SEO対策を外注する価格・費用と料金相場を徹底解説!【2024年最新版】
「SEO対策をした時に、どれくらいの費用がかかるのか?」
「自社のコーポレートサイトや記事を検索順位で上位化するのには費用がどのくらいかかる?」
「SEO対策サービスの相場やメリットデメリットを知りたい!」
このように、SEO対策の費用や外注する際のメリット・デメリットについてお悩みではありませんか?
そこで今回、SEO対策の費用について「外注と自社でやる場合の費用感」「ホームページ制作会社の視点からみるSEO対策代行サービスに外注した時の相場やメリット・デメリット」を解説します。
その他、費用対効果やSEO対策のタイプ別費用相場も解説していますので、SEO対策を考えているならチェックして損はありません。
最後のまとめでは、それぞれの説明を踏まえて、どういったアクションをするといいのかについても解説していますので、外注先の選定に失敗しないためにも是非参考にしてください。
【参考】
■ホームページ作成の費用と相場を徹底解説!
■ホームページの維持費は運営に不可欠! 内訳や相場・注意点を解説
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CONTENTS
SEO対策の費用相場は?
SEO対策をする場合、外注・自社どちらで行うかで相場は変動します。
SEO対策を外注する費用の目安は、コンサルを依頼する場合は月額10〜50万円、サイト設計からお願いする場合は10万円〜100万円以上、記事制作は1本2.5万円~5万円程度です。
それに対して自社で対策をするなら費用はほぼかかりません。
しかし、自社で対策するSEO対策では、相当な知識・情報・労力を必要とします。
ですので、SEO対策をするときは費用対効果を考え、外注をするのか、自社で実施していくのか十分考慮する必要があります。
依頼する場合のSEO対策の費用・相場
依頼(外注)する場合のSEO対策は、数千円~で対応できる場合や、100万円以上かかる場合もあります。
しかし基本的には数万円から数十万円の範囲で収まるケースが多いです。
こうした価格の開きがでてしまう理由として、対策の種類や難易度が関係しています。
そのため自社のサイトへどのような対策を施せばよいか、対策の種類や難易度を見極めることが肝心です。
コスパよくSEO対策を外注するなら内容と支払パターンを知ることが大切
SEO対策の成果は短期間で把握するのがとても難しいものです。
何故ならSEO対策には即効性はなく、数か月後に成果が現れてくるという事もあるためです。
このような特徴を持つことから、費用を単発(一括)で支払うのか、月額支払いにするのか等、様々な支払いパターンを設定することが可能です。
また、「対策内容」と「支払いパターン」はSEO対策の費用相場が前後する大きな理由のひとつなので、コスパよくSEO対策を外注したいなら、どのような対策内容があって支払パターンがあるのかを知っておくことも大切です。
SEO対策の費用は月額固定型と成功報酬型がある
SEO対策を手掛ける会社は全国に4000社ほどあるとされています。
そしてその料金体系も各社様々で、大きく「月額固定型」と「成功報酬型」の2種類に分かれます。
- 月額固定型:成果に関わらず、対価として月〇〇万円など月々一定の費用が発生する
- 成功報酬型:成果によって費用が発生する
月額固定型の特徴
月額固定型は、いわばサブスクのような形です。
成果が上がっても上がらなくても月額料金がかかりますが、成果が上がった際に成功報酬型よりも結果的にコスパが良い場合があります。
月額費用なので、予算も立てやすい特徴もありますね。
成功報酬型の特徴
成功報酬型(成果報酬型)は、順位を上げたいキーワードを事前に決めGoogle検索において10位以内とか20位以内にランクインした場合に費用が発生するシステムです。
例えば6位〜10位にいる場合は、1日1,000円、1位〜5位は1日1,500円が費用として課金され、1位になった場合は特別に3,000円になるなど高い料金設定になるというような形態です。
SEO業者によって料金発生時の費用体系は異なりますが、成果が上がると月額固定型よりも結果的に費用が高くなる場合があります。
※成果報酬の他に初期費用がかかる場合もある
※ランクイン後は最低契約期間がある
自分で行う場合の費用・相場
SEO対策を自分で行う場合、費用はかかりませんが時間と労力が必要です。
