WordPressを多言語化する方法|おすすめプラグイン比較・SEO設定・費用を解説【2026年版】
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最終更新日:2026年10月07日

WordPressを多言語化する方法は、大きく分けて「多言語化プラグインを使う」「言語ごとにWordPressを分ける」「外部の多言語化サービスを利用する」の3つです。
一般的な企業サイトであれば、現在のWordPressを活かしながらWPML・Polylang・TranslatePressなどの多言語化プラグインを利用する方法が現実的です。一方で、単に日本語を英語へ翻訳するだけでは十分ではありません。
言語ごとのURL、言語切り替え、hreflang、title・meta description、問い合わせフォーム、更新方法まで設計しておかないと、「英語ページはあるのに検索されない」「日本語を更新しても外国語ページだけ古い」といった問題が起こります。
この記事では、WordPressを多言語化する方法を具体的な手順に沿って解説するとともに、日本語・英語の切り替え方法、おすすめプラグインの比較、自動翻訳、プラグインなしでの構築、多言語SEO、費用相場、既存サイトへ導入するときの注意点まで紹介します。
| 多言語化の方法 | 向いているケース | 特徴 |
| 多言語化プラグイン | 一般的な企業サイト | 既存WordPressを活用しやすく管理もしやすい |
| 言語別にWordPressを構築 | 大規模サイト・国別サイト | 自由度は高いが管理・保守の負担も増える |
| 外部多言語化サービス | 短期間で複数言語へ展開したいサイト | 自動翻訳を活用しやすいが継続費用を確認する必要がある |
費用は、翻訳のみであれば5万円~30万円、英語版ホームページ制作まで含める場合は50万円~150万円が目安です。既存WordPressへの多言語機能追加は、ページ数・対応言語・テーマ・プラグイン・カスタム投稿・フォームなどによって作業量が変わるため、個別見積もりになるのが一般的です。
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WordPressの多言語化とは?
WordPressの多言語化とは、日本語で作られたWordPressサイトに英語・中国語・韓国語などのページを追加し、ユーザーが言語を切り替えて閲覧できるようにすることです。
たとえば、日本語ページが次のURLにあるとします。
https://example.com/service/
英語ページをサブディレクトリ方式で作る場合は、次のように言語ごとにURLを分けます。
https://example.com/en/service/
重要なのは、「同じURLの文章だけを英語へ切り替える」のではなく、検索エンジンが日本語版と英語版をそれぞれ認識できる構造にすることです。
WordPressを多言語化することで、海外取引を増やしたい企業、外国人向けサービスを提供している企業、インバウンド需要を取り込みたい企業、海外人材を採用したい企業などが、外国語ユーザーへ情報を届けやすくなります。
WordPressの「サイトの言語」設定と多言語化は別物
WordPress管理画面の「設定」→「一般」には「サイトの言語」という項目があります。
ここを英語へ変更すると、WordPress管理画面やWordPress本体が出力する一部の文言を英語化できます。しかし、これだけで日本語版と英語版を切り替えられる多言語サイトになるわけではありません。
たとえば日本語と英語の両方を公開したい場合には、言語別のページを用意し、それらを関連付ける仕組みが必要です。
「WordPressを英語表示にすること」と「日本語・英語の2言語サイトにすること」は別の作業だと理解しておきましょう。
WordPressを多言語化する3つの方法
方法1:多言語化プラグインを利用する
最も一般的なのが、WordPress用の多言語化プラグインを導入する方法です。
日本語ページと英語ページなどを関連付け、WordPress管理画面から言語ごとのページを管理できます。言語切り替えメニュー、言語別URL、hreflangなどに対応できるプラグインもあります。
代表的な選択肢として、WPML、Polylang、TranslatePress、Weglotなどがあります。
