があるのか、運営会社の信頼性・健全性が気になるものです。
高額商品を購入した後に返品を希望する場合、「運営会社がどのように対応するのか」といった懸念もあります。
ユーザーにとってハードルが高い商品やサービスは、インターネット上で販売するのは難しいでしょう。
LP (ランディングページ) の基本的な構成と必要な要素
LP (ランディングページ) の要素
一般的にLP (ランディングページ) は、3つの要素で構成されています。それぞれの意味と役割について下記の通り掲載します。
ファーストビュー (FV)
ファーストビュー (FV) とは、LPにアクセスした時に、とくにスクロールしなくても確実に画面内で閲覧できる範囲のことを指します。ファーストビューには、商品の写真やキャッチコピーなどの重要な情報が掲載されています。
ユーザーがLPを閲覧した時にファーストビューの印象が良ければ、さらに下にスクロールして商品について興味を抱くようになります。
就職試験や人材採用で面接を受ける際には、「初対面の印象はわずか3秒で決定する」と言われていますが、LPの場合もそれと同じことが言えます。
LPに初めてたどり着いた時、ファーストビューの部分を閲覧して、「この商品についてもっと知りたい」と思えば内容をじっくり見るようになるので、LPの滞在率も高くなります。
ボディ
ボディ (body) とは英語で「体」という意味を持ち、LPではファーストビューの真下に位置し、LPの中心となる部分です。
ファーストビューではビジュアル面にこだわり、おもに視覚で訴求しますが、ボディでは導入文・商品やサービスの説明文 (製品仕様・サービスの内容など)・購入者から寄せられた口コミ情報や体験談などが盛り込まれることが多いです。
また、「○○部門で顧客満足度NO.1」「売上本数○万本突破」といった商品の販売実績などがあれば、ここでアピールしておくと効果的です。
クローズ (クロージング)
クローズ (クロージング)とは英語で「閉める・閉じる・締めくくる」という意味ですが、「契約が成立する・合意に達する」「接近する」という意味もあります。
LP (ランディングページ) におけるクローズ (クロージング) は、ボディの真下・最下部に位置します。ボディまで閲覧したユーザーが、LPに掲載された商品やサービスについて深く関心を寄せるようになり、最終目標である購買に繋げるのが狙いです。
この時点で商品を購入しようという意欲が湧いてくる反面、疑問や不安が湧いてくることもあります。
クローズの部分に、ユーザーによくありがちや不安や疑問を解消するためにQ&Aコーナーを設置することもあります。
不安や疑問が生じたことがネックになってしまい、購入をためらうこともよくあります。あえてこの位置にQ&Aコーナーを設置することでスッキリ解消され、安心感を得られるようになります。
さらに、最後に商品の良さをレコメンドすることでユーザーの不安や迷いがなくなり、購入に繋げる効果が期待できます。
クローズには、Q&Aコーナーの他に購入ボタンや注文・お問い合わせフォームが設置されています。
LP (ランディングページ) の基本的な構成
LPのおおまかな構成は先ほどもお伝えした通り、ファーストビュー・ボディ・クローズ (クロージング) の3つの要素ですが、全体の構成についてさらに細かく分けると下記のようになります。
キャッチコピー
キャッチコピーとは、多くの人の注意と関心を引き寄せるための宣伝フレーズのことを指します。テレビCMや雑誌広告など、日々の生活の中で何気なく目に飛び込んでくるキャッチコピーを見て、特定の商品やサービスに対して自然に興味を持つきっかけとなります。
LP制作では、キャッチコピーは重要度の高い構成要素となっています。ファーストビューでキャッチコピーを大々的に掲載することで、ユーザーの関心を大きく引き寄せて、次の行動を起こすきっかけを作ることができます。
キャッチコピーは商品に関する説明文ではなく、商品の魅力を簡潔に伝えながらも鋭い観察力を活かして、意外性のある一言で強く印象づけて、「どんな商品なのか」と多くの人に振り向かせるのが大きな目的です。
商品やサービスに関する情報・宣伝文
冒頭のキャッチコピーでユーザーの関心を引き寄せたところで、LPのボディの部分には、おもに導入文・商品仕様・説明文・使用方法・宣伝文・お客様の声 (口コミ・体験談・感想) などを盛り込みます。
