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ホームページ制作のRFP(提案依頼書)の書き方|17項目テンプレート・作成例【2026年版】

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最終更新日:2026年10月03日

ホームページ制作のRFP(提案依頼書)の書き方と17項目テンプレート

この記事の監修者

齊藤 真也

株式会社ファーストネットジャパン 代表取締役

1998 年創業時からアプリ開発・Web マーケティング・フルリモート SES・ホームページ制作・翻訳・グラフィックデザインなど幅広い IT/クリエイティブ領域を手がけ、4,000 件超のプロジェクトを統括。セキュリティ対策・SEO・システム開発から中小企業のWeb戦略支援まで、技術とデザインの両面でクライアントの課題解決を27年以上にわたり支援してきた。
大阪本社・東京オフィスの2拠点体制で、全国の企業のデジタル化をサポート。
高松市出身。座右の銘は「圧倒的努力」。

ホームページ制作のRFP(提案依頼書)は、制作会社へ「何を実現したいのか」「どの条件で提案してほしいのか」を伝え、複数社の提案・見積もりを同じ条件で比較するための文書です。

難しい仕様書を作る必要はありません。まずは制作目的・対象範囲・必要な機能・予算・公開希望日の5項目を整理すれば、RFPの基本形は作れます。規模の大きいホームページ制作やリニューアルであれば、本記事で紹介する17項目まで整理すると、提案内容や見積もりのズレをさらに減らせます。

本記事では、1998年創業・4,000件超の制作実績を持つファーストネットジャパンが、ホームページ制作RFPの書き方、作成手順、17項目テンプレート、予算の書き方、制作会社の比較方法まで実務目線で解説します。

ホームページの新規制作・リニューアルを検討されていますか?

ファーストネットジャパンでは、1998年の創業から培ってきた知見・経験を基に、ホームページ作成・集客のお手伝いなど総合的にWebのお困りごとをサポートしています。
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ホームページ制作のRFP(提案依頼書)とは

RFPは「Request for Proposal」の略で、日本語では「提案依頼書」と呼ばれます。

ホームページの新規制作やリニューアルを検討している企業が、候補となる制作会社へ自社の目的・課題・条件を共有し、企画や解決方法、見積もりの提案を依頼するための文書です。

RFPの役割は、完成するホームページを細部まで発注側で決めることではありません。発注側が「解決したい課題」と「外せない条件」を伝え、そのうえで制作会社の知識や経験を生かした提案を受けることにあります。

RFP・RFI・要件定義書・仕様書の違い

書類 主な目的 作成する時期 主な作成者
RFI(情報提供依頼書) 制作会社の実績・体制・対応範囲などを確認する 候補会社を絞り込む前 発注側
RFP(提案依頼書) 制作会社から企画・提案・見積もりを受ける 制作会社選定前 発注側
要件定義書 制作する内容・機能・品質・条件を合意する 契約後・設計前 発注側と制作会社
仕様書 画面・機能・処理・技術条件を具体化する 設計・制作工程 主に制作会社

特に混同されやすいのがRFPと要件定義書です。RFPは「制作会社を決めるための依頼文書」、要件定義書は「選定後に何を作るかを確定する文書」と考えるとわかりやすいでしょう。

RFPを作ったほうがよいケース・作らなくてもよいケース

ホームページ制作だからといって、すべての案件で詳細なRFPが必要なわけではありません。案件規模や候補会社数によって使い分けます。

状況 RFP 理由
複数の制作会社へ相見積もりを依頼する 作成推奨 各社へ同じ条件を提示でき、提案を比較しやすくなる
コーポレートサイトを全面リニューアルする 作成推奨 ページ・SEO・CMS・移行など確認項目が多い
社内の関係部署が複数ある 作成推奨 営業・広報・採用・経営層などの要望を整理できる
CMSや外部システム連携がある 作成推奨 機能範囲や責任分担の認識違いを防ぎやすい
数ページ程度の小規模サイトを既存取引先へ依頼する 簡易版でも可 目的・ページ・予算・納期を1〜2ページに整理すれば十分な場合がある
まず制作会社へ相談しながら要件を整理したい 完成版は不要 目的・課題・予算・希望時期だけ整理して相談できる

「RFPを完成させないと制作会社へ相談できない」と考える必要はありません。要件が決まっていない部分は「提案希望」と記載し、制作会社の提案力を見る材料にする方法もあります。