現在のWordPressを大きく作り直さずに導入できるケースが多いため、中小企業のコーポレートサイトではまず検討したい方法です。
方法2:言語ごとにWordPressを分ける
日本語サイトと英語サイトを、それぞれ別のWordPressとして運営する方法です。
たとえば次のような構成です。
- example.com/:日本語
- example.com/en/:英語
- example.com/cn/:中国語
国や地域によって商品、料金、サービス内容、運営部署が大きく異なる場合には適しています。
ただし、WordPress本体・テーマ・プラグイン・バックアップ・セキュリティなどを複数管理する必要があるため、保守負担は大きくなります。
方法3:外部の多言語化サービスを利用する
クラウド型の翻訳・多言語化サービスをWordPressと連携し、自動翻訳を活用して複数言語へ展開する方法もあります。
短期間で多言語ページを用意しやすいのがメリットですが、言語数・翻訳文字数・ページ数などに応じて継続費用が発生するサービスもあります。
導入スピードだけで判断せず、契約終了後に翻訳ページがどうなるのか、言語別URLを維持できるのか、SEO設定をどこまで管理できるのかまで確認することが重要です。
WordPressを多言語化する手順【8ステップ】
企業サイトを多言語化する場合は、いきなりプラグインをインストールするのではなく、対象国・URL・翻訳範囲・運用方法を先に決めます。
STEP1:対象国・対象言語を決める
最初に決めるべきなのは「何語に翻訳するか」だけではありません。
「どの国・地域の、どのようなユーザーへ情報を届けたいのか」を明確にします。
同じ英語でも、米国・英国・シンガポールなどでは検索される言葉や自然な表現が異なる場合があります。海外SEOまで考えるのであれば、対象地域を先に決めた方が設計しやすくなります。
STEP2:多言語化するページを決める
最初からすべてのページを翻訳する必要はありません。
まずは以下のような問い合わせや商談につながりやすいページを優先する方法があります。
- トップページ
- 会社概要
- サービス・製品ページ
- 実績ページ
- 採用ページ
- お問い合わせページ
優先ページから公開し、アクセス状況を見ながら対象ページを増やす方法も有効です。
STEP3:URL構造を決める
多言語サイトでは、言語ごとのURL構造を公開前に決めておくことが重要です。
| 方式 | 例 | 特徴 |
| サブディレクトリ | example.com/en/ | 既存ドメインを活かしやすく管理しやすい |
| サブドメイン | en.example.com | 言語や地域ごとにサイト管理を分けやすい |
| 別ドメイン | example.jp / example.com | 国別事業を独立して展開する場合に向く |
日本企業のコーポレートサイトに英語版を追加する場合、「/en/」のようなサブディレクトリ形式は管理しやすい方法の一つです。
STEP4:多言語化の方式・プラグインを選ぶ
ページ数、更新担当者、翻訳方法、SEO、カスタム投稿、WooCommerceの有無などを確認し、多言語化プラグインや構築方式を選びます。
すでにWordPressサイトが存在する場合は、現在利用しているテーマやプラグインとの互換性も確認します。
STEP5:翻訳・ローカライズを行う
日本語を外国語へ置き換えるだけでなく、対象国に合わせて内容を調整します。
確認したい項目には次のようなものがあります。
- 通貨
- 日付表記
- 住所
- 電話番号
- 単位
- 画像内の文字
- 商品名・サービス名
- 業界用語
このように対象地域に合わせて内容を最適化することをローカライズと呼びます。
STEP6:日本語・英語の言語切り替えを設置する
ユーザーが日本語版・英語版を簡単に移動できるよう、ヘッダーやメニューなどのわかりやすい位置に言語切り替えを設置します。
単に英語トップページへ移動させるのではなく、日本語のサービスページを閲覧している場合は、対応する英語版サービスページへ切り替えられる設計が理想です。
STEP7:多言語SEOを設定する
hreflang、canonical、title、meta description、XMLサイトマップ、内部リンクなどを確認します。
本文だけを翻訳し、検索エンジン向けの設定を日本語のままにしないことが重要です。