自分でSEO対策をする時に必要な労力と知識
主にどのような労力(作業)が必要になるか、以下にまとめましたのでご覧ください。
- サイトの編集(制作)
- ブログ記事の執筆
- 内部の最適化
- リンクビルディング
- 競合分析
それぞれ、専門的な知識も必要ですが、継続して続けることが最も大切な作業になります。
どのような作業でどのような知識が必要なのか、分けて解説します。
サイトの編集(制作)
サイトを持っていない場合は、まずサイト制作が必要です。
自身のホームページ制作はWordPressなどのCMSを使うと比較的簡単にできます。
ネットにも制作のための解説記事があるので、制作自体は簡単にできるでしょう。
しかしSEO対策をする前提であれば、サイト制作をするにあたり「サイトを見てもらいたい層に対してのアプローチは問題なくできているか」「見やすいか」「エラーなどは起こっていないか」などに気を配る必要があります。
一度作った後も、更新や設定を最適に行う必要があるため、作業が必要であることも知っておかなければなりません。
サイト制作を全くしたことがない場合は、場合によってはHTMLやCSS、JavaScriptやPHPなどの言語習得も必要になるため、学習費用と時間が必要になるでしょう。
ブログ記事の執筆
記事があってこそのSEO対策です。
そのため、SEO対策をするならまずはブログ記事の執筆が必要になります。
ただ書くのではなく、検索エンジンで上位に表示させられる上質な記事を書くことが必要です。
主にどのように書くのか、以下にまとめましたのでご覧ください。
- 書きたいテーマを決める
- テーマに合うキーワードがないか調べる
- SEO対策のためのキーワードを決定
- ブログを執筆
検索上位に表示される記事は、ユーザーにとって有益な記事です。
つまりブログは文章を書くことを意味しますが、ただ文章を書くだけではいけないのです。
Googleに評価されることが大切なので、ユーザーにとって有益な内容にする必要があります。
ただただ独りよがりな文章を書いても上位表示は望めません。
ライティングの技術を身につけ、高品質な記事を書きあげましょう。
高品質な記事を書くために、学習や練習の期間と労力が必要です。
しかし良い記事をかけたとしても、需要のない記事では意味がありません。
しっかり検索される需要があるキーワードで良い記事を書くことが大切です。
内部の最適化
サイト内の各ページにおいて技術的な対策も必要です。
上記のブログ記事を書いてページ数を増やすことが最大のSEO対策ではありますが、競合も同様に良質な記事を執筆します。
つまり需要のある良い記事だけではなく、サイトの完成度も仕上る必要があるのです。
サイトの完成度を上げるためには、内部のサイト構造やHTML(ホームページを作る際のコード)の書き方、サイトの表示速度などを改善する最適化が重要になります。
これらの作業には専門知識が必要なので、初めての方は参考書やオンラインの解説記事などを参考にしながら行いましょう。
リンクビルディング
SEOは外部からの良質なリンクを良しとします。
しかしながらお金を払って人為的に外部からのリンクを増やすというのは不正行為としてGoogleの評価を下げる可能性があります。
どうすれば外部からリンクを貼ってもらえるのか、このあたりの匙加減を考えていくのもたいへん労力のいる作業となります。
競合分析
SEOで上位表示するためには競合サイトの分析がかかせません。
競合サイト(10位内にいるサイト)がどの程度のドメインパワーがあり、どういった記事をかいていてどういった構造になっているのか調査する必要があります。
競合分析をするためのSEOツールが無料・有料ありますが、どちらも導入するだけじゃ分析できず、分析のための勉強も必要になるので慣れていない人はまず勉強時間の確保もしておきましょう。
参考:SEO対策ツールのおすすめ8選!無料・有料問わず厳選して比較
自分で行うSEO対策は費用を抑えられるけど時間がかかる
自分で行うSEO対策は、外注と比べて費用は最小限ですむ可能性があります。
しかし何も知らない状態から始めた場合、学習するための時間や教材購入費などが必要になるため、場合によっては時間・費用どちらもかさむ場合があります。
この点を含めて考え、SEO対策を自分でするか外注するか選ぶと良いでしょう。
SEO対策で期待できる費用対効果は?