導入文を作成する際の具体的な手法としては、最初にユーザーに対して「このような悩みはありませんか?」といった形で問題を提起します。ユーザーに寄り添い共感しながら、「悩みを解消するための手段として、このような商品があります」とさりげなくアピールします。
商品の仕様・特徴・おすすめポイントを掲載して、信頼を集めるために実際に利用したユーザーから寄せられた感想なども掲載します。
口コミ情報を掲載することにより、商品を購入するメリットや商品価値について理解を深めることができます。
デザイン
コーポレートサイトやECサイトと比較すると、LPでは高いデザイン力が要求されます。商品の写真を美しく華やかに見せることももちろん大切ですが、画像だけではなく、文字の見やすさと美しさにも気を配る必要があります。
LPを最初に見た時にどんなにキャッチコピーが良くても、文字が見づらいとユーザーはすぐに離脱してしまいます。見やすくするためには、どのフォントを選んだら良いか、慎重に判断する必要があります。
最適なフォントを選んだら、文字の大きさ・間隔 (行間・文字間) にも気を配り、誰が見ても違和感なく見られるように配慮しましょう。パソコン・スマホ・タブレットなど、どの端末で見てもスッキリ見えるように気を配ることが大切です。
CTAボタン (コンバージョンボタン)
CTAとは英語で「Call To Action」の頭文字をとった呼び方で、直訳すると「行動喚起」という意味になります。WEBマーケティングの1つの手法であり、ホームペーシに訪問したユーザーに行動を促すよう誘導するのが大きな目的です。
そのような目的でホームページに設置するボタンのことをCTAボタンと言います。CTAボタンを設置することにより、コンバージョン率を上げる効果も期待できることから、コンバージョンボタンと呼ぶこともあります。
CTAボタンはLPの下部に設置することが多いですが、ページのほぼ中心部に設置するケースもあります。ページ内に1つだけ設置されることもありますが、複数箇所で設置されることもあります。
複数のCTAボタンを設置することで、ユーザーがスムーズに行動を起こすことができるのが大きなメリットです。しかし、あまりにもCTAボタンが多いと、ユーザーにはかえって煩わしく感じられることもあります。
CTAボタンの形状や色は、宣伝する商品やサービスの色やイメージに合うように意識して作成すると良いでしょう。
特定商取引法に基づく表記
インターネット上で商品やサービスを販売する際には、「特定商取引法に基づく表記」の設置が必須となります。
特定商取引法とは、違法な販売や勧誘をする悪質な業者から一般消費者の安全を守るために制定された法律です。ECサイトやLPなど、インターネット上での販売やテレビショッピング・カタログ販売などは通信販売に該当しますが、電話による勧誘・販売や訪問販売も特定商取引法の適用対象となります。
LPの場合は、ページの最下部に小さな文字で「特定商取引法に基づく表示」と記載されていて、別のページにリンクするケースが多いです。
個人情報の取り扱い
ECサイトやLPで初めて商品を購入する場合、無料会員登録の手続きが必須となるケースが多いです。重要な個人情報を取り扱うこととなりますので、個人情報保護方針 (プライバシーポリシー)に関する内容の文章が必要となります。
注文フォームに近い位置に個人情報保護方針が記載されることが多く、個人情報の保護について同意した上で、注文や申し込みをするといった流れになります。
お問い合わせ・注文フォーム
LPを見てユーザーが商品やサービスの注文・申し込みをするわけですから、当然お問い合わせフォームや注文フォームの設置が必須となります。
氏名・フリガナ・住所・年齢・生年月日・メールアドレス・電話番号などの個人情報を入力して、商品代金の支払い方法・配達希望日時など必須項目を入力します。
注文時に、キャンペーン情報のメール配信やメルマガ購読希望の有無について尋ねられることもあります。希望する場合は、その項目にチェックを入れてから注文を確定します。
LP (ランディングページ) 制作にありがちな失敗と改善策
「集客と売上の倍増を目指してLP制作したものの、いまひとつ効果が上がらない」「広告からLPに流入しても、ユーザーがすぐに離脱してしまう」といった悩みを抱えるケースも少なくありません。