STEP8:フォーム・メール・公開後の更新まで確認する
英語ページは完成しているのに、お問い合わせフォームや自動返信メールが日本語のままというケースがあります。
実際に問い合わせ完了まで操作し、次の項目を確認します。
- 入力項目
- 入力エラー
- 確認画面
- 送信完了画面
- 自動返信メール
- 社内通知メール
公開後は日本語ページだけを更新するのではなく、対応する外国語ページも継続的に更新できる体制を作っておきます。
WordPressで日本語・英語を切り替える方法
WordPressを多言語化するときに、実際のユーザーが最も頻繁に利用するのが言語切り替えです。
日本語と英語の切り替えを実装する方法には、主に次の3つがあります。
1. ヘッダーに言語切り替えメニューを設置する
「JP / EN」「日本語 / English」などのボタンをヘッダーへ配置する方法です。
企業サイトでは最もわかりやすく、PC・スマートフォンの両方から見つけやすい位置に設置できます。
2. グローバルメニューへ言語切り替えを追加する
WordPressのメニュー機能や多言語化プラグインの機能を利用し、ナビゲーションメニュー内に言語切り替えを表示します。
スマートフォンではハンバーガーメニューの中に格納されることもあるため、ユーザーが見つけやすいか実機で確認してください。
3. ページ同士を対応付けて切り替える
多言語サイトでは、単純に日本語トップページと英語トップページを往復するだけでは不十分です。
たとえば、
日本語:example.com/service/
英語:example.com/en/service/
という対応関係を設定し、サービスページ上で「EN」をクリックした場合には対応する英語サービスページへ移動できるようにします。
この対応付けは、WPML・Polylangなどの多言語化プラグインを利用すると管理しやすくなります。
国旗だけの表示は避けた方がよい場合もある
国旗は「国」を表すものであり、「言語」と完全に一致するわけではありません。
英語は米国だけで使われる言語ではないため、企業サイトでは「EN」「English」など言語名を表示する方がわかりやすい場合があります。
WordPress多言語化プラグインおすすめ4選を比較
WordPressの多言語化では、プラグインによって翻訳方法や管理方法が大きく異なります。
「有名だから」「無料だから」という理由だけで選ばず、自社のサイト構造や運用体制に合わせて選びましょう。
| プラグイン | 主な特徴 | 翻訳方法 | SEO | 向いているサイト |
| WPML | 多言語サイト向け機能が豊富 | 手動・翻訳連携など | 対応しやすい | 中規模~大規模の企業サイト |
| Polylang | 言語別ページをWordPressに近い操作で管理 | 手動翻訳中心 | 対応しやすい | 自社で翻訳原稿を管理する企業サイト |
| TranslatePress | 実際の画面を見ながら翻訳できる | 手動・自動翻訳連携 | 構成に応じて対応 | 更新担当者の操作性を重視するサイト |
| Weglot | クラウド型で短期間に多言語展開しやすい | 自動翻訳+修正 | サービス側機能を活用 | スピード重視・複数言語サイト |
プランや機能は変更されることがあるため、導入時には各サービスの最新仕様を確認してください。
WPML|本格的に多言語サイトを管理したい場合
WPMLは、WordPressの多言語サイトで広く利用されている有料プラグインです。
固定ページや投稿だけでなく、カスタム投稿、カスタムフィールド、メニュー、テーマやプラグインが出力する文字列などを多言語管理する機能があります。
企業サイトやWooCommerceを利用したECサイトなど、本格的な多言語運用を検討している場合の候補になります。
一方で機能が多いため、サイト構造を理解せずに導入すると管理が複雑になりやすい点には注意が必要です。
Polylang|日本語ページと英語ページを個別に管理したい場合
Polylangは、投稿や固定ページを言語ごとに作成し、それぞれを関連付けて管理する方式です。
日本語ページと英語ページをそれぞれ担当者が編集する運用と相性がよく、自社内で翻訳済みの原稿を準備できる企業にも向いています。
無料で始められる構成もありますが、必要な機能によって有料版や追加機能を検討します。
TranslatePress|実際の画面を見ながら翻訳したい場合