SEO対策を自分でするにしても、外注するにしてもある程度の費用が必要ですが、実際にSEO対策をしたときに期待できる費用対効果はどのようなものがあるでしょうか?
実際にSEO対策をしたときに期待できる効果には、以下のようなものがあります。
- 記事やサイトの検索順位が上がる可能性
- 長期的な収益に繋がる
- 集客効果
- 知名度アップ
- 信頼&好感度アップ
SEO対策に「絶対」はありません。
しかし、SEO対策することで記事やサイトの検索順位が上がる可能性は高くなります。
そして記事やサイトの検索順位が上がることで、例えば会社自体の知名度が上がったり、集客効果に繋がったりといった効果が期待できるわけです。
また、検索上位に上がる記事やサイトは信頼されやすいメリットもありますから、信頼度と好感度アップにも繋がります。
記事やサイトの検索順位が上がることでメリットがある場合は、高い費用対効果を期待できると言えますね。
SEO対策にかかる費用相場一覧【早見表】
SEO対策の費用相場は、以下のようになります。
SEO対策のタイプ | 費用相場 | 主な作業内容 |
---|---|---|
総合コンサルティング | 10万~100万円 ※サイト規模が大きい場合は100万円を超える場合もあり |
・SEOの視点だけでなく、マーケティングの視点も踏まえて包括的な視点からコンサルティングを実施 ・コンテンツSEOや内部・外部の施策等、注力していくサイトのアドバイスや実際にその作業の対応をしてくれる場合が多い |
設計コンサルティング | 10万~50万円 | サイトを立ち上げる際や既存のサイトではどんな対策が必要になっていくかをコンサルティングする |
コンテンツSEO | 数千円~ ※1文字○円、1回のリライトで○円などの形が多い |
自社サイトにコンテンツを作成し、検索上位化させることで自社サイトへの集客やサービスへの購入を促進する |
内部SEO | 数千円~数十万円 ※特定の1ページだけを改善するレベルであれば数千円~ |
検索エンジンから高評価をしてもらい、検索上位にするために様々な対策を行う |
外部SEO | 数千円~数十万円 | 被リンクの最適化がメインとなる |
上記はあくまでも目安となりますので、実際にはサイト規模などにより変動します。
次項より、それぞれの項目の詳しい解説に入ります。
SEO対策のタイプ別費用相場
SEO対策を外注する場合、外注先が対応してくれる施策の内容は以下のように大きく分けられます。
・総合コンサルティング
・設計コンサルティング
・コンテンツSEO
・内部SEO
・外部SEO
それぞれの内容は外注先によって定義が異なる為、お見積りや依頼前の打ち合わせのヒアリング段階で詳細を確認しておくと良いでしょう。
また、外注先のスキルや知見によっても対応できる範囲が変わるので、代行をしている企業が全てに対応できるとも限りません。
以下で各内容がどういった対策なのかざっくりと把握していきましょう。
後述しますが、SEOは毎日のように情報が最新化されていく為、最近の事例や他社事例等も聞いてみるとよいです。
総合コンサルティング
一番費用が高くなる可能性のあるコンサル内容です。
費用相場としてはトータルで10万~100万円の間と考えておくとよいでしょう。
※サイト規模が大きい場合は100万円を超える場合もあります。
SEOの視点だけでなく、マーケティングの視点も踏まえたサイトの目的を達成する為に何が必要なのか、どういったアプローチをすると良いのかといった包括的な視点からコンサルティングを行っていきます。