そこで、LP制作によりありがちな失敗例を取り上げ、改善策について提案し、詳しく解説していきます。
モバイルフレンドリーに対応できていない
LPを立ち上げたものの、ユーザーが短時間で離脱するケースも少なくありません。離脱する原因のひとつとして、LPが見づらいことが考えられます。
今やスマホやタブレットを使ってインターネットをするのが当たり前となりました。これらのモバイル端末を外出時に携帯しておけば、いつでもどこでも閲覧できるようになりました。そのため、パソコンを使う人が減少傾向にあります。
そのため、ユーザーのインターネット接続環境なども考慮しながら、モバイルフレンドリーに対応することが必須となります。
モバイルフレンドリーとは、2015年にGoogleが実装したアルゴリズムの一種であり、2015年4月からスタートしました。
スマホ用にホームページの表示を最適化して、ユーザーが快適に閲覧できるようにすることをモバイルフレンドリーと言い、SEO対策の観点からも重要ポイントとなります。
とくにLPの場合は、集客数にも大きく左右する要素であるため、モバイルフレンドリーに未対応であれば、早めの改善が必須となります。
モバイルフレンドリーテストツールで検証する
運用中の¬ホームページがモバイルフレンドリーに対応できているか、スピーディーに確認する方法があります。
Googleから無料で提供されているモバイルフレンドリーテストツールを使用すると良いでしょう。もちろん24時間いつでもインターネット上から無料で利用できます。
判定の結果、不合格となった場合は、具体的にどの項目が基準に満たなかったのか、的確に把握できる仕組みになっています。
モバイルフレンドリーテストツールのおもなチェック項目は、下記の通りです。
- テキスト(文字・フォント)の大きさ
- ビューポート設定の有無
- タップ要素同士の距離の近さ (テキストリンクなど)
使い方は簡単で、運用中のホームページやLPのURLを検索窓に入れて、オレンジ色の「URLをチェック」のボタンをクリックするだけでスムーズに画面が切り替わり、結果が表示されます。
検証の結果、「このページはモバイルフリーではありません」と表示された場合は、その下の「詳細」で表示された内容にについて要確認です。
「テキスト (文字)が小さすぎる」など、さまざまな問題が浮上することもありますが、現状の問題的について把握しておくことで、今後の改善に向けておおいに役立てることができます。
判定の結果、満足のいく結果でなかった場合にも、マイナスに受け止めることなく、「悪い点を改善していけば良い成果に繋がる」と前向きに捉えてはいかがでしょうか。
Google モバイルフレンドリーテストツール 公式サイト : https://search.google.com/test/mobile-friendly
注文フォームやお問い合わせフォームが使いづらい
「ユーザーのアクセス数は多いのに、お問い合わせや注文の件数が少ない」「ページの中身までしっかり見ているのに、注文に至るケースが少ない」といった問題点を抱えるケースもよくあります。
そのような場合、お問い合わせフォームや注文フォームが使いづらいことが原因で、ユーザーが離脱することもあります。
LPのデザインの質感が高く、商品の特徴やメリットも十分に伝わってくるのに、注文フォームやお問い合わせフォームの使い勝手が悪いことが原因で離脱するのは、なんとももったいない話です。
EFO (入力フォーム最適化)
お問い合わせフォームや注文フォームの使い勝手が悪い場合は、EFOに注力する必要があります。EFO (Entry Form Optimization) とは入力フォーム最適化のことを表します。
入力する項目があまりにも多いと面倒になってしまい、そこで離脱するケースが非常に多いです。
ユーザーの行動心理として、LPを閲覧して商品に興味を持ち、購入意欲をそそられたところで、注文フォームの使い勝手が悪いと、買う気も失せてしまうものです。
購入数・成約数を増やすためには、SEO対策や広告運用などの外部施策も必要ですが、それだけでは十分ではありません。LPOやEFOなどの内部施策も合わせて行うことによって、離脱率の上昇を未然に防ぐことに繋がります。
EFOの具体的な手法としては、不必要な入力項目を減らして、フォームの入力開始から注文確定までの作業量とスピードを短縮化するのが最善策です。入力作業がスムーズに完結できるようになれば、ユーザーのストレスも軽減されるようになり、離脱率の低下にも繋がることでしょう。