TranslatePressは、実際のWebページを確認しながら翻訳箇所を編集できる点が特徴です。
「管理画面のどの文字列が、サイトのどこに表示されているのかわからない」という多言語サイト特有の問題を減らしやすく、Web担当者が直感的に編集したい場合に向いています。
Weglot|短期間で多言語化したい場合
Weglotはクラウド型の仕組みを利用し、WordPressサイトを短期間で多言語化しやすいサービスです。
自動翻訳を起点に複数言語へ展開し、その後必要な部分を修正する運用に向いています。
一方で継続利用を前提としたサービスのため、対象ページ数・言語数・翻訳量と料金のバランスを確認してから導入しましょう。
WordPress多言語化プラグインを選ぶ7つのポイント
1. 言語別URLを作成できるか
SEOを考える場合は、日本語・英語など言語ごとに検索エンジンが認識できるURLを持たせることが重要です。
2. hreflangを管理できるか
日本語版・英語版などの対応関係を検索エンジンへ伝えられるかを確認します。
3. 翻訳後の更新がしやすいか
日本語ページを変更したときに、対応する英語ページが古くなっていることを担当者が把握できる仕組みがあると運用しやすくなります。
4. カスタム投稿やカスタムフィールドへ対応できるか
企業サイトでは、WordPress標準の固定ページ・投稿以外に、独自の投稿タイプやカスタムフィールドが利用されているケースが少なくありません。
本文だけでなく以下の項目を確認します。
- カスタム投稿タイプ
- カスタムフィールド
- Advanced Custom Fieldsなどで作成した項目
- テーマオプション
- ウィジェット
- ページビルダー
5. 問い合わせフォームを多言語化できるか
Contact Form 7などを利用している場合、フォーム本体だけでなく入力エラー、自動返信メール、管理者通知メールまで言語別に管理できるか確認します。
6. WooCommerceなど他プラグインと連携できるか
ECサイトを多言語化する場合は、商品名だけでなく、商品説明、カテゴリー、カート、決済画面、メールなどにも影響します。
7. 制作会社・保守会社が継続対応できるか
多言語化プラグインはWordPress本体、PHP、テーマ、SEOプラグイン、キャッシュプラグインなどの影響も受けます。
導入時だけでなく、アップデート後の検証まで対応できる体制を確認してください。
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既存WordPressを多言語化する前に確認したい8項目
すでに運用しているWordPressへ多言語化プラグインを追加する場合は、本番環境へすぐインストールするのではなく、事前調査をおすすめします。
1. WordPress本体・PHPのバージョン
WordPress本体やPHPが古い場合、多言語化プラグインの導入前にアップデートが必要になることがあります。
2. テーマとの互換性
オリジナルテーマや長期間更新されていないテーマでは、多言語化を想定して作られていない場合があります。
3. 使用中のプラグイン
SEO、フォーム、キャッシュ、ページビルダーなど、既存プラグインとの組み合わせを確認します。
4. カスタム投稿・カスタムフィールド
製品情報、事例、スタッフ情報などを独自投稿として管理している場合、各項目を外国語でも編集できるようにする必要があります。
5. URL構造
既存URLを変更せずに「/en/」などを追加できるか確認します。
6. バックアップ
既存サイトへ大きな変更を加える前には、データベースとファイルの両方をバックアップします。
7. ステージング環境
可能であれば本番サイトとは別のテスト環境で、多言語化後の画面・フォーム・URL・SEO設定などを確認します。
8. 更新担当者と更新フロー
日本語を更新したあと、誰が外国語版を更新するのかを決めます。
制作会社が仕組みを構築しても、公開後の運用ルールが決まっていなければ多言語ページが古くなってしまいます。
WordPress多言語化で重要なSEO設定
海外からの検索流入を目的にWordPressを多言語化する場合、翻訳と同じくらい重要なのが多言語SEOです。
言語ごとにURLを分ける
日本語・英語などのページごとに、検索エンジンが認識できる固有URLを持たせます。
たとえば、
日本語:example.com/service/