コンサルティングの中で、コンテンツSEOや内部・外部の施策等、注力していくサイトのアドバイスや実際にその作業の対応をしてくれる場合が多いです。
例え話ですが、SEO対策がバケツに水を入れる手段(集客手段)だとして、バケツに穴が開いていたらどんなにたくさん水を入れて集客しても、どんどん水が漏れていってしまいます。
総合コンサルティングでは、「こうした状態の場合は先ずはバケツの穴を塞ぎましょう。」だったり、「バケツの穴を塞ぎながらも一旦はこれくらいの量でバケツに水を入れていきましょう。」といったように、Webマーケティング全般のアドバイスをしてもらえる場合があります。
設計コンサルティング
自社にマーケターがおり、SEOの知見だけが足りないといった場合は、おすすめの内容です。
総合コンサルティングの次に費用が高くなる可能性のあるコンサル内容です。
費用相場としてはトータルで10万~50万円の間と考えておくとよいでしょう。
サイトを立ち上げる際や、既存のサイトではどんな対策が必要になっていくかをコンサルティングしていきます。
総合コンサルティングとの違いは、設計コンサルティングの方があくまでもSEO視点にフォーカスしているという点です。
この辺りは外注先によっても線引きが曖昧ですが、打ち合わせの際に外注先からのヒアリングの内容が「SEO対策の目的」の場合。総合コンサルティングの観点から対策を考えている場合が多いです。
更に「SEO対策ですべき事」の場合は設計コンサルティングの場合もあります。
先ほどのバケツの例え話しでいうと、バケツに穴が空いていようがいまいがいかにたくさんの水をバケツに入れるかを優先的に考えてアドバイスしてくれるのが設計コンサルティングのイメージとなります。
もちろん、サイト立ち上げの際などはバケツに穴がないように設計したり、既存のサイトでも穴があったら塞ぐ取り組みを全くしなかったりという事ではありませんが、優先としてはSEOが第一となります。
そのため自社にマーケターがおり、SEOの知見だけが足りないといった場合は、おすすめの内容ですが、そうでない場合は総合コンサルティングの方が良い場合もあります。
コンテンツSEO
作成するコンテンツ(記事)の数などによっても金額が増減します。
費用相場としては数千円~と考えておくと良いでしょう。
コンテンツSEOの目的は、自社サイトにコンテンツ(記事)を作成し検索上位化させることで、自社サイトへの集客やサービスへの購入を促進することにあります。
記事が増える程、かかる費用は増える
例として1記事を2,000文字で作成し、1文字当たり1円とした場合、1記事は2,000円で作成する事が可能です。
単純計算ですが、そうした記事を10記事作れば費用は2万円となりますし、100記事作れば20万となります。
または、既存の記事をリライト(コンテンツを再編集する事)することで、目的のキーワードで上位化させるために、1回のリライトで○円といったパターンもあります。
発注するコンテンツ(記事)の数にもよりますが、月に100記事単位でお願いする場合は発注先のリソースとしてライターやディレクターの体制がしっかりと構築されているという必要もあります。
月に100記事を発注したとしても、その記事の納品原稿チェックやサイトへの入れ込みなど自社側のリソースも必要になるため、その辺りも踏まえた依頼が必要です。