ホームページ制作RFPの作り方|5ステップ

RFPは、いきなり17項目を埋めるよりも、次の5ステップで整理すると作成しやすくなります。

ステップ1. 制作・リニューアルの目的と現状課題を整理する

最初に「なぜホームページを作るのか」を整理します。

  • 問い合わせを増やしたい
  • 採用応募を増やしたい
  • 古くなった企業イメージを刷新したい
  • 社内で情報を更新できるようにしたい
  • サービスが増え、現在のサイト構成では伝わりにくい
  • スマートフォンで使いづらい

可能であれば「問い合わせ月10件→20件」のような数値目標も記載します。ただし、根拠のない数値を作る必要はありません。現状値を把握できていなければ、「公開後に計測環境を整備し基準値を確認する」としても構いません。

ステップ2. ターゲットとサイトで取ってほしい行動を決める

誰が見るサイトなのか、閲覧後に何をしてほしいのかを整理します。

BtoB企業であれば、業種や企業規模だけではなく、「情報収集する担当者」と「最終決裁者」が異なるケースもあります。

例えば次のように記載します。

  • 主な閲覧者:製造業の総務・情報システム担当者
  • 決裁者:部長・役員・代表取締役
  • 最終的に取ってほしい行動:問い合わせ、資料請求、見積もり依頼

ステップ3. 制作範囲・ページ・機能を整理する

制作会社へ見積もりを依頼するためには、どこまで依頼するのかを整理する必要があります。

  • トップページ
  • 会社案内
  • サービスページ
  • 導入事例
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • お知らせ・ブログ

機能については、「WordPressを使いたい」とシステム名だけ指定するのではなく、「お知らせを社内担当者が更新したい」のように、実現したいことまで書くと提案の幅が広がります。

ステップ4. 予算と公開希望日を決める

予算は制作会社へ伝えることをおすすめします。予算を伏せると、各社が想定する制作規模が異なり、100万円の提案と300万円の提案を比較するような状態になりかねません。

ファーストネットジャパンにおける主な制作費の目安は次のとおりです。

制作内容 費用目安 RFPで整理したい条件
コーポレートサイト 80万円〜 ページ数、原稿、撮影、CMS、フォーム
ECサイト 150万円〜 商品数、決済、会員、在庫、外部連携
ランディングページ 20〜50万円 原稿、デザイン、フォーム、広告計測
採用サイト 30万円〜 職種数、取材、撮影、応募導線
英語版ホームページ 50〜150万円 翻訳範囲、言語切替、海外向けSEO

費用はページ数や機能、コンテンツ制作範囲によって変わります。「100万〜150万円の範囲で優先順位を付けて提案してほしい」のように予算帯で伝えても問題ありません。

ステップ5. 提案してほしい内容と選定方法を決める

最後に、制作会社へ提出してほしいものを決めます。

  • 課題に対する考え方
  • サイト構成案
  • 主要ページの企画案
  • デザイン方針
  • 制作体制
  • スケジュール
  • 見積もり
  • 公開後の保守・改善方法
  • 類似案件の実績

提出期限や質問方法も全社で統一すると、条件を揃えて比較できます。

最低限これだけで使えるRFPの5項目

詳細なRFPを作る時間がない場合は、まず以下の5項目を1〜2ページにまとめてください。

項目 記載例
1. 制作目的 法人からの問い合わせを増やしたい
2. 制作対象 コーポレートサイト約20ページを全面リニューアル
3. 必要な機能 お知らせ更新、導入事例更新、問い合わせフォーム
4. 予算 120〜150万円程度。保守費用は別途提案希望
5. 公開希望日 新サービス開始に合わせて○月末までに公開