英語:example.com/en/service/
という形式です。
JavaScriptなどで表示文章だけを変更し、URLが日本語と英語で共通になっている構成は、SEOを目的とした多言語サイトでは慎重に検討する必要があります。
hreflangを設定する
hreflangは、同じ内容について日本語版・英語版などが存在することを検索エンジンへ伝えるための設定です。
たとえば、次のように言語別ページを関連付けます。
<link rel="alternate" hreflang="ja" href="https://example.com/service/" /> <link rel="alternate" hreflang="en" href="https://example.com/en/service/" />
各言語ページから相互に指定し、自分自身の言語ページも含めて設定することがポイントです。
必要に応じて、特定言語・地域を指定しないユーザー向けにx-defaultを設定することもあります。
canonicalを確認する
英語ページを独立した検索対象として公開する場合、英語ページのcanonicalが誤って日本語ページへ統一されていないか確認します。
hreflangだけでなくcanonicalとの組み合わせまで確認してください。
title・meta descriptionも言語ごとに設定する
本文は英語なのにtitleタグやmeta descriptionだけ日本語のまま、というケースがあります。
海外SEOを行う場合は単純な直訳ではなく、対象地域のユーザーが検索する言葉を考慮してタイトルや見出しを作成します。
言語ごとの内部リンクを確認する
英語ページ本文から日本語ページへ大量にリンクしていると、英語ユーザーの利便性が下がります。
サービスページ、会社概要、問い合わせなど、各言語内で自然に回遊できる内部リンク構造を作ります。
XMLサイトマップを確認する
多言語化したページがXMLサイトマップへ適切に含まれているか確認します。
WPMLなどの多言語化プラグイン導入後もSEO設定を確認する
多言語化プラグインを導入しただけで、SEOがすべて自動的に最適化されるとは限りません。
SEOプラグインとの連携を含め、公開前に次の項目を確認します。
- 各言語のtitle
- meta description
- canonical
- hreflang
- XMLサイトマップ
- noindexの有無
- パンくずリスト
- 内部リンク
WordPress多言語化で自動翻訳を使っても大丈夫?
WordPressの多言語化では、AIや機械翻訳を利用して初期翻訳を効率化する方法もあります。
重要なのは、自動翻訳された文章を確認せず公開するのではなく、ユーザーに正しい情報が伝わる状態へ整えることです。
特に以下のページは、人による確認を行うことをおすすめします。
- トップページ
- 会社概要
- サービス・製品ページ
- 料金ページ
- 問い合わせページ
- 採用ページ
- 専門用語が多いページ
製品名、業界用語、社内独自の表現などは、一般的な自動翻訳では意図と異なる表現になることがあります。
また海外SEOでは、日本語キーワードをそのまま翻訳するだけでなく、対象国・地域で実際に使用される検索表現を調査することも重要です。
WordPressをプラグインなしで多言語化する方法
「プラグインをできるだけ増やしたくない」という理由から、WordPressをプラグインなしで多言語化したいケースもあります。
プラグインなしでも多言語サイトは構築できますが、開発・管理の難易度は上がります。
言語別に固定ページを作成する
小規模サイトであれば、日本語ページとは別に英語ページを固定ページとして作成し、独自テンプレートなどで管理できます。
ただし、日本語ページと英語ページの関連付け、言語切り替え、hreflangなどを独自に実装する必要があります。
WordPressマルチサイトを利用する
WordPressのマルチサイト機能を使い、日本語サイトと英語サイトを別サイトとして管理する方法もあります。
国・地域ごとに運営部署やコンテンツが大きく異なる場合には有効ですが、構築・保守にはWordPressの専門知識が必要です。
独自の多言語管理機能を開発する
大規模サイトでは、多言語化プラグインに依存せず独自機能を開発する方法もあります。