発注先によっては記事内に使用する画像の選定も含めて、サイトへの入れ込みもしてくれる場合もある為、正式に依頼する際はどの範囲まで対応してくれるか確認してみるとよいでしょう。
キーワード選定も重要
その他、それぞれのキーワードの組み合わせでも特徴があります。
大阪で脱毛サロンを経営しているとして「脱毛サロン おすすめ」「脱毛サロン 駅チカ」といったキーワードで自社サイトが上位化されていれば、顧客に繋がる可能性は高くなります。
しかし、「脱毛サロン おすすめ」で上位化されていても、検索者が北海道に住んでいる場合はわざわざ大阪に来るのではなく、北海道で脱毛サロンを探すため、顧客には繋がりません。
検索エンジンもこういった検索者の行動傾向を把握している為、「脱毛サロン おすすめ 大阪」「脱毛サロン 大阪 駅チカ」といったように地域名で最適化されたサイトを表示するような仕組みになっています。
地域名を含めばなんでも良いかというとそういったわけではなく「脱毛サロン 求人 大阪」というキーワードで1位を獲得したとしてもこのキーワードを検索している人は脱毛サロンに行きたいのではなく、脱毛サロンに就職したいという需要の為、顧客になる可能性は低くなります。
このように、キーワードの特徴によっても目的が変わってくる為、どんなキーワードをどれくらい自社のサイトに追加した方がよいのか?など明確に決まっていない場合はコンテンツSEOをお願いする際に相談してみるとよいでしょう。
内部SEO対策
サイト内部の対策を行う内容です。費用相場としては数千円~数十万円と考えておくと良いでしょう。
サイトのページ数や、内部構造の修正のアドバイスだけなのか、貰ったアドバイスを実際に対応してくれるのか等によっても金額が変わってきます。
特定の1ページだけを改善して欲しい(アドバイスが欲しい)くらいのレベルであれば数千円~依頼する事も可能です。
主に内部SEOとしては検索エンジンから高評価をしてもらい、検索上位にするために下記のような内容を行うことが多いです。
- タイトル、ディスクリプションの最適化
- Hタグの最適化
- コンテンツ内画像の最適化
- 内部リンクの最適化
- パンくずの最適化
- 重複コンテンツの最適化
- サイトマップXMLの最適化
……等々。
内部SEOは対応する範囲が多い為、知見がある場合はもらったアドバイスを参考に自身で作業を行い他ページや自社で運営している他サイトでも横展開し費用を抑える事も可能です。
最近ではサイトの速度を速める方法もトレンドになっており、こうした対応は専門的な要素が多く、Web技術にそれほど知見がない場合だと自身で時間をかけて対応するより外部の専門家に依頼してしまった方が結果的には楽に済むケースもあります。
対応の内容を確認してこの対策は自社で横展開する、この対策は外部に任せる、といった対策のすみ分けをすることで見積の際の費用が予算オーバーしていた場合に外注先と調整してみるのもよいでしょう。
外部SEO対策
サイト外部の対策を行う内容です。
費用相場としては内部SEO同様数千円~数十万円と考えておくと良いでしょう。
ただし、外部SEOの場合、名の通り外部からの被リンクなど、自社サイト内ではなく外部との連携が必要になるため、施策の内容によってもAの外部対策は5,000円、Bの外部対策は10,000円と金額が異なってきます。
主に外部SEOの方法としては、被リンクの最適化がメインとなりますが、どこから被リンクを獲得するのかによっても最適化させる方法が変わってきます。
被リンクとは?