訴求力が弱い
「LPの見た目はとてもキレイで質感も高いのに、いまひとつ訴求力に欠ける」といった悩みもよくあります。
インターネット上には、無数のLPが公開されており、他社との競争意識も激しくなっています。その中でひときわ多くの人の注目を浴びるには、高い訴求力が求められます。
複数の要素で訴求力を高める
LPの特質上、基本的に1ページの中で商品の良さやサービスを利用するメリットについてアピールする必要があります。
まずは既存のLPに掲載した内容について、ユーザーが抱える悩み・商品価格・特典 (キャンペーシや割引など)・強みなど複数の要素について、今一度要確認です。
競合他社の商品と比較して、他社にはない自社ならではの強みやおすすめポイントなど、アピールが足りない場合は、もっと強く打ち出すようにするなど、改善策が求められます。
また、ユーザーがどのような悩みを抱えているのか、どのような商品を求めているのか、ユーザー目線に立ち、ユーザーに寄り添うことも大切です。
ターゲットとベネフィットを明確に
コーポレートサイトの場合は複数のページで構成されており、その中で自社の経営理念・事業内容など、事実をありのままに伝えるのがおもな目的です。 一方、LPでは商品やサービスを販売するために集客数を増やし、1ページの中で高い訴求力が要求されます。
訴求力を高めるためにもっとも肝心なことは、ターゲットとベネフィットを明確にすることです。
ベネフィット (benefit) とは、英語で「利点・恩恵・利益」といった意味があります。
マーケティングにおけるベネフィットとは、「特定の商品やサービスを利用することによって、どんな悩みが解消されるのか、どんなメリットがあるのか」という意味になります。
一方、ターゲットとは「的・標的」のことを指し、マーケティングの対象となる購入者層のことを指します。
どのような人に向けて販売する商品なのか、この商品を使うことによってどんな利点があるのか、ターゲットとベネフィットを明確にすることで、訴求力の高いLPを制作することができます。
予算を立てていない
商品やサービスをより多くの人に広めようとすると、ついつい広告宣伝費につぎ込んでしまうこともあります。広告チラシなど紙媒体の販促物の場合は、発行枚数が多ければ多いほど費用が高くなります。
一方、LP制作の場合は、ヒアリング・企画・構築・デザインから、WEBマーケティング・公開後の運用・保守・点検などの費用が発生することもあります。
1ページもののLPを制作するのに、最安で数十万円、高額になると100万円以上の出費になることもあります。
LP制作を外注する前に、予算を立てておかないと、必要以上にお金をつぎ込む羽目になってしまいます。限られた社内経費を無駄に使うことがないように、要注意です。
費用対効果を重視する
LP制作を外注する前に、どの程度のお金が必要なのか予算を立てて、費用対効果について入念にシミュレーションする必要が出てきます。
販促活動はLP制作だけではなく、紙媒体のチラシやダイレクトメール、広告運用・メルマガ配信・SNSの活用など多彩な方法があります。これらの全体のバランスを見ながら、LP制作中心に費用をつぎ込むことのないように注意しましょう。
ターゲットの設定・キーワード選定の失敗
先ほどもお伝えした通り、LP制作に入る前には商品やサービスの特徴を捉えた上で、ターゲットを設定します。
しかし、ターゲットの設定を一歩間違えてしまうと、検索キーワードの選定にも「ずれ」が生じてしまい、その結果、失敗するケースも少なくないようです。
ターゲットユーザーの分析
ターゲットの設定とキーワード選定について、それぞれ食い違いが生ずることがないように、ターゲティングについて今一度見直す必要が出てきます。
LP制作でCVV率の向上を図るには、宣伝する商品やサービスに見合う形でターゲッティングができていることが前提となります。
ターゲットユーザーについて解析や分析を実施して、LPに掲載された文章やキャッチコピーなどについてボタンの掛け違いがないように、適切な内容であるかどうか確認して、慎重に判断する必要があります。
キーワード選定の見直し
当然のことですが、自然検索 (オーガニック検索) で上位に表示されるためには、SEO対策の一環としてキーワード選定が重要となってきます。