自由度は高くなりますが、開発費や保守費も大きくなるため、一般的な企業サイトでは多言語化プラグインを利用した方が費用対効果に優れるケースが多くあります。
WordPress多言語化の費用相場
| 対応内容 | 費用の目安 |
| プラグインを自社で設定 | プラグイン利用料+社内作業コスト |
| 翻訳のみ | 5万円~30万円 |
| 既存WordPressへの多言語機能追加 | ページ数・仕様により個別見積もり |
| 英語版ホームページ制作 | 50万円~150万円 |
| コーポレートサイト全体の制作・リニューアル | 80万円~ |
上記は目安です。ページ数、翻訳文字数、対応言語、WordPressの構造、使用テーマ、カスタム投稿、フォーム、EC機能などによって費用は変動します。
既存WordPressの場合は、管理画面やテーマの構造を確認しないと、正確な作業量を判断できないケースがあります。
WordPress多言語化でよくある7つの失敗
1. 多言語化プラグインを入れただけで完成したと考える
プラグインは多言語サイトを管理するための仕組みです。翻訳、SEO、言語切り替え、フォーム、更新体制まで設計する必要があります。
2. URL設計を後回しにする
公開後に「/en/」から別方式へ変更すると、リダイレクトやSEO対応などの作業が増えます。
3. メニューやフォームに日本語が残る
本文だけ確認していると、ヘッダー、フッター、ボタン、入力エラー、自動返信メールなどに日本語が残りやすくなります。
4. 自動翻訳を確認せず公開する
製品名・専門用語・サービス独自の表現が誤って翻訳される可能性があります。
5. 日本語ページだけ更新する
料金や製品仕様を日本語だけ更新し、英語版が古いままになると、海外ユーザーへ誤った情報を提供することになります。
6. hreflangやcanonicalが間違っている
画面上は問題なくても、検索エンジンへの指定が正しくないケースがあります。公開前にソースやSEO設定を確認します。
7. 本番環境へ直接導入する
既存サイトへ多言語化プラグインを導入すると、テーマや他のプラグインとの組み合わせによって表示や管理画面に影響する場合があります。
バックアップを取得し、可能であればテスト環境で確認してから本番へ反映するのが安全です。
WordPress多言語化を自社で行うか制作会社へ依頼するか
| 条件 | 自社対応 | 制作会社への依頼 |
| ページ数が少ない | ○ | ○ |
| 社内にWordPress担当者がいる | ○ | △ |
| カスタム投稿・ACFを多用している | △ | ○ |
| 海外SEOを重視している | △ | ○ |
| WooCommerceを利用している | △ | ○ |
| 3言語以上へ展開する | △ | ○ |
| 社内に保守担当者がいない | △ | ○ |
数ページ程度の小規模サイトで、WordPressの知識を持つ担当者がいる場合は、自社で多言語化することもできます。
一方、企業のコーポレートサイト、製品サイト、採用サイト、ECサイトなど、検索流入や問い合わせにつながる重要なWebサイトでは、WordPress構築・翻訳・多言語SEO・公開後の保守まで含めて設計した方が運用しやすくなります。
WordPressの多言語化ならファーストネットジャパンへ
ファーストネットジャパンは、1998年創業・大阪市中央区に拠点を置くWeb制作会社です。4,000件超の制作実績をもとに、ホームページの企画・設計・WordPress構築から、翻訳・多言語対応、SEO、公開後の保守・運用改善まで一貫してサポートしています。
既存WordPressの多言語化では、現在利用しているテーマ、プラグイン、カスタム投稿、カスタムフィールド、フォームなどを確認し、現在のサイトを活かせるのか、部分的な改修が必要なのかを判断します。
特に既存サイトの場合、いきなり多言語化プラグインを導入するのではなく、バックアップやテスト環境を用意したうえで、表示・管理画面・SEO・フォームまで確認してから本番環境へ反映することが重要です。
ファーストネットジャパンではWeb制作だけでなく翻訳サービスも提供しているため、WordPressの技術対応と翻訳を別会社へ発注する必要がありません。
「英語ページを追加したいが、どのプラグインを使えばよいかわからない」「現在のデザインを変えずに多言語化したい」「海外SEOまで含めて相談したい」という段階でも構いません。