被リンクとは外部のサイトから自社サイトへ向けられたリンクのことを指します。
この被リンクは自社サイトの内容と関連するサイトや大規模もしくは権威性、信頼性、専門性のあるサイトから被リンクしてもらうと検索エンジンの評価も向上するというメリットがあるものですが、被リンク=外部SEOと勘違いしている方も多いのが現状です。
効果的なSEO対策ですが、間違った被リンク対策を行うと最悪の場合、自社サイトがペナルティ判定されてしまう場合もある為、しっかりと施策内容を理解して十分に注意しながら対策を行いましょう。
SEO対策の報酬型で依頼する場合の費用の相場
上述したように、内容に応じても相場の金額が前後します。
また、費用の相場を知るうえで抑えておきたいのが、「どういった報酬費用の支払いパターンなのか」という点です。
外注先によっては発注や依頼にあたり、初期費用がかかる場合もあります。
また、契約の内容によっては1回限りなのか・数回なのか・月での契約なのかによっても金額が変わってきます。
コンテンツSEOのように、記事数によって変更になる場合もありますし、SEOは短期間の成果がわかりにくい為、成果が出た場合に費用が発生するというパターンもあります。
詳しくどう違うのか、それぞれの料金パターンに関しても解説していきます。
一括支払い型
上記に記載した各対策の内容を、どこまでをどのようにいつまでにやるかを予めしっかりと決めた上で一括して費用を支払うタイプです。
内部SEOを例にし、全部で20ページあるサイトがあった場合は以下の支払いイメージとなります。
月額支払い型
SEO対策の成果を短期間で判断するのは大変難しいものです。
そのため大規模サイトの場合、対策に期間がかかる場合が多くあります。
そういった場合は、費用を一括して支払うのではなく月○円のような支払いパターンもあります。
先ほどの「一括支払い型」の依頼内容を例にすると、「一括支払い型」の場合費用は10万円だとします。
一方、同じ対策内容を依頼するとして「月額支払い型」の場合は、1ヶ月1万円の費用で契約期間が12か月だとするとトータルの費用が12万円となります。
一見短期的にみると「月額支払い型」の方が安く感じますが、月額支払いの場合長期的に見ると割高になるケースもあるので注意が必要です。
逆に、本来15万円の費用が発生する内容を月額にして長期契約することで費用が12万円になる。といった割引になる場合もあるので見積りの際に値段交渉をしてみるもの良いでしょう。
成果報酬型
こちらは予めクライアント側が指定したキーワードで対策をした結果、
- 順位が上がった
- ○位以内に入った
- アクセスが○人から○人に増えた
- 購入が○件から○件に増えた。
等の成果が出た際に、費用が発生する支払いパターンです。
成果が出ないと支払いが発生しないという特徴から、「通常よりも対策費用が高い」「初期費用がかかりかつ金額も高い」といった注意点もあります。
また、キーワードによっても検索上位をさせる難易度がある為、難易度が低いキーワードで上位化させて成果にするという場合もあります。
難易度に関わらず上位表示で報酬が発生する
難易度が高いキーワードで検索順位10位でも月に1,000人アクセスがあるキーワードの場合と、難易度が低いキーワードで1位を獲得したけれども月に1人しかアクセスがない場合でも、キーワード5位以内にしたら○円という成果報酬型の契約にした場合、支払いが発生するのが成果報酬型のパターンです。
理想は難易度の高いキーワードで上位化してもらい、アクセスやユーザー獲得につなげるのが理想ですが、現在このパターンで対応してくれる企業は少ないです。理由としては、SEOは特定のキーワードに対して何千、何万の企業やサイトが上位化を狙っており、上位化させるには一つの要素だけでなく、複数の要素で検索エンジンの最適化を行う必要があるからとなります。
その為、SEO対策に絶対はなく、むしろ現在は殆どなくなりましたが「絶対に1位を獲得します!」といったような謳い文句を掲げている会社ほど信用できない可能性があります。
SEO対策費用が相場よりも高くなる理由3つ
SEO対策費用の見積もりをし、本記事で示した相場よりも高くなる場合があります。
どうしてSEO対策費用が相場よりも高くなってしまうのか、考えられる理由は以下の3点です。
- サイトや企業の規模が違う
- 対応範囲の違い
- コンテンツのボリュームや内容が異なる