この5項目だけでも、口頭で「いい感じにリニューアルしてください」と依頼するより、制作会社側は格段に提案しやすくなります。

そのまま使えるホームページ制作RFPの17項目テンプレート

本格的に複数社へ提案を依頼する場合は、以下の17項目を基本にしてください。

すべてを決める必要はありません。未確定項目には「要相談」「提案希望」と記載しておくことが重要です。

ホームページ制作・リニューアル 提案依頼書(RFP)
番号 項目 記載内容
1 発注者情報 会社名、所在地、担当部署、担当者、連絡先
2 案件名 例:コーポレートサイトリニューアルプロジェクト
3 会社・事業概要 事業内容、主力商品・サービス、顧客、営業地域
4 制作・リニューアルの背景 プロジェクトを始める理由と現在の状況
5 目的・ゴール 問い合わせ増加、採用強化、ブランド刷新など
6 KGI・KPI 問い合わせ数、応募数、資料請求数などの目標
7 ターゲット 業種、企業規模、役職、利用場面、検討段階
8 現状の課題 集客、問い合わせ、更新、表示速度、セキュリティなど
9 制作対象・ページ構成 対象ページ、想定ページ数、移行対象
10 コンテンツ制作範囲 原稿、取材、撮影、イラスト、翻訳などの担当範囲
11 機能要件 CMS、フォーム、検索、予約、会員、外部連携など
12 非機能要件 表示速度、セキュリティ、バックアップ、対応環境など
13 デザイン要件 ブランド方針、参考サイト、避けたい表現
14 SEO・解析・移行要件 GA4、Search Console、URL移行、301リダイレクトなど
15 運用・保守要件 自社更新範囲、保守、バックアップ、障害対応
16 予算・スケジュール 予算帯、契約希望時期、公開希望日、確認期間
17 提案・選定条件 提出物、提出期限、プレゼン、評価方法、質問方法

リニューアル案件でRFPを作成する前に、現状の課題・必要ページ・目的・要件を整理しておくと作業が進めやすくなります。ファーストネットジャパンでは、社内整理に使える「ホームページリニューアル要件整理シート」を用意しています。

実務で使える資料
ホームページリニューアル
要件整理シート

リニューアルの目的や現サイトの課題、新サイトに必要な内容を整理できる実務用シートにまとめました。

  • リニューアルの目的
  • 必要な機能・CMS
  • 現在のサイトの課題
  • 予算・スケジュール
  • 必要なページ・コンテンツ
  • 制作会社へ伝える要件

リニューアル要件整理シートをダウンロード

フォーム入力後、メールでダウンロードURLをご案内します(PDF資料・無料)

ホームページリニューアル要件整理シート

そのまま使えるRFP冒頭文の例

RFPの最初には、次のようにプロジェクトの目的を簡潔に記載します。

当社では、法人向けサービスの問い合わせ増加と情報更新の効率化を目的として、コーポレートサイトのリニューアルを計画しています。本RFPは、当社の現状・課題・基本条件を共有し、目的達成に向けたサイト構成、コンテンツ、デザイン、システム、SEO、公開後の運用について提案を依頼するものです。記載した要件を満たすだけではなく、御社の知見に基づく改善案や代替案についてもご提案ください。

RFP17項目を7つの大分類で整理する

ホームページ制作RFPを構成する7つの大分類

17項目は、実務上は次の7つに分けて考えると整理しやすくなります。

1. プロジェクトの背景・目的

「デザインが古いから」だけで終わらせず、その結果として事業上どのような問題が起きているのかまで記載します。

  • 問い合わせ数が減っている
  • 新しいサービス内容がサイトへ反映されていない
  • 自社で更新できない
  • 採用候補者へ必要な情報を伝えられていない

2. ターゲット・ゴール

誰に何を伝え、最終的にどの行動につなげたいかを整理します。

「法人向け」だけではなく、「従業員50〜300名の製造業で、情報収集する総務担当者と決裁する経営層」のように具体化すると、制作会社がコンテンツや導線を提案しやすくなります。

3. 制作対象・コンテンツ

ページ数だけではなく、原稿・写真・取材などを誰が準備するかも明記します。

項目 発注側 制作会社 提案希望
サイトマップ ○
会社概要原稿 ○
サービスページ原稿 ○
写真撮影 ○
導入事例 対象企業選定 取材・執筆

4. 機能・システム要件

機能名を羅列するだけではなく、「何のために使う機能なのか」を記載します。

  • 社内担当者がお知らせを更新したい
  • 事例を業種別に検索できるようにしたい
  • 問い合わせ内容によって通知先を変更したい
  • 既存のCRMや基幹システムと連携したい