公開後のWordPressアップデート、プラグイン更新、バックアップ、表示確認などの保守についてもご相談いただけます。
まだ要件が固まっていない段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
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英語・多言語ホームページ制作の進め方と費用
翻訳・多言語対応サービス
WordPressを含むホームページ制作サービス
よくある質問
Q. WordPressは無料で多言語化できますか?
可能です。無料で利用できる多言語化プラグインや無料プランがあるサービスもあります。ただし、SEO機能、翻訳管理、WooCommerce連携、サポートなど必要な機能によって有料版が必要になる場合があります。企業サイトでは初期費用だけでなく、公開後の更新・保守まで含めて選ぶことが重要です。
Q. WordPressの多言語化にはどのプラグインがおすすめですか?
用途によって異なります。多言語サイトを本格的に管理したい場合はWPML、言語別ページを個別に管理したい場合はPolylang、画面を確認しながら翻訳したい場合はTranslatePress、短期間で自動翻訳を活用したい場合はWeglotなどが候補です。既存テーマやプラグインとの互換性も確認してください。
Q. WordPressで日本語と英語を切り替えるにはどうすればよいですか?
多言語化プラグインなどを利用して日本語ページと英語ページを関連付け、ヘッダーやグローバルメニューに「JP / EN」「日本語 / English」などの言語切り替えを設置する方法が一般的です。現在閲覧しているページに対応する外国語ページへ切り替えられる設計にするとユーザーが利用しやすくなります。
Q. 自動翻訳を使ってWordPressを多言語化できますか?
可能です。自動翻訳を利用して初期翻訳を効率化できます。ただし、会社情報、製品情報、料金、問い合わせなど重要なページは、専門用語や固有名詞を含めて公開前に内容を確認することをおすすめします。海外SEOを行う場合は対象地域で使われる検索表現も確認する必要があります。
Q. WordPressはプラグインなしでも多言語化できますか?
可能です。言語別に固定ページを作成する方法、WordPressマルチサイトを利用する方法、独自の多言語管理機能を開発する方法があります。ただし、ページの対応関係、言語切り替え、hreflang、更新管理などを独自に実装する必要があるため、一般的な企業サイトでは多言語化プラグインを利用した方が管理しやすいケースが多くあります。
Q. WordPress多言語化の費用はいくらですか?
翻訳のみであれば5万円~30万円、英語版ホームページ制作は50万円~150万円が目安です。既存WordPressへの多言語機能追加は、ページ数、対応言語、テーマ、プラグイン、カスタム投稿、フォームなどの仕様によって作業量が変わるため個別見積もりになります。
まとめ|WordPress多言語化はプラグインだけでなくSEOと運用まで設計する
WordPressを多言語化するだけであれば、多言語化プラグインや外部サービスを利用することで比較的スムーズに始められます。
しかし企業サイトとして成果につなげるためには、翻訳するだけでなく、言語別URL、言語切り替え、hreflang、canonical、フォーム、更新フロー、WordPressの保守まで含めて設計することが重要です。
- 一般的な企業サイトでは多言語化プラグインを利用する方法が導入しやすい
- WPML・Polylang・TranslatePress・Weglotなどは管理方法や特徴が異なる
- WordPressの「サイトの言語」を変更するだけでは多言語サイトにはならない
- 日本語・英語は対応するページ同士を切り替えられる設計にする
- 言語ごとに独立したURLを用意する
- hreflang・canonical・titleなど多言語SEOを確認する
- 自動翻訳を利用する場合も重要ページは公開前に確認する
- 既存WordPressへ導入する前にバックアップと動作確認を行う
- 日本語ページ更新時に外国語ページも更新する運用体制を作る
ファーストネットジャパンでは、WordPressサイトの制作・多言語化・翻訳・SEO・公開後の保守まで一貫して対応しています。
既存サイトを活かせるかどうかの調査から対応できますので、「どのプラグインを選べばよいかわからない」「まず英語版だけ追加したい」といった段階でもお気軽にご相談ください。
WordPressで
お困りではありませんか?
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