サイトや企業の規模が違う
中小企業と大手企業の場合、対策する規模も変わるため相場よりも高くなったり低くなったりします。
また、サイトも規模の大小で対策する規模が変わりますので、同じように費用も変わります。
そのため、相場とは別にサイトや企業規模を考えてどのくらいの費用がかかりそうか考えてみると良いでしょう。
対応範囲の違い
対応範囲が広いSEO対策業者は、費用が高くなる場合があります。
逆に対応範囲が狭いSEO対策業者は費用が安くなる場合もあります。
総合コンサルティングでも、業者によって内容が変わる場合がありますので、見積もりの際にSEO対策の範囲をしっかり確認しておくことが大切です。
コンテンツのボリュームや内容が異なる
記事を業者に依頼する場合、コンテンツのボリューム・内容によって費用が変動します。
例えば、調べれば書けるような記事と経験がなければ書けない記事ではかかる費用は倍以上変わると考えて良いでしょう。
記事を量産したいのであれば安い記事でも問題ありませんが、良質な記事を増やしたい場合は、ある程度の技術や知識が必要です。
記事の内容や書き手によっても費用は変わるため、記事依頼を含むSEO対策を考え業者に見積もり依頼した際に費用が高いなと感じた場合は、記事作成に含まれる内訳なども詳しく確認しておくと良いでしょう。
SEO対策業者に依頼するメリットデメリット
「自社にWebマーケティングに詳しいスタッフはいないがSEO対策はしたい。」
という場合は、費用が発生する作業以外は業者を利用した方がメリットの方が大きくなります。
ただし、SEO対策の内容や料金の支払いパターンが複数あるので、最適ではないプランを選択すると費用がかさむデメリットがあります。
詳しくどのようなメリットとデメリットがあるのかを、ここでは解説していきます。
業者に依頼するメリット
業者に依頼するメリットは以下のようなものがあります。
- SEOのプロのアドバイスが得られる
- ある程度知識・技術があればアドバイス費用だけでSEO対策できる可能性がある
- 依頼したSEO対策を参考に他サイトに横展開できる
一番のメリットはSEOのプロがアドバイスをしてくれるという事です。SEOは毎日と言ってよいほど常に情報が変化しており、その時その時のトレンド的な施策もある為、そうした最新の情報をキャッチアップするのは難しい部分があります。
また、ある程度の知識がある場合は、実際の対策内容は自分で対応する事でアドバイス分の費用だけで抑える事が可能です。Webマーケティング担当を採用する人件費をかけずにSEO対策をすることが可能です。
複数の事業やサイトを運営している場合は、依頼したSEO対策を参考に横展開する事も出来ます。
業者に依頼するデメリット
業者に依頼するデメリットは以下になります。
- 短期間で成果がわかりづらい
- 費用対効果・成果を判断しづらい
SEO対策は短期的な成果がわかりにくいのと、専門的な対策内容が複数あるため、費用対効果や成果が判断しにくい面があるので、コストばかりかかってしまうというデメリットもあります。
ただし、Web集客で成功している企業は対策をしっかりしており、予算もしっかりとかけているという面もあるため、デメリットを最大限に回避し、失敗しない方法を理解しています。
失敗する一つの要因として、キーワードを上位化する事やSEO対策自体が目的になってしまい、○○というキーワードで1位を取ったけど成果がよくわからなかった…ということも大いに考えられます。
そうならないためにもどこに何を依頼すればよいのか明確にした上で進めていくと良いでしょう。
SEO対策を依頼する会社の選び方
SEO対策をコスパよく進めたいなら、会社選びも重要です。
どのような会社を選べばいいのか、以下のポイントを参考にしてください。
- 専門知識は十分にあるか?
- 過去の実績はどの程度あるのか?
- 提案内容や費用は適切なものか?
専門知識は十分にあるか?
専門知識が十分にないのにSEO対策を承っている業者も中にはいます。
そんな専門知識も十分じゃない業者に引っかからないためにも、専門知識が十分にあるか見ておく必要があります。
しかし何も知らない場合、どのように見極めたら良いかわからないですよね。
そんな時は、以下のことを業者に質問してみましょう。
- Googleのアルゴリズムについての歴史を知っているか?
- ホワイトハットSEOとブラックハットSEOを知っているか?