キーワード選定が適切でない場合はターゲット層からのアクセス数が伸びにくく、CV率の低下に繋がることもあります。
今一度、ターゲットとともにキーワード選定の見直しを行い、早めに適切な措置をとりましょう。
LP制作会社に丸投げする
LP制作会社にすべて丸投げして、失敗するケースもよくあります。ホームページ制作のプロですから、専門的な知識と技能をフルに発揮してくれることでしょう。しかし、相手も人間ですから、何もかもすべて完璧にできるというわけではありません。
LP制作会社は「良きビジネスパートナー」という認識が必要
LP制作会社に丸投げして依存するのではなく、「良きビジネスパートナー」という認識を持つことが重要です。
LP制作で集客数と売上を伸ばしていくためには、担当者の業務の負担を少しでも軽減できるように自ら協力する姿勢も大切です。
「こちらは高いお金を払ってLP制作会社に依頼しているのだから、集客数が増えて当たり前」といった上から目線ではなく、「集客数を増やすために自分に何ができるのか」よく考えてみましょう。
LP制作に入る前には、ヒアリング・打ち合わせを入念に行い、商品やサービスを販売するための戦略について考える必要が出てきます。
多くの人に商品やサービスの魅力を多くの人に広めるには、どのような観点から伝えれば良いのか、どんな人をターゲットにすれば良いのかを熟知する必要があります。
一方的に制作会社に丸投げするのではなく、「担当者とともに素晴らしい作品を創出していく」といった共通認識を持つことが大切です。
LP(ランディングページ)制作会社に依頼する前の心得と準備
LP(ランディングページ)制作会社を選ぶ前に、経営計画を綿密に練る必要があります。依頼する前には、必ず下記の3点について着目し、方向性を打ち出しておくことが肝心です。
目的・目標を設定する
どのような目的でLPを制作するのか、明確な目標を立てておくことが重要です。LPでアピールしたい商品・サービスの種類によっても目標が大きく変わってきます。
たとえば、LPを公開して無料資料請求を目的とする場合は、「月間・年間で○件以上の請求」といった目標を立てることができます。
LPを制作して商品の購入に繋げたい場合は、「月間・年間で○件以上の注文」と目標を立てると良いでしょう。
目的と目標を明確にすることで、社員が一丸となって「自社商品を売り込もう」と意気込み、モチベーションも上がってきます。
LP (ランディングページ) に掲載する内容を決定する
LPで宣伝する商品・サービスについて決定したところで、商品の写真・イラスト・表・文章などの資料を用意します。「売れるLP」を作り上げるためには、ビジュアル面にもこだわりを持ち、美しさと華やかさを演出することも必要になってきます。
商品の写真をより美しく見せたいのであれば、プロのカメラマンに依頼すると良いでしょう。LP制作会社によっては、ホームページ用の写真撮影サービスにも特化している場合もありますので、事前に相談してみましょう。
予算を立てる
LP制作を依頼する前に、予算を立てておく必要があります。LP制作の費用の相場は各社でそれぞれ違いがあります。「10万円でLP制作します」といった触れ込みでアピールする会社もありますが、価格の安さよりも中身が肝心です。
LP制作の費用相場は、20万円~60万円とも言われていますが、制作会社によりサービスの対応範囲や専門分野にも違いがあります。
LP制作はあくまでも広告宣伝の手法のひとつであり、他にもチラシ・広告・テレビCMなど、多彩な方法があります。LP制作に必要以上に費用をつぎ込むことのないように、無理のない予算を立てましょう。
優良なLP (ランディングページ) 制作会社の選び方
全国各地に数多くのLP制作会社がありますが、どのような観点で選んで良いものか戸惑うこともあるでしょう。「WEBデザインが得意」「費用が格安」というだけでは、選ぶ決め手になるとは言えません。
そこで、優良なLP制作会社を選ぶための重要ポイント7点についてお伝えします。
WEBマーケティングとLPOに強いLP制作会社を選ぶ
優良なLP制作会社を選ぶためには、デザイン力が高いだけではなく、WEBマーケティングに特化した業者を選ぶことをおすすめします。WEBマーケティングの一環として、LPOにも着目してみましょう。
LPOとは?