5. デザイン・ブランド要件

参考サイトを記載する場合は、URLだけではなく「どの点を参考にしたいか」まで書きます。

  • 色や写真のトーン
  • 情報の見せ方
  • トップページの構成
  • 問い合わせ導線

6. 予算・スケジュール・運用条件

公開希望日だけではなく、展示会・採用開始・新サービス発表など、なぜその日までに必要なのかも共有します。

また、公開後に自社更新する範囲と制作会社へ保守を依頼する範囲も整理しておきましょう。

7. 提案内容・選定方法

制作会社ごとに提案内容がバラバラにならないよう、提出してほしい内容を指定します。

  • 課題への考え方
  • サイト構成
  • デザイン方針
  • 制作体制
  • スケジュール
  • 費用と追加費用の条件
  • 公開後の支援内容

機能要件と非機能要件は分けて書く

ホームページ制作では、CMSやフォームといった「機能要件」だけでなく、表示速度やセキュリティなどの「非機能要件」も重要です。

区分 意味 例
機能要件 利用者や運営者ができること CMS更新、フォーム、検索、予約、会員登録
非機能要件 性能・安全性・運用性など品質に関する条件 表示速度、セキュリティ、バックアップ、対応環境

ホームページで確認したい主な非機能要件

  • スマートフォン・PCへのレスポンシブ対応
  • 主要ブラウザの対応範囲
  • SSL・管理画面のセキュリティ
  • WordPress等のアップデート方法
  • バックアップと復旧方法
  • 表示速度への対応
  • アクセシビリティへの配慮
  • 障害時の連絡・対応体制

要件はMust・Want・提案希望に分ける

RFPでよくある失敗の一つが、すべての要望を必須条件にしてしまうことです。

分類 意味 例
Must 必ず実現したい条件 スマホ対応、問い合わせフォーム、自社更新
Want 予算内なら実現したい条件 事例検索、追加撮影、外部システム連携
提案希望 解決方法を制作会社へ提案してほしい項目 サイト構成、問い合わせ導線、SEO、CMS選定

制作会社には、Mustを満たす基本見積もりと、Wantを追加した場合のオプション費用を分けてもらうと比較しやすくなります。

ファーストネットジャパンがRFPで特に確認する3つのポイント

ファーストネットジャパンでは、1998年の創業以来4,000件超の制作に携わってきました。ホームページ制作の初期段階で、特に認識差が起こりやすいのが次の3点です。

1. 原稿・写真を誰がいつまでに用意するか

ページ数だけ決まっていても、原稿や写真の準備担当が決まっていないと制作が止まります。「原稿は発注側」「サービスページは制作会社が取材・執筆」のように担当を明確にしてください。

2. リニューアル前のURLをどう扱うか

既存ページのURLを変更するときは、必要に応じて301リダイレクトを設定します。検索流入のあるページを確認せずにURLを変更すると、リニューアル後に検索流入を失う可能性があります。

3. ドメイン・サーバー・各種アカウントの管理者

リニューアル時にはドメイン、サーバー、DNS、GA4、Search Consoleなど複数の管理情報が必要になることがあります。現在誰が契約・管理しているのかをRFP作成時点で整理しておくと、公開直前のトラブルを防ぎやすくなります。

新規制作RFPとホームページリニューアルRFPの違い

リニューアルでは、新規制作にはない「既存資産をどう引き継ぐか」という要件が発生します。

項目 新規制作 リニューアル
現状分析 市場・顧客・競合を確認 GA4・Search Console・問い合わせ実績も確認
既存ページ なし 残す・直す・削除するページを分類
URL 新規設計 URL維持または301リダイレクトを検討
CMS 新規選定 既存CMSやデータ移行を確認
ドメイン・サーバー 新規設定 契約者・管理会社・移管可否を確認
SEO 新規設計 検索順位・コンテンツ・被リンクを考慮
公開切替 通常公開 旧サイト停止・フォーム・計測・リダイレクトを確認

リニューアルRFPで追加したい資料

  • 現在のサイトマップ・URL一覧
  • GA4・Search Consoleの主要データ
  • 問い合わせ・資料請求・応募などの実績
  • ドメイン・サーバー・CMSの管理情報
  • 残すページ・削除候補・移行対象データ
  • 現在の更新フロー

サイトの種類によって追加したいRFP項目

基本の17項目は共通ですが、サイト種別によって追加要件があります。

サイト種別 追加して確認したい内容
BtoBコーポレートサイト 営業対象、導入事例、資料請求、CRM・SFA連携
採用サイト 職種、採用ターゲット、社員取材、応募・採用管理連携
ECサイト 商品数、決済、配送、在庫、会員、基幹システム連携
ランディングページ 広告媒体、訴求内容、フォーム、計測タグ、公開後の改善
多言語サイト 対象言語、翻訳範囲、言語別URL、海外向けSEO、更新体制