- Google検索に対してのSEO対策はどのように進化してきたのか?
SEO対策をしている会社であれば、これらのことはある程度答えられます。
質問したときに何も答えられなかったり、別の話にすり替えたりする業者は要注意です。
逆にすぐに答えたり、過去の経験の話も含めて教えてくれる業者はある程度信用できるでしょう。
ただし、すぐに答えたとしても「これをやれば必ず上がる!」というような、絶対を約束するかのような発言をする業者には要注意です。
SEO対策には正解はない、これは昔も今も変わらない事実なので、リスクも含めて説明できる業者を選びたいですね。
過去の実績はどの程度あるのか?過去の成果を出せる業者か?
過去の実績がどの程度あるのかも見ておきたいところです。
過去の実績や成果を全く出せない業者は避けたほうが良いですね。
どのように提案して、実際にどのような施策をして何ヶ月でどのくらいの成果に結びついたのかまで出せるところだと安心です。
提案内容や費用は適切なものか?
提案内容や費用が適切かも見ておきたいポイントです。
本記事で紹介した相場と、「SEO対策費用が相場よりも高くなる理由3つ」でお話した内容をふまえて見積もりを精査してみましょう。
相場よりも極端に高い場合・低い場合は、どのようなSEO対策を行うのか詳しく聞く必要があります。
安い場合は「お得だ」と感じるかもしれませんが、実際はSEO対策が十分でなかったり、期間が短かったりする可能性があります。
十分な内容でないSEO対策は、再度別の業者に頼む必要が出てくるなど結果的にコスパが悪いので注意しましょう。
内容を聞いてもどのような対策かわからない場合は、複数の業者に見積もりしてもらうと段々と過不足が見えてきます。
また、事前にSEO対策の目的を考えておくと、見積もりしたSEO対策の内容で良いかどうかも見極めやすくなるのでおすすめです。
SEO対策の依頼で失敗しないために
自社にどんなSEOが必要かを把握するのが一番のポイントです。
また、業者には飲食業に強い・建築業に強いと言った特徴がある場合も多く、美容系や医療系のコンテンツ(記事)を作成する場合は薬機法(薬事法)などの法律に関連する知識も必要になってきます。
業界だけでなく、内部のSEO対策が得意、コンテンツSEOが強いといった施策内容の得意不得意もある為、自社の特徴にあった代行先を選定しましょう。
できれば3社~5社程度見積もりや事前の打ち合わせをするとよいです。
忙しくて……という場合でも1社を決め打ちして依頼するという方法はあまりおすすめしません。
少なくとも2社以上はお問い合わせした方が良いでしょう。
また、お問合せするときのポイントとしては、様々な視点から自社に必要なSEO対策を把握する為、法人企業だけでなく、フリーランスなどにもお問い合わせしてみるのもおすすめです。
ホームページ制作大阪ドットコム:SEO対策が得意なホームページ制作会社
SEO対策の費用と料金相場 まとめ
この記事ではホームページ制作会社の視点から、SEO対策の費用相場として外注先選びに失敗しないための依頼の際の注意点やメリット・デメリットを解説しました。
それぞれまとめると、
┗総合コンサルティング/トータルで10万~100万円の間
┗設計コンサルティング/トータルで10万~50万円の間
┗コンテンツSEO/ 数千円~
┗内部SEO/ 数千円~数十万円
┗外部SEO/数千円~数十万円
┗一括支払い型
┗月額支払い型
┗成果報酬型
上記となり、自社にとっての最適なパターンを選択するためには、自社にはどんな対策が必要かを把握して自社に必要な対策費用の相場を参考にするとよいでしょう。
先ずは “自社にはどんな対応が必要か” を知る事もSEO対策の一つになるので、先ほど紹介した
ホームページ制作大阪ドットコム(https://gelatocms.com/seo/)で総合的な視点から分析してもらってみては如何でしょうか?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。