LPOとはランディングページ最適化のことを表し、英語で「Landing Page Optimization」の頭文字を取った呼び方です。
制作したLPについて、質感が高くてキレイで見栄えが良いだけでは、インターネット上の販促物としては100%完璧であるとは評価できません。ユーザーが快適に閲覧できるように、環境を整えることが肝心です。
具体的な手法としては、ヒートマップのツールの活用やABテストの実施などを行うことが多いです。運用中のLPについて細かく分析・見直し・改善を行います。
LPOを施すことにより、LPを閲覧したユーザーの成約率の向上の効果が期待できます。成約率がアップすれば、費用対効果の見込みも高くなることでしょう。
広告を活用したWEBマーケティングで効果的に運用する
WEBマーケティングに強いLP制作会社に依頼することで、より効果的な運用方法について最適な手法を提案してもらうことができます。
具体的には、LPの運用と合わせてリスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などを併用するなど、さまざまな手法があります。広告運用を行うことにより、広告からLPへの流入を増やせるチャンスがあります。
LP制作会社の対応可能な業務範囲について要確認
LP制作会社に依頼する前に、対応範囲・専門分野について確認しておく必要があります。企画からWEBマーケティング・LP制作・保守・点検・公開後の改善策などのサポートまでワンストップ対応の会社もあれば、デザイン・コーディング中心の会社もあります。
LP制作を外注する際に、どの部分まで依頼すべきなのか慎重に判断した上で、ニーズに見合う業者を慎重に選びましょう。
LP制作会社の実績と技術力を重視する
LP制作会社にどの程度の実績があるのか、過去直近の制作物について閲覧しておくと良いでしょう。
LP制作会社の公式サイトにアクセスすると、「制作実績」が公開されているので、デザイン・色彩の使い方・キャッチコピー・ライティング・訴求力・注文フォームの使いやすさ・全体のバランスなど、多彩な観点から要チェックです。
LP制作・公開後のサポート体制に着目
LP制作が完了して、インターネット上に公開された後のサポート体制が重要となってきます。
LPを公開したものの、アクセス数が伸びず売上に直結しない、費用対効果の見込みが低いといったさまざまな課題が見つかることもあります。
LPを公開後は中長期的に運用することとなります。その間に定期的に分析・解が析を実施して、問題箇所を早期に発見し、集客数の強化を目指して改善策を施すことが必須となります。公開後のサポート体制が充実したLP制作会社を選ぶことが肝心です。
見積もり提示で費用感を要確認
LP制作の費用は、会社の規模・技術力・人件費・対応範囲などにより大きく変わってきます。予算の範囲内で制作が可能かどうか、事前に見積もりを提示してもらい、確認しておく必要があります。
料金相場と費用感について把握するためにも、複数のLP制作会社で見積書を提示してもらい、サービス内容と料金体系について比較しておくことをおすすめします。
集客に強いLP制作会社を選ぶ
LPを制作してインターネット上に公開された瞬間から本格的に運用スタートとなりますので、「集客数をどこまで増やしていけるか」が重要となってきます。
集客数を増やすためのマーケティング手法としては、広告運用・SEO対策・LPO・EFOなどさまざまな対策があります。
LPの運用期間中は定期的にアクセス状況をチェックしながら、分析ツールなどを活用して現状の問題点を早期に発見して改善する必要があります。この他には、動画やメルマガを活用したメールマーケティング手法もあります。
LP制作会社の担当者とのフィーリング
LP制作会社に依頼する際には、ヒアリング・企画・構成・制作といった手順となります。高品質なLPを制作するためには、ヒアリングや打ち合わせが複数回に及ぶこともあります。
お互いに会話を重ねてといくうちに、「この人なら気楽に何でも話せて信頼できそう」と思うこともあれば、「話の観点がずれている」「フィーリングが合わない」と感じることもあるでしょう。お互いの相性の良さは、最初に会話をした時の直感で、決まることが多いものです。
LP制作会社とのお付き合いか長期化することもありますので、お互いにストレスフリーで仕事の話ができるようにしたいものです。そのためにも、ご自身の直感でフィーリングが合うかどうか判断して、ビジネスパートナーとしてお互いにより良い関係を築いていくことが大切です。
LP (ランディングページ) 制作が得意なホームページ制作会社、おすすめ会社をご紹介 まとめ
今回は、LP (ランディングページ) 制作をテーマに取り上げ、制作するメリット・デメリット、LP制作の失敗を防ぐための改善策についてお伝えしました。
LPに掲載したい内容が決まったら、制作会社を探すのに時間と手間がかかることと思います。この記事では、優良なLP制作会社の選び方について掲載していますので、業者選びでお困りの際にはぜひ参考にしていただければと思います。
LP制作が完成したらそれで終わりではなく、ここからがスタート地点となります。ターゲット層となるユーザーをどの程度まで集客できるか、当初設定した売上目標を達成できるのか、期待に胸がふくらみ、ワクワクすることもあるでしょう。
しかし、時には期待通りの成果に到達できず、歯がゆい思いをすることもあるかもしれません。
LPを公開してからは定期的にアクセス状況や注文状況などを細かく分析して、問題点を早めに見つけて改善していくことで、より良い成果が得られることでしょう。
多彩な角度からLPを分析して、WEBマーケティングを活用して改善することで「反響のあるLP・売れるLP」へと成長できるようになります。
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