制作会社を比較する100点評価表

制作会社は見積金額だけで選ばず、RFPの目的をどの程度理解しているかまで確認します。

評価項目 配点例 確認ポイント
課題・目的への理解 20点 RFPの背景を理解し、課題の優先順位を整理しているか
企画・提案力 20点 サイト構成・導線・コンテンツに根拠があるか
デザイン・制作品質 15点 見た目だけでなく操作性・ブランドとの整合を考えているか
技術・SEO・セキュリティ 15点 CMS・移行・SEO・表示速度・セキュリティを考慮しているか
制作体制・進行管理 15点 担当者・役割・品質管理・連絡方法が明確か
費用・契約条件 10点 見積内訳・追加費用・成果物が明確か
公開後の支援 5点 保守・更新・分析・改善を継続して支援できるか
合計 100点 複数名で評価し、点数と理由を残す

提案時に制作会社へ聞いておきたい質問

  • 今回のプロジェクトで最も重要な課題をどう捉えていますか
  • 予算を下げる場合、何を残し何を延期しますか
  • 追加費用が発生する可能性がある作業は何ですか
  • 公開後はどの数値を見て改善しますか
  • 担当者変更時の引き継ぎ体制はありますか
  • 納品されるデータ・アカウント・マニュアルは何ですか

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ChatGPTを使ってRFPの初稿を作る方法

RFPをゼロから書くのが難しい場合は、ChatGPTなどの生成AIを初稿作成に利用できます。

ただし、個人情報、契約情報、社外秘のシステム情報などは、自社の利用ルールを確認したうえで入力してください。

RFP初稿作成用プロンプト

次の内容を自社向けに変更して利用できます。

当社は法人向けに〇〇を提供している企業です。コーポレートサイトのリニューアルを予定しています。目的は〇〇で、現在の課題は〇〇です。主なターゲットは〇〇、必要と考えているページは〇〇、機能は〇〇です。予算は〇〇円、公開希望日は〇〇です。ホームページ制作会社へ送るRFPとして17項目の構成で初稿を作成してください。未確定事項を推測で決めず、「要確認」または「提案希望」としてください。制作会社に提案してほしい項目と評価基準も整理してください。

生成された内容はそのまま提出せず、予算、納期、ページ数、機能、契約条件、セキュリティなどを社内で確認してから使用します。

RFP作成でよくある7つの失敗

1. 「いい感じに作ってほしい」で終わる

抽象的な表現だけでは、制作会社ごとに解釈が変わります。目的・ターゲット・取ってほしい行動まで伝えましょう。

2. 予算を書かない

制作会社ごとに想定する制作範囲が変わり、見積もりを比較できなくなりやすいため、上限・目安・予算帯のいずれかを共有します。

3. すべての機能を必須にする

Must・Want・提案希望へ分けないと、予算と納期が膨らみます。

4. ページ数だけ決めて原稿担当を決めない

原稿や写真が用意できず、制作工程が止まる原因になります。準備担当と期限も決めてください。

5. リニューアルで既存URLを確認しない

検索流入のあるURLを変更する場合は、既存SEO評価を考慮した移行設計が必要です。

6. 制作会社ごとに違う条件を伝える

追加質問への回答も可能な範囲で全候補会社へ共有し、比較条件を揃えます。

7. 社内合意前にRFPを送る

提案を受けた後で目的や予算が大きく変わると、再提案や見積もり変更が必要になります。関係部署・決裁者の認識を事前に合わせてください。

RFPを送る前の最終チェックリスト

  • 制作・リニューアルの目的が書かれている
  • 現状の課題が具体的に整理されている
  • ターゲットとゴールが明確になっている
  • 制作対象ページが整理されている
  • 機能要件と非機能要件が分かれている
  • Must・Want・提案希望の優先順位が付いている
  • 原稿・写真等の担当範囲が決まっている
  • 予算帯が記載されている
  • 公開希望日と理由が明記されている
  • 提案書に含めてほしい内容が決まっている
  • 提出期限・質問方法が統一されている
  • 制作会社の評価基準が決まっている

RFP送付から制作会社決定までの流れ

RFP送付からホームページ制作会社決定までの流れ

  1. 候補会社を選ぶ:実績・対応範囲・制作体制を確認します。
  2. RFPを送付する:全候補会社へ同じ資料・期限を案内します。
  3. 質問を受け付ける:重要な追加情報は可能な範囲で各社へ共有します。
  4. 提案書・見積書を受け取る:制作範囲と追加費用条件を確認します。
  5. プレゼン・面談を行う:企画だけでなく担当者や進行体制も確認します。
  6. 評価表で比較する:価格だけでなく課題理解・企画・体制を評価します。
  7. 契約・要件定義へ進む:制作範囲・費用・納期・成果物・保守条件を確定します。

RFPが完成していない段階でも相談できます

RFPは制作会社選定を円滑にするための文書ですが、発注企業だけで完璧に作る必要はありません。

特に初めてホームページ制作を担当する場合、必要なページ、CMS、SEO、システム、保守などを自社だけで決めるのは難しいものです。

現状の課題・目的・おおよその予算・希望時期まで整理できていれば、制作会社と相談しながら要件を具体化できます。

ファーストネットジャパンのホームページ制作支援

ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作会社です。4,000件超の制作実績をもとに、企画・設計・制作から公開後の運用改善まで一貫してサポートします。

  • RFP作成前の課題整理・要件整理
  • コーポレートサイト・採用サイト・ECサイト・ランディングページ制作
  • WordPress・CMS構築
  • Webシステム・外部サービス連携
  • SEO・Webマーケティング
  • 英語・多言語ホームページ制作
  • 公開後の保守・更新・改善

「RFPをどう書けばよいかわからない」「まだ要件が決まっていない」という段階でも構いません。ヒアリングを通じて、必要なページ・機能・優先順位から整理します。

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よくある質問

Q. ホームページ制作でRFPは必ず必要ですか?

必須ではありません。複数の制作会社へ提案を依頼する場合や、ページ・機能・関係部署が多い案件では作成をおすすめします。小規模なホームページであれば、制作目的、対象範囲、機能、予算、公開希望日の5項目をまとめた簡易版でも利用できます。

Q. RFPと要件定義書の違いは何ですか?

RFPは制作会社を選ぶ前に、提案と見積もりを依頼するための文書です。要件定義書は制作会社の選定後に、実際に制作するページ・機能・品質・条件などを発注側と制作会社で確定するための文書です。

Q. ホームページ制作RFPは何ページ程度必要ですか?

案件規模によって異なります。小規模案件ならA4用紙1〜3枚程度の簡易版でも利用できます。重要なのはページ数ではなく、目的、制作範囲、必要な機能、予算、スケジュール、提案条件が制作会社へ伝わることです。

Q. RFPに予算を書いたほうがよいですか?

予算の上限、目安、予算帯のいずれかを記載することをおすすめします。予算を共有すると、制作会社が必須要件とオプションを分けやすくなり、候補会社ごとの提案条件も揃えやすくなります。

Q. RFPはいつ、誰が作成しますか?

制作会社へ正式な提案・見積もりを依頼する前に、発注側の担当者が中心となって作成します。営業、広報、採用、情報システム、経営層など関係部署の要望を集め、決裁者の認識も合わせておくと選定後の変更を減らせます。

Q. RFPが完成していなくてもファーストネットジャパンへ相談できますか?

相談できます。制作目的、現在の課題、おおよその予算、希望時期がわかれば、ヒアリングを通じてページ構成、必要な機能、優先順位、運用方法などを整理し、RFPや要件整理の段階からサポートできます。

まとめ

ホームページ制作のRFPは、制作会社へ細かな仕様を一方的に指定するための書類ではありません。自社の目的・課題・条件を整理し、各制作会社から最適な解決策を提案してもらうための土台です。

  • まずは目的・対象範囲・機能・予算・公開希望日の5項目を整理する
  • 複数社を比較する場合は17項目のRFPにすると条件を揃えやすい
  • 「作るもの」だけでなく「解決したい課題」を記載する
  • 機能要件と非機能要件を分ける
  • 要件をMust・Want・提案希望に分類する
  • リニューアルではURL・SEO・サーバー・既存コンテンツの移行条件を追加する
  • 制作会社は価格だけでなく、課題理解・提案力・体制・公開後支援まで比較する

ファーストネットジャパンでは、RFP作成前の課題整理からホームページの企画・制作・SEO・保守・公開後の運用改善まで一貫して対応しています。「何を依頼すればよいかわからない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